表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
藤凰院理子と奇妙な学園  作者: 石表
31/39

31 悪魔の契約と織田姫子4

 その日、11兆7584億9931万4257体に分裂したクックパッドによって、世界は滅びようとしていました。



「…異次元の存在は、クックパッドの特性を利用しているです。


 あのクックパッド達の中身は同じ異次元空間につながっていて、

 異次元から飛来した霊が操作しているです。


 一つを破壊しても霊は異次元空間を通って別のクックパッドに移動し、

 細胞分裂するです。


 約12兆体で安定しているのは、

 異次元霊の数がそれだけだから……です。」 明日葉



「こんなこともあろうかと、藤凰院家の財力と科学技術を結集して建造しておいた、


 宇宙要塞“終焉の騎士”


 の主砲テラ・フレアで完全同時狙撃、撃破します。」 理子


(「本当のところは、何のために建造したんだろうな。」 小声で古瀬)


「しかし、お嬢様。


 スペック上は可能ですが、コンピュータの誤差やタイムラグもあるので、

 12兆の目標を完全に同時に狙撃するのは至難の業かと。


 もし外せば再チャージに30年かかります。」 百瀬


「だから、私がいるのさ。


 5秒後を予知できる私なら、…出来るにょろん!!」 榛名



 そして宇宙に上がった榛名が、テラ・フレアの調整を行い狙撃するのでした。


「絶対、当たる!」 榛名


 発射された無数のビームは地表のクックパッド目がけて降り注ぎます。ビームに狙撃され崩壊していくクックパッド達。しかし、9%のビームがクックパッドの横を通り過ぎるのでした。



「それでも、当たる!」 榛名


「お願い、当たって☆」 何故か教会で祈りを捧げている咲久羅


くぉおおおぉおおぉぉぉぉぉぉぉぉおおおぉぉぉぉおおん。叫び声をあげる大天使ガブリエル。


 クックパッドの横を通過したビームは、ちょっと停まって左右を見渡した後、Uターンしてクックパッドを直撃するのでした。




「全弾命中です!」 百瀬


「……異次元霊が、地球上から完全に消滅したです。」 黒魔術の水晶玉で確認する明日葉


「そんなバカな!まだいた、にゅるん!?」 八瑠佳


 学園内でモニターされる1体のクックパッド。




「おりょ?」 外の喧騒に気付かず押し入れで寝ていたオリジナルのクックパッド。


おしまい

お読み頂きありがとうございます。

よろしければ評価を押していただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ