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藤凰院理子と奇妙な学園  作者: 石表
24/39

24 学園七王と白井嬢緒5

ごろんと床に転がる理子。



その数分前。


「(ヘ~ビもダメ~。ウナギもダメ~。)にゅるん。」


あまりに絶望的な状況に思わずイ○テルのCMが頭を回り、


「(セーラームー○なら女王に勝てるかな?)」


などと愚にもつかぬ事を考えてしまう八瑠佳(はるか)でした。



「何だか寒気がして参りましたわ・・・。」 自らの肩を抱く咲久羅(さくら)


「・・・守護霊が消滅したから。


 でも、数日で元に戻ると思うから、


 それまでその子に守ってもらうといいよ・・・です。」 霊王


「にゃ~おっ。(が、ガンバるぞぉ~)」 マリアンヌ(オスネコ)



そのとき理事長室の扉が開き、理子が出てきて女王の前に進み出たのです。


「白井さま・・・、とおっしゃいましたか?


 貴女の目的は何でございますか?」 理子


「そなたが理事長か?わらわの目的はそなたを倒すこと。」 女王


そして、冒頭に戻ります。



「なんのマネじゃ?」 女王


「抵抗の手段がございませんので、手間をすっかり省いてしまおうと。


 それで、私を倒してどうしたかったのですか?」 理子


「よいじゃろう。聞かせてやろう。


 実はわらわはこの世界の人間ではない。」 女王


「なんですって~。(にゅるん。)」 咲久羅 & 八瑠佳


「(うんうん、絶対そうだと思ってました。)にょろん。」 榛名(はるな) & 霊王



「そなたに恨みはないが、元の世界に帰る方法、


 そなたを倒せば教えると大王が言っておったのでのう。」 女王


「そうですか。では、本人に聞いてみましょう。」 理子


ちん。


そのときエレベータの到着を告げる音が鳴るのでした。



エレベータから出てきたのは2人の男と、それに引きずられる1人の男。


「お嬢、しょっぴいてきたぜ。」 榛名の執事(元傭兵)・古瀬


「うむ。ご苦労。」 榛名


「お嬢様、ただいま馳せ参じました。」 咲久羅の執事(天才外科医)・片瀬


「大義です。」 咲久羅


引きずられてきた男は黄金の仮面を付け、白青ストライプのパンツ一丁に簀巻きです。



「大王さん、貴方は白井さまが元の世界に戻る方法をご存知なのですか?」 理子


「すんません。知りません。あれはウソでした。ほんと、すんません。」 大王


「なんじゃとぉ!?」 女王


「そこで白井さま、貴方が元の世界に戻る方法。


 藤凰院家が総力を挙げてお調べ致しますわ。」 理子



「そしてそれまでの間、私の屋敷をご自分の城と思ってお使い下さいませ。


 1日3回の食事と2回のお茶は、この世界の美味珍味を集めて、


 お楽しみ頂きます。


 また、ご不自由が無いよう百人の美少年、美青年、ナイスミドルを集めて、


 白井さまのお世話をさせます。いかがでしょうか?」 理子



「うむ。わらわも取り分け平和を愛でる人間として、


 妥当な落とし所を申し出てくれたことに礼を申すぞ。」 嬢緒


「ありがとうございます。」 理子


「ところで。」 白井さま


「なんでございましょう?」 理子


「・・・ナイスミドル多目で。」 嬢緒


「かしこまり☆」 理子



「お嬢様。警備員、爆王、笑王の緊急手術成功致しました。」 片瀬


「ありがとう。みんな無事でよかったわ☆」 咲久羅


「ほいで、こいつらどうするよ?」 古瀬


「そうですね。学園内の清掃とか、無償奉仕をして頂きましょう。」 理子


「ふふふふっ。学園内の清掃と言うと、


 ジャングルとか砂漠とか深海も含むのか?」 榛名


「おーほほほっ。当然ですわ♪」 理子


「・・・大王、爆王、笑王。


 ・・・・・・三人そろって大爆笑。くす。」 霊王



「ところで、心王。」 榛名


「(ギクッ。) は、八瑠佳ちゃんで~す♡」 八瑠佳


「毎日、マッサージ1時間追加な。」 榛名


「・・・ハイ。」 八瑠佳



魔人買収完了☆

清掃中に行方不明にならいといいですね、大爆笑のみなさん。

そんな、こんなで学園ももうすぐ夏です♪


おしまい。

お読み頂きありがとうございます。

よろしければ評価を押していただければ幸いです。

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