24 学園七王と白井嬢緒5
ごろんと床に転がる理子。
その数分前。
「(ヘ~ビもダメ~。ウナギもダメ~。)にゅるん。」
あまりに絶望的な状況に思わずイ○テルのCMが頭を回り、
「(セーラームー○なら女王に勝てるかな?)」
などと愚にもつかぬ事を考えてしまう八瑠佳でした。
「何だか寒気がして参りましたわ・・・。」 自らの肩を抱く咲久羅
「・・・守護霊が消滅したから。
でも、数日で元に戻ると思うから、
それまでその子に守ってもらうといいよ・・・です。」 霊王
「にゃ~おっ。(が、ガンバるぞぉ~)」 マリアンヌ(オスネコ)
そのとき理事長室の扉が開き、理子が出てきて女王の前に進み出たのです。
「白井さま・・・、とおっしゃいましたか?
貴女の目的は何でございますか?」 理子
「そなたが理事長か?わらわの目的はそなたを倒すこと。」 女王
そして、冒頭に戻ります。
「なんのマネじゃ?」 女王
「抵抗の手段がございませんので、手間をすっかり省いてしまおうと。
それで、私を倒してどうしたかったのですか?」 理子
「よいじゃろう。聞かせてやろう。
実はわらわはこの世界の人間ではない。」 女王
「なんですって~。(にゅるん。)」 咲久羅 & 八瑠佳
「(うんうん、絶対そうだと思ってました。)にょろん。」 榛名 & 霊王
「そなたに恨みはないが、元の世界に帰る方法、
そなたを倒せば教えると大王が言っておったのでのう。」 女王
「そうですか。では、本人に聞いてみましょう。」 理子
ちん。
そのときエレベータの到着を告げる音が鳴るのでした。
エレベータから出てきたのは2人の男と、それに引きずられる1人の男。
「お嬢、しょっぴいてきたぜ。」 榛名の執事(元傭兵)・古瀬
「うむ。ご苦労。」 榛名
「お嬢様、ただいま馳せ参じました。」 咲久羅の執事(天才外科医)・片瀬
「大義です。」 咲久羅
引きずられてきた男は黄金の仮面を付け、白青ストライプのパンツ一丁に簀巻きです。
「大王さん、貴方は白井さまが元の世界に戻る方法をご存知なのですか?」 理子
「すんません。知りません。あれはウソでした。ほんと、すんません。」 大王
「なんじゃとぉ!?」 女王
「そこで白井さま、貴方が元の世界に戻る方法。
藤凰院家が総力を挙げてお調べ致しますわ。」 理子
「そしてそれまでの間、私の屋敷をご自分の城と思ってお使い下さいませ。
1日3回の食事と2回のお茶は、この世界の美味珍味を集めて、
お楽しみ頂きます。
また、ご不自由が無いよう百人の美少年、美青年、ナイスミドルを集めて、
白井さまのお世話をさせます。いかがでしょうか?」 理子
「うむ。わらわも取り分け平和を愛でる人間として、
妥当な落とし所を申し出てくれたことに礼を申すぞ。」 嬢緒
「ありがとうございます。」 理子
「ところで。」 白井さま
「なんでございましょう?」 理子
「・・・ナイスミドル多目で。」 嬢緒
「かしこまり☆」 理子
「お嬢様。警備員、爆王、笑王の緊急手術成功致しました。」 片瀬
「ありがとう。みんな無事でよかったわ☆」 咲久羅
「ほいで、こいつらどうするよ?」 古瀬
「そうですね。学園内の清掃とか、無償奉仕をして頂きましょう。」 理子
「ふふふふっ。学園内の清掃と言うと、
ジャングルとか砂漠とか深海も含むのか?」 榛名
「おーほほほっ。当然ですわ♪」 理子
「・・・大王、爆王、笑王。
・・・・・・三人そろって大爆笑。くす。」 霊王
「ところで、心王。」 榛名
「(ギクッ。) は、八瑠佳ちゃんで~す♡」 八瑠佳
「毎日、マッサージ1時間追加な。」 榛名
「・・・ハイ。」 八瑠佳
魔人買収完了☆
清掃中に行方不明にならいといいですね、大爆笑のみなさん。
そんな、こんなで学園ももうすぐ夏です♪
おしまい。
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