11 宇宙人と北東寺榛名6
「話し合おう。」 しゃべる脳
「何を・・・言っているの!?」 咲久羅
「それで済むと思っているのか!?
お嬢様に謝れ!」 片瀬
「お互い文明人じゃないか。」 しゃべる脳
「つまり、もう手詰まりだと。
形から想像するに、
考えて命令するしか支配者型にはできないようですね。」 理子
「過去は水に流し、未来の共存を考えようよ!
ねっ!ねっ!」 しゃべる脳
「・・・お嬢。コレ使えや。」 古瀬
脳の目の前まで近づく榛名さま。
「このボゲぇーーーーーーーーーっ。」
超合金製のハリセンを一閃。
ばっちぃいい~~~~んっ。
窓を突き破り、タワーの外を落下して行く脳みそ。
「あ~~~~~れ~~~~~~、
いや~~~~~ん。」 しゃべる脳
「お嬢様、お茶にしますか?」 百瀬
「そうね。」 理子
そのころ、学園教員用女子寮で。
「そういえば杉崎先生。この間の合コンどうでした?
なんでも王子が来るって。」 ジェニー
「それが見当違いもいいとこで、
はに○るくんみたいのが来ちゃったのよ。」 杉崎先生
「ああ、
『お~いっ♪ は○まる♫ は○まる王子♬』
みたいな。」 ジェニー
「よく知ってるわね~。
あれ?今、窓の外をタコみたいなのが落ちて行かなかった?」 杉崎先生
「そんなはずないじゃないですか~。
あはははははは。」 ジェニー