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⑦日本三景へ

 中田は鞄に、化学、科学書を詰め込んだ。翌朝、美紀と美沙子を迎えに行く。三景の近くに名刹がある。中田は、並ぶ仏像由来を観光ガイド宜しく二人に話すと、嬉しそうに頷いていた。

 夕刻、ホテルにはいる。部屋は和風と洋風の折衷。夕食はラウンジに行く。

 よくあるメニュー。

「私、海老が好きなの」

 中田は、自分の土鍋から海老を取り分けた。

 部屋にもどると、和風畳敷きに布団が三つ並んでいた。

 風呂から上がると、二人は端々に陣取っている。中田は洋風の間のソファーに座り、鞄から書籍を取り出しテーブルに置いた。二人は、寝てしまう。

 中田は、ソファーに寝そべり本を開いた。窓の外は、点滅する灯台が見え煙草をふかした。寝ている二人を伺い、布団をかけ直してやる。本当に寝ているのかは分からない。ソファーに戻り、窓の外を眺めた。

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