来たる、救世主(になるかもしれない人)
なんとかセーフ
本日なんと新キャラが!!?
ちょっと作風とかいろいろ変わってるかもだけどブランクってことで許して!
しかし、いつまでも現実から目を逸らし続けるわけにもいかないわけで……
「ねぇ、レイさん。ちょっと聞いていい?このリミットスキルなんだけど、剣を足に装備しなくちゃ攻撃出来なくなっちゃったんだよね。それで、剣作ってくれる人か、足装備の剣を入手する方法。紹介してくれないかなぁ?」
とりあえず、剣を足に装備するためは、足用の剣を手に入れるしかないのだ。そのためには、レイさんに聞くのが一番良い。そう考えた僕はダメ元で聞いてみることにした。
「うーん、分かんないけど、β時代に鍛冶師で有名だったクロオビって人ならもしかしたらそんな剣も作れるかもしれない……。で、私もコネって程じゃないけど、顔見知り程度の関係なら紹介出来るかもしれないけど、どうかな…?あくまで作れる可能性があるってだけで、作れないかもしれないけどね………」
マジで!!!!???
マジすか!!?
レイさん、神かよ!!
するとレイさんは何故か少し顔を曇らせながらも僕の予想の遥か上を行く回答をしてきたのだ。
いやいやいや、可能性が低いとはいえ、知り合いの鍛冶師でしかもβで有名だった人を紹介してくれるの!!??優しすぎやろ!!神過ぎるやろ!!!!!!
予想を超える優しさにテンションがマックスになった僕と何故かテンションの下がったレイさんは、急いで狩りを終え、町へと戻るのだった。
でもこの時の僕は気づけなかったのだ。レイさんの小さく漏らした独り言を。
「でも、この子紹介したらまためんどくさいことになるよなぁ…。てか、私まで嫌われたらどうしよ…」
町に戻り、さっそく彼女が紹介してくれるというクロオビさんとやらのところへ向かう。そこは、町の中心街から少し離れた場所だった。まだ小さいが、まだ1週間もしていないのに既に自分の店を持っているというのは、相当なプレイヤーなのであろう。
なぜこの店が彼の店って分かるのかって???そりゃ、お前さん、あれだよ。
店のサイズと明らかにあっていないような大きな看板がショッキングピンクに塗ってあって、そこにクロオビの店って書いてれば、誰でも彼の店って分かるって寸法さ。
「うーん…。君がめちゃくちゃ必死に鍛冶師を求めてたのが分かったから今回は紹介したけど、本当は紹介したくなかったんだよね…。どう、今からでも考えなおさない?」
店の目の前で、レイさんがもう一度念を押すように聞いてくる。
「いやいや、もう目の前じゃないですか。ここまで来て、諦めて戻るってのは無しッスよ!」
そういうと、僕は店の扉をくぐろうとしt…
したかったのだが、できなかった。後ろから頭をつかまれたのだ。
「貴方、何故わたくしの城に不法侵入しようとしているのでして?答えによっては許しませんわ」
?????????????????????
頭を掴まれると同時に、ドラマや映画で出てくるようなやくざのおっさんの声が上から降ってくる。外国のお嬢様のような口調とお腹に響く低すぎる声。その二つがあまりにもかけ離れすぎていて、僕は思わず思考を放棄してしまったのだった。
新キャラ:クロオビ、cv:杉田智和or中村悠一かな
他に、こいつはこの声優がいいって人いたら感想へgo!(露骨に感想募集していくでー)
てか、タイトルもだいぶ酷いなぁ
なんかよさそげなものがあれば、そちらも感想へ!!
感想、ブクマ、評価待ってます!