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嗚呼、絶望はやってくる

ただいまです

そこはまさしく地獄の世界だった。あたり一面がすべて朱く染まる。

その中でも返り血と炎に照り返した奴の顔は、特に紅い。




「こりゃ、笑うしかねぇな」

「ほんとそうッスねー」

二人でこそこそと話していると、どうやら奴は俺を見つけたらしい。こっちへ一歩一歩踏みしめるようにゆっくりと向かってくる



「まあ、これでも一応トップランカーってやつだしな、やられっぱなしってわけにゃいかん」

「まあ、そうッスねー、ちょっくら2人でちょっかいかけてきますか!!」


俺としても、あの余裕そうなあいつの顔に一撃でも入れておかないと気が済まないのだ



「行くか!!!!」



「「うおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」」

雄たけびを上げながら、俺たちは奴へ向かって突撃した







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ときは巻き戻り、リミットスキルの通知が来たあの日。


レイさんにリミットスキルのことを聞かれ、咄嗟にごまかすことができなかった僕に対し、

レイさんはリミットスキルのことを根掘り葉掘り聞いてきた。


「えっ、えっ、えっ!!!??リミットスキル手に入れちゃったの!!??」

「ちょ、ちょ、ちょっと待って。マジ????」

「って、ちょっと待って。まずリミットスキルって何???」

「てか、制限システムって???」

「てか、てかリミットスキルの入手条件って!!!??」

「てか、ヤバくない??条件も分からずリミットスキル入手するって!!」


大阪のおばちゃんもびっくりのマシンガントークが僕に襲いかかる。




「ちょ、ちょ、ちょっと待って」

何とか、今にも飛び掛かってきそうなレイさんをなだめて、分かる質問に答えることにした僕。

「まずリミットスキルだけど、【脚剣術】ってやつ。で、リミットスキルだけど、剣脚使用時のダメージが5倍になる代わりに、足以外には剣が装備できなくなった」

とりあえず、とばかりにリミットスキルについて答えるとさらに質問が飛んでくる。



「それって結構地雷じゃね???てか、どうやって手に入れたん????」

更に詰め寄ってくるレイさん。


「ちょっ、ちょっ、ちょ、ちょっと待って。答えるから。リミットスキルだけど、結構地雷。足装備の剣とかオーダーメイドじゃなきゃ作れない武器使わないといけなくなっちゃった。で、リミットスキルの入手だけど、ちょっとねぇ…。僕の名誉の為にここは言わないってことで許して…。その代わりだけど、リミットスキル入手時の称号を教えるから!」

そういうと、レイさんは目をキラキラさせて


「えっ!!!!えっ!!何!!なにそれ!!??」

と聞いてくる。


「【理を外れし者】【無理が通れば道理が引っ込む】ってスキルで……。えぇーっと、何?なんか、この【理を外れし者】は攻撃力が上がる代わりに攻撃手段が制限されるってもので、【無理が通れば道理が引っ込む】はリミットスキルでのダメージが1.2倍にするってやつ」



「それって、結局地雷じゃn……」

それは言わない約束だよ、レイさん。



そう心の中で呟きながら、僕は静かに現実から目を逸らしたのだった。

月1万文字を目標に頑張ります

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