表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

37/51

勇者ちゃんにスキル教えて貰おう計画!(レイさん視点)

昨日の一日のpv数が6004と初めて6000超えました!!(拍手!)

ブクマが414件、評価が1491ptと着々と伸びてる!!

いつも読んでくださりありがとうございます!


今回修正しまくったらめっちゃ長くなったんですけど(笑)

「今度は私の番ね!」

彼女が【魔力操作】を取ったことを確認し、私はそう切り出した。

そもそも私が彼女とパーティーを組もうと思ったのは、ソロの女の子同士だったからというわけではない。私の本当の目的である、この前見たスライディングカウンターのスキルを教えてもらうために最善と思ったからである。まあ彼女の戦いを近くで見たいとか、彼女と楽しくおしゃべりをしたいとかの思いが無いわけではないが、それは二の次である。スキルを知りたいが為だけに私は、私のメインスキルである【魔力操作】を教えるくらいには本気であのスキルを知りたいのである。




私がこのスキルを見つけたのは本当に偶然だった。その偶然見つけたスキルが、私を有名プレイヤーの一員に押し上げてくれた。でも、私はそれが不満だった。もっと上に、どん欲に。トッププレイヤーの戦いを間近で見たその日から、私は今の自分の立ち位置が不満になった。

私は有名プレイヤー。トッププレイヤーではなく、有名プレイヤー。

そんな思いが強くなって抑えきれなくなったとき、私は偶然彼女を見た。彼女の戦いを見た。見て、もっと彼女の強さを知りたいと思った。彼女の秘密を知りたいと思った。



その思いを抱えたまま、私は森のボスであるクマを倒しに西の森へと向かっていた。そして、森に入る前に、さあ行くか!と気合を入れ直してふと何気なく後ろを見たのだ。すると、そこには私の強さの象徴となった彼女がいた。



吟遊詩人というサポートタイプのタイマンに不利な職業で、ブレイブも勇者のブレイブ。そんな始まる前から敗北が決まっているようなキャラで、しかも相手はあのテンプレ大剣士型剣聖の中でも中堅から上位クラスに入るような狂人。しかし蓋を開ければ、PvPは彼女の圧勝に終わった。



彼女とパーティーを組みたい!!



憧れとも言える存在につい緊張してしまい少しおかしな口調になってしまったが、彼女とは無事パーティーを組むことができた。そして森の奥への道中、私は彼女に【魔力操作】を教えた。先にこちらから教える事で、よりあっちからの情報を引き出しやすくするためだ。




ま、ぶっちゃけると【魔力操作】から派生したスキルは絶対教えないんだけどね!!



私の職業であるマジックシューターは、高速で魔法を撃つことができ、しかも連射性もよい。しかし、6発撃つと弾込めという10秒程度の動作を必要とするため、どうしても隙が出来る。そのため、6発撃ち切る前に倒す必要があり、【魔力操作】で攻撃力を上げるのは高速・両連射性に優れているが火力の低いマジックシューターととても相性が良いと思いこのスキルを初期スキルとして入手した。

そしてこのスキルだが、スキルの効果説明の文を読んでいるうちに私はふとこんなことを思ったのだ。



これ、魔法補助具なしでも魔法使えるんじゃね????



この【魔力操作】は使用するMPの量を調整することが本質である。それなら、この使用MPゼロのところにMPをつぎ込めば…???



そう思って試しに手のひらにMPを流し込むと、超高速弾が発生したのだ。HPはほとんど削れないが、超高速でノックバック効果のあるその弾。そして、その弾から派生したスキル【マジックストップ】。これが私の本当の武器である。



さすがにこのスキルを交渉のカードとするには抵抗があり、私が正体不明のスキルを教えてもらうためのカードとして使ったのは【魔力操作】だった。幸い、彼女はこの前のPvPで魔法補助具を壊していて、【魔力操作】が無ければ魔法が使えない状態になっている。そのため交渉のカードとして【魔力操作】は絶大な効果を発揮し今に至る。



「この前の街中PvP見てたんだけど、あのスライディングカウンターって何のスキルなの??よかったら、それ教えてよ!」

私がそう聞くと、彼女は不思議な顔をした後、すぐに申し訳なさそうな顔になり、



「実はアレ、スキルじゃないんですよ…。アレは、相手がジャンプして来ると思ったんで避けながら攻撃しようって考えたときに、とっさに出てきて出来た動きなんですよね…。だからもし、もう一回やれ!って言われてもできないんですよね…」

そんなことを言ってきた。




いや、マジデスカ…。あれスキルじゃないのかよ…。普通にリアルスキルかよ…

うん、これがトッププレイヤーって奴だな…。とりあえずPSでごり押す!

まあ、これが有名プレイヤーとトッププレイヤーの差か…




こうして私の勇者ちゃんにスキルを教えて貰おう計画は、トッププレイヤーという奴の片鱗を見せつけられるという結果に終わったのだった。

修正してたら、とうとうストック無くなってしまった…

明日こそストックを作る!

順位維持・順位アップでモチベを維持するためにも是非、ブクマ、評価、感想をお願いします!!

いいやつ書けるよう頑張ります!!




是非とも↓の☆をポチっとして下さい!!☆☆☆☆☆を★★★★★にしてくれると作者が喜びます!!!





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ