(やっと)夜の狩り!
うわーん!日間59位だよぉー!
日間50位超えなかったよぉー!
あ、でもね!ブクマ186件!とうとう200件が見えてきた!
しかも、累計pvがもう少しで30000!いつもありがとうございます!
夜の街を後にした僕は、再びフィールドに出ていた。しかし、向かったのは西の森でも、東の草原でも西の草原でもない。僕が向かったのは、北の砂漠である。これにはちゃんと理由があり、これまでは正面の敵に気を取られているうちに後ろから攻撃を受けていた。そしてその攻撃を耐えることが出来ずに死んでいた。森や草原には草むらや木などがあり、それらが障害物になって死角が出来る。しかし、砂漠には障害物となるものがあまりなく、死角から攻撃を受ける確率はグーンと下がる。そのため、砂漠で戦った方が良いと考えたからだった。
砂漠に着くとさっそく、僕はさっきと同じように歌唱で物理攻撃力と魔法攻撃力にバフをかける。そして、炎魔法で視界を明るくする。もちろん、今度は琵琶を構えてだ。待機状態の炎魔法によって周りが見えるようになり索敵をすると、前方にゴーレムがいるのが見えた。掲示板にあった情報の通りならば、あのゴーレムはロックゴーレムだろう。近接攻撃のみで、AGIが低くVITが高めな魔物ならしい。そして今は見えないが、レッサーラットマンというAGIが速く、STRとVITが低めの魔物もいるらしい。
そんじゃまあ、行きますか!
とりあえず、待機中だったファイヤをゴーレムへと撃つ。撃つことによって周りがまた暗くなり見えなくなるが、フラフラ~という遅いファイヤがゴーレムへと向かうのは見える。AGIの低いゴーレムは避けられず、ファイヤがゴーレムに当たったのが見えた。そして、ドーンという大きな音と共に上がる土煙。
「やったか!」
思わず漏れ出てしまった声。こんな時、このセリフは9割9分が生存フラグとなるのだが…。
幸いなことに土煙が晴れた時そこにいたのは、五体満足で余裕の笑みを浮かべ立っている敵キャラではなく、左足が壊れ片足状態で倒れているゴーレムだった。倒れているゴーレムにもう一度ファイヤを当てる。するとゴーレムはポリゴン片へと変わっていった。
よっしゃ!!っと、ここで気を抜かない!!!!
さっきまでの失敗をもとに、ファイヤを唱え後ろからの攻撃に備える。すると、予測通り小さな影がこっちに向かってくるのが見えた。
あれがレッサーラットマンか!こんにゃろ!
待機状態のファイヤを慌てて撃つが、レッサーラットマンの移動速度が速すぎて当たらなかった。
クソ!よけやがって!!もう1回だ!おりゃ!
もう一度発動させるも、簡単に避けられてしまう。そして、体当たりを受けてしまう僕。
痛て!!!ちくしょー!!!!!痛てえなぁ!!!!
サッカーボールを至近距離で蹴られたときのようなジンジンとする痛みが僕を襲う。しかも攻撃を受けたせいで、待機中だったファイヤがファンブル状態になり、周りが暗くなったことで、肝心のレッサーラットマンを見失ってしまった。
やっべー!!!死ぬ!!!!いや、こんな時こそ落ち着いて…!!!!!!
慌てずにファイヤを発動させ、レッサーラットマンを探す。すると、左前から突っ込んで来るのが見えた。
「そこかぁーーーーー!!!!!」
叫びながらファイヤをラットへと打ち込む。当然、躱せるような距離ではなく、至近距離からファイヤを受けたレッサーラットマンはポリゴン片へと変わるのだった。
そして夜が明けた頃、ゴーレムとレッサーラットマン狩りを終えた僕のレベルは5まで上がっていたのであった。
あのゴーレムは剣とかの近接武器で戦うと、キツイうえに武器の耐久力ゴリゴリ削るうえに経験値がいいわけでもないので、ゴーレムがたくさんいる砂漠は人気が無いです。
あとゴーレムの足を破壊できたのは、ファイヤを撃った時に暗くてよく見えずにゴーレムの体狙ったら、たまたま足に当たったというものです。そして、足の耐久力よりもユウちゃんの火力のほうが勝って足が破壊出来たという感じです。
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