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13/51

さあ勝負だよ、狼さん!

なんとですね!日間39位に戻ってまいりました!(拍手)

そしてですね!一日のpvが3000人突破しました!(拍手)

1日で3000人も見てるってえぐくない?


というわけで、前回のあらすじをちょっとだけ…


前回のあらすじ

おばあさんに貰った薬でパワーアップしたユウちゃんだったが、暗闇で何も見えず途方に暮れていた。

そんなときに思いつく1つのアイデア!”せや、攻撃魔法を灯りとして使おう!”

そうして火をつけ、目の前が見えるようになったユウちゃん!

「やったあ!見えたぞ!これで狩りができr…」

しかし、ユウちゃんの目の前に居たのは、突進攻撃をして来る狼だった!

目の前に居たのは、こっちに向かって突進してくる狼だった。




やばい、やばい、やばい!防御力ゼロの紙耐久だぞ!そんなんくらったら一撃だって!!!!!


反射的に顔の前に琵琶を構える。すると、タイミングが偶然重なり、炎は狼の鼻面へと当たった。そして、僕は狼の突進を真正面から受けることになった。




「うわっっっっっ!!!!」

琵琶のガードがあるとはいえ、突進してきた狼の攻撃を無傷で受けられるわけがなく、吹き飛ばされた僕のHPゲージは赤色の残り20%以下にまで達していた。




あーーくそっ!せっかく全回復したHPゲージがもう赤かよ!てか、ヤバい!光源失っちまった…!しかも動けねぇし!まあ、それはあっちの狼も倒れてるしおんなじか……。ってあれ?なんで、狼見えてんだ?


琵琶を失って焦っていると、周りが見えることに気が付く。よくよく辺りを見渡してみれば炎が回りに飛び散っていた。そして、動けない僕は、あっという間に火に包み込まれ…




「あっち!………い?ってあれ?全然熱くない…」

周りを火に包まれ反射で熱い!と言ってしまったが、この炎に焼かれても全く熱くなかった。どうやら、自分の攻撃じゃ、ダメージは負わないらしい。

そして、狼を見てみれば、炎でHPの半分程度のダメージを負った様子の狼は、僕の炎を警戒しているのか、立ち上がってもゆっくりと僕の周りを回って隙を伺っているだけだった。

動けるようになり慌てて琵琶を拾うも、狼はじりじりと距離を詰めるだけで攻撃をして来る気配は無い。



よっしゃ!試しにファイヤ撃ってみるか!


と撃ってみるが、警戒されている魔法は余裕で避けられてしまった。

しかも、魔法を撃った後にできる硬直時間によって隙だらけの体勢になった僕に、狼はまたもや突進攻撃を仕掛けてきた。




やばい!まずいってこれ!動け!!!!!!てか、魔法後の隙、大きすぎるってぇ!!!!!!!!!!!



とっさに避けようとして、僕は魔法後の硬直によって動くことが出来ないことに気づく。避けるのを諦め琵琶でのガードを狙うも、指1本すら動かせない。狼の突進がスローモーションで見え、狼の牙の1本1本までがはっきりと捉えられた。




やばい!やばい!やばいやばい!!!!!死ぬぅ!!!!!!動け動け動け動けぇ!!!!!!!……………動いた!!!


不意に訪れる、硬直の解ける感覚。





あ、無理だこれ。死ぬやつだわ…。回避とか無理無理無理――――――――――!


動けるようになったとき、突進攻撃の狼はすぐ目の前だった。思わず目をつぶってしまう僕。





ちくしょー!!!!!こうなったらヤケだ!!!!!!!!!


そんな回避不可能な距離の狼に対し、僕は無我夢中で琵琶をブンブンと振り回した。いわゆるダメ元ってやつだ。そして大きな衝撃と共に吹き飛ばされる僕。





あーあ、死ぬのかぁ…。……ん?んんん?ってあれ?僕死んでなくない?


慌てて立ち上がって周りを見れば、狼が倒れていた。そして、その倒れていた狼は目の前でポリゴン片へと変わったのだった。



『ランクアップしました。ステータスを振ってください』

『スキル【カウンター】を入手しました』



==========================

名前:ユウ

レベル:2

ジョブ:吟遊詩人

使用武器:琵琶



ステータス

STR:0 VIT:0 INT:100 MIN:0 AGI:0 DEX:0 LUK:0 残りSP5


スキル

【歌唱】【料理】【炎魔法】【カウンター】

==========================



よっしゃあーーーーーーーーーー!おっしゃあ!!!!!!!勝った!勝ったぞ!!!勝ったんだ!!!!!!




強敵に勝ったことに酔いしれ、レベルアップと、【カウンター】の入手を告げるシステムの通知に気を取られた僕。そう、僕は勇者のオーラの効果をすっかり忘れていたのだ。勇者のオーラの効果、それはHPが自動で回復することと、めちゃくちゃ目立つということ。

「グハッ!!」

こうして僕はまたもや不意打ちを受け、あっけなく死んだのだった。

ということで、そろそろ武器を失ってもらう予定のユウちゃんの貴重な武器回いかがだったでしょうか(そこ、ただ振り回しただけとか言わない!聞こえてるぞー!)


あと、カウンター強すぎワロタとか、ユウちゃんの油断がひどいとか思った人や、少しでも面白い、続きが読みたいと思った人は是非、ブクマ、評価、感想をお願いします!






是非とも↓の☆をポチっとして下さい!

明日はスキルとかいろいろを説明するための掲示板回になる気がする…

つまり、O-木戸回!(多分!)

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― 新着の感想 ―
[気になる点] カウンターって回避してあてないと貫通ダメージとか入りそうですけど…
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