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熟考という概念が存在しない退屈な世界④
数学の問題を解いていると、頭が熱くなった。
大変。冷まさなきゃ。
そう思ってベランダに出る。夜風が涼しくて気持ちがいい。
空には星が光っている。でも、なんだか数が少ない気がする。もっと満天の星空を見たような。そうだ。私はすっごいのを見た。あ、思い出しそう。何だっけ。
もう少しで、思い出せそう。
思い出せ。
息を止めて、思い出そう思い出そうとしたのに、どれだけ星空を見つめても、何も浮かんでこなかった。
私は、泣いた。
数学の問題を解いていると、頭が熱くなった。
大変。冷まさなきゃ。
そう思ってベランダに出る。夜風が涼しくて気持ちがいい。
空には星が光っている。でも、なんだか数が少ない気がする。もっと満天の星空を見たような。そうだ。私はすっごいのを見た。あ、思い出しそう。何だっけ。
もう少しで、思い出せそう。
思い出せ。
息を止めて、思い出そう思い出そうとしたのに、どれだけ星空を見つめても、何も浮かんでこなかった。
私は、泣いた。