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私の歩んだ半生  作者: 白黒赤
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高校デビュー

今では使われない言葉になったかもしれないが、私は高校デビューをした。

高校デビューとは、誰も自分の事を知らない高校でいきなり不良になる事だ。


中学時代でなめられたら終わりという教訓を手に入れ、身長が30センチ伸び、極真空手で体や精神が強くなり、自分にも自信を持ち始めていた。


ラルフローレンのベストに他校のバックで靴はハルタのローファー、鞄の中には鉄アレイを何故か入れて歩いてた。


今でも理由は、わからない。

どれだけ生意気かと言うと、満席の電車内でタバコを吸うぐらい腐っていた。


弱さを人に見せまいとしたせいか、友人はあまりできなかった。


そんな時に、いじめを目撃した。

同じクラス内でのいじめだ。いじめと言ってもかわいいレベルなのだが、プロレスごっこだのなんだのと、ストレスの解放として使われていた。金銭的なのもなさそうだった。


いじめられた経験があった自分は、見て見ぬ振りもできないと思い、いじめられっ子に声をかけたんだ。


無理強いされたら拒否をしてくれ。必ず助ける!と伝えた。

今思えば拒否できないから、いじめられてるのにね。

でも、当人が変わらないなら周りがいくら助けても一時的な解決であり意味がないと思ったのだ。


当時の私からすると、いじめっ子もいじめられっ子も大差なかった。


結局、いじめられっ子は何も言いださず、ずっと同じ状況が続いた。

いじめっ子は、いじめが先生にバレたりとかで退学していった。


その後は、私が寝てると誰も話しかけてくれず、学校が終わってる事などが多々あった。


学校としては、偏差値も中の中で不良という生物は少なかった。


その少ない不良と仲良くなったはいいが、そいつらは少ししたら前のやつ同様に退学していった。


なめられない為と高校デビューしたものの、ぼっちの高校生活となってしまったのだ。


そんな高校に行きたくなるはずもなく、私は中学校時代の友人を地元の駅で待ち伏せしては、高校を休むようになった。


今では、高校を真面目に行って友人をちゃんと作るべきだったと思っている。学費も私立だから高かった。馬鹿な事をしたと思っている。


そして高校2年のある日、私は欠席が多すぎる事から自主退学を決断したのだった。



もっと細かく書きたいが、能力が無くて申し訳ないです。

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