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くさくさっと清々と  作者: こさじ
● 草は生えない肥溜めです
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 賞味期限切れ、てあると思う。


 エッセーランキング(3/9 18時現)を見る。


 そこで「…え?」と思う作品が一位にあった。


 何故、あ然としたのかというと、そのエッセーに書かれている『とあるエッセー作品ヘ向けた批判』が今頃書かれてあるからだ。

 正直、賞味期限ってあると思う。…といっても、物語にはないだろうが、エッセーには、しかもなろうの活動についてはあると思っている。

 確かにそんなこともあったなあ、と思い返す事柄もあるし、いつだっていつか読んだことがあるような似たりよったりなエッセーがランキングに溢れている。しかし、批判先がもうそのときの状態ではないもの――改稿してあるものになり、批判する点が直されてしまっているなら、わざわざ去年の6月頃に投稿された作品をネタにするのはどうかと思う。というか、なんで今頃?またレビューを感想がわりに使いだしたのか――と元ネタのエッセー作品を見に行ったがそんなこともなく、ますます疑問が浮かぶ。


 再度炎上させるためではない――のようなことがエッセーに書かれてあったが、炎上するもなにも今では何一つ燃えるような内容が書いているわけでもないのに、いや、収束しただろう。ずっと腹に抱えて抱えて爆発してしまったのか……?


 でも、もうないんだよ。


 その当時に批判したのならいい。例の作品もこれでもかってくらいに煽ってた(いるように見えた)から。……けど、今はどうみてもない。作品ヘ向けたオススメレビューはあるけれども…


 ほんとに、ランキングの一位をとっていらっしゃるが、やっぱり思うことは「なんで今?」――


 再燃したのは、あの日の思いをぶちまけているエッセー作者さんだけだ。あとは、それを知らなかった読者たち。

 あの日と同じような手法でセコイ人気とりをしている輩が今現在出て来た!っていうなら、「またバカがわいてる」でいいと思うが、すでに過ぎたことを持ち出してもう直している作品に向けたそのエッセーこそ、人気とりのなにものでもないように私には思えてならない。


 声を出すことは勇気がいることだ。それは、簡単に出来ることでもないだろうし。悪いことを忘れず、健全に――という心も素晴らしいと思う。

 が、終わったこと、終わってしまったこと、賞味期限が切れた特定の作品への批判は卑怯ではないだろうか。


 ……その日、その時に、出してこその勇気だろうと思う。死んだあとでは、ただ自分の罪を軽くしたいだけの言い訳に聞こえてしまうんだ。


 まるでいじめの被害者加害者第三者みたい。


 死んだらもういない。あとからあーだこーだ言い出したって、死んだ人間にはわからないよ。

 出来ることは、同じようなことをする人間が出て来たら今度こそその時に声を上げるくらいだろう。


 自分もそんな勇気ある人間になってみたいもんだ…

 消費期限とどちらか迷ったが、読むことはそこに在る限り自由だろうからやはり賞味か…

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