楽しそう…
…でも、今に始まったことじゃない。そう思う『ハーレム』さん。男女関係が単純で、現実世界でそんなこと起こるわけないだろうと小説の…しかも(恐らく)ファンタジー系に嫌悪を抱いている方々が多い…のか一部の愚痴なのかわからんが、あのエッセー『ハーレム書いてんだからタグつけろ!』話か、『嫌いだと言いつつ読んで罵っている』話なのか疑問。
世の、いやなろうハーレムにケチつける前に、タグの重要性を語るのか、なろうハーレムのクズ性を語るのかすればいいのにって思う。文頭でタグの愚痴言ってるのに……結局、読んでんじゃん。嫌い嫌いも好きの内にしか見えないなろうハーレムの残念話が詳しく十二分に書かれているのが、私はちょっと面白いユーザーさんだなって思う。
本当に嫌いなら無視するわ。
でも、そういう雰囲気になりそうな小説を無意識にでも引き当ててるんじゃないかと思ってしまう。要する、「一周回って好きなんじゃん?」って。
なろうハーレムは年齢制限があるから、そこに女の子が!ここにも女の子が!ああ、あっちにもこっちにも!と女の子だらけがいる理由が薄くなる。ムーンやノクタにでも行ってみればいい。まあ、年齢が引っ掛かれば行けないんだけども。
そこには『本能』が埋まってる――
ハーレムが嫌い、て気持ちはわかる。自分もあまり読まないもの。でも、わかるけど読まない理由は嫌いだからじゃなくて面倒くさいからだ。どの子が誰で、どの子がアレなのかわけがわからなくなってしまう。
しかし、ハーレムが嫌いなら『総愛』も嫌いなのだろう。…いや、知らないんじゃないかと思う。以前も書いたことがあるけど、出会う人出会う人片っ端からメロメロにしていく主人公だ。恋愛ものなら普通にある話。
はっきり言って、なろうハーレムは『ハーレム』じゃない。ハーレムじゃなくて『総愛』だ。肉体関係ある無しにかかわらず、その主人公そのものが魅力の塊なだけだ。――ということは、やっぱりなろう作者に「言葉足らず何だよ、ちゃんと惚れられる詳細を書け、下手くそ!」ってエッセー作者は言いたいだけじゃないのか?
ハーレムが嫌いなんじゃない。
過程がない、理由がない、主人公との人間関係をちゃんと書いて欲しいってだけじゃないか?
ホントに嫌いだと思っていることは、触れもしない話だろう。
私は、そう思う。
「好きなんだ!こんなに好きなんだから、ハーレム作者さん、私を満たして!」
これにしか見えないのは、自分が捻くれているせいだろうか…




