読者の不自由 3
『感想について』ブームだなあ…と思いながら、新着エッセイをつらつら見ていて思ったことは――
感想欄に“部外者”が来る・来れるからだろう。
“部外者”=相互お気に入りユーザーではないユーザー達。
正直、感想が欲しいと感想欄を開いておいても、作者さんの求める、望んでいる内容って「私を傷つけない」ものだ。
例え、作者さん本人にあれやこれや言っているわけでもなく、作品について疑問を投げかけても優しくないとダメなようだ。
終わったことをほじくり返すわけではないが、本気でその一つの作品を読むってどういうことだろうと悩む。
質問は一つの感想につき一点、とか。そんな線引きをしてくれるか、この際運営様が決めてくれるか……
作者さんにとって優しい言葉とは、それこそ十人十色。大して知りもしない作者さんの作品に対して伝える場合、結局は自分基準の優しさで行くしかないのだ。
でも…まあ…優しい言葉、気を使った言葉ではなかったようで申し訳ないことをしてしまったのですが…
けど、なら、活動報告とかのように相互関係だけも感想欄に書けるように出来たらな、って思う。
そうしたら、作者さんという人間を知っている人だけ書くことが出来るのだから、誰も傷つかない。批判だ、暴言だ、権利がなんだかんだと悩まなくて済むのだから。
作者さんも平穏に“感想が〜”の赤文字を開くことが出来るだろう。
小説家になろうが、作者を優しく包むならどこまでも抱き締めてやればいい。それで解決すると思う。
ちなみに、以前のエッセイでも書いたのですが、私が感想欄を閉じているのは感想返信でやらかしてしまったからです。
自分では誠心誠意、考えて返信したのですがダメだったからであります。感想書くのも、感想貰うのも、私には向かないようです。




