気になる人を読み解こうとしたら
ランキングなんかでよく見かける人って、やっぱり気になるわけですよ。すごくいい作品なんだろうなあ…とか、もしくは人柄が良くて他のユーザーさんと良好な関係を築ける“良い人”なんだろうなあ…とかね。
やっぱり気になるじゃない?
それで作品読むじゃない?
感想欄も繁盛しているから覗くじゃない?
その人のマイページに飛ぶじゃない――
思ったことは、どうやって人を惹きつけた又は引きつけ方が、他ユーザーの飢えを擽ったからなんだろうなあ、とね。そんな関係がいいからその手段をとったのかもしれないけれど、言葉の節々から見える人柄は「随分勝手な人だな」だった。
他ユーザーの飢え――評価、レビュー、感想。なろうの規約で禁止されているのは、まあランキングに関わる数字の信頼性がなくなる行為だ。あとは、マニュアルより感想返信の催促はダメなこと。
だから、あなたの作品読みます、ってのはいいんだろう。正直、言えば勝手に読んで、評価し、感想書けばいいじゃんって思うのだけど、自ら募集しといて後からあーだこうだと愚痴とも受け取れる言葉を呟き、しまいには他作品を『拙作』と言う。……もしかしたら誤字…かもしれない。
しかし、そりゃねーだろと思ってしまうのであります。
そして、飢えたユーザーにとって評価、レビュー、感想の中身はそれほど必要ないものなのかもしれない。ただ『してもらった』というすっからかんな行為だけ、欲している。
そう思ってしまう。
そんなすっからかんな評価に不満があるくせにね…我が儘で不安で悶々としてどうにかしたくて堪らなくてエッセイランキングに「こうあるべきじゃないのか?」とそれらについて思考を巡らせたエッセイが載る。
終わりがないやり取り……




