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まるちゃん
リボンでその存在を知ってから、アニメを見、玩具のまるちゃんの学校を買ってもらい、まるちゃんを描く練習をしたり、大人になってからは病院の待合室でお世話になった。
しーんと静まり返った待合室で、漫画を見て吹き出したのはいい思い出である。
自分が歳をとるということは当然ながら周りもそうであるが、病魔から――とニュースで見ると、人が生きているのは常に戦いかもしれないと思えてならない。
呑気にテレビでまるちゃんを見てたんだけどなぁ…
アニメは終わらないらしいが、しんちゃんのときと同様、複雑な思いもある。が――
子供の頃からそして今も尚、楽しませてくれたこと、ありがとうございます。
お悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。




