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くさくさっと清々と  作者: こさじ
● 草は生えない肥溜めです
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「何故?」と思ったら



 前回の『完結とは?』なエッセーの感想欄を見てなかったので、読み直して。


 どうして終わりを迎えてないっぽいのに“完結”とさせてしまうのか――と「こうじゃない?」と感想書いている読者は一人だけだった。もう感想欄を閉じてあるから賛否両論を確かめることも出来ないので、もしかしたら開いていたら色々意見が出て来たのかもな〜なんて思うのですが…


 落としどころを作ってなかった、最後はどうなるか考えてなかった、見切り発車だった――とか。書き始めっていうのは楽しいものだ。読者以上に作者は自分の物語が始まることにワクワクしながら書いているもんだと思うが、進めば進むほど悩み出して、書き方に落ち込み、反応がないことにモチベが下がっていく……らしい。

 書いている途中で、感想ない、評価ない、ブクマない、レビューない、数字に囚われていくのだろうが…



 エッセー作者さんのように恐らく完結したものだけを読んでいるだろう読者と、連載中からずっと追い続けて読み続けて一部完迎える読者とは気持ちが違うんかな〜と思ったりする。

 自分も検索で完結作品を探して読むときがあるが、最終話を流し読みしてから読むか決めるので、作者さんの気持ちが正直わからんのよね。


 だって、もしかしたら続きがある――ってことで「今第二章を書いております!」なのか、「読者の反応を見て第二章書くか決める」なのか、エッセー読んでも詳細がホントにわからん。


 第一章で完結にすな! よりも、そんなことよりも、読者の反応が悪いから続き書かんっていう理由で、続きを書かない方が怒りを覚えるけどね。

 

 …あれは忘れもしないわ…


 人魚が題材の作品だった……ゲームの『マーメノイド』になんか似てんな…とか思ったりしながら読んで…ふとタイトルの“第一章”が目に入って気になって作者名でマイページに飛んだら――



 「評価が低い場合は第二章は投稿しない」



 だった。

 え?って思った。じゃあ、どんだけポイント貰ったら続き書いてくれんの?って思った。そして、この作者さんの作品は二度と読まないわって思ったことがある。

 まあ、効率?がいいって言ったらいいのかもしれない。反応が悪けりゃ書いても意味ない。…でも、その当時はなろうはすでに異世界転移だの転生だのが流行っていて、文章も重苦しい感じのよりもノリが良い一人称のものが人気だったから、ハッキリ言ってどうしたって作者さんの書き方だと無理だろうな〜という感じだった。

 

 そんでもって、第一章何十話と書けるなら、最後まで書けよって。もったいねーよって。海の中が舞台だから珊瑚とか生息している魚とか、目の前に見えるくらいに鮮やかな描写が書けているのに、なんとも言えない作者の一言が読者を弾く弾く。

 その言葉を書かなきゃ良かったんじゃねーの?と思い、作品欄も覗いたら、全部第一章で終わってんだよね。全部、反応悪かったんか⁉って思ったけど、過去作はあらすじにまで『反応悪かったら続き書かん』が書かれてあった。


 ……読者を脅すなよ。


 そう思ったね。

 お前が書きたいから書いてんじゃねーのかよ!って。最悪、高慢ちきにも見える作者の一言は駄目だろうと思ったもんである。

 


 だから、「これで精一杯!」完結させてあったら、もう充分だと思う。以前は、なろうの短編は中途半端ばっかりだと思うことはあったが、書くということを続けて来て『作者さんの思う完結なところまで書けたら凄い』と思うようになった。

 ダラダラと終わりが来ない、毎度同じようなことしかしていない書籍化作品よりもいいわ。



 とそんなこんな。

 あと、感想書いているユーザさんって……作者さんが本文で書いている内容とあまり変わらない、オウム返しのようなことを書いてんなと思ったり。

 作者さんは作者さんで、「何故?」の追求がなくふわっふわしたことしか書いてないし、そんなん「じゃあ自分で長編書いてみろよ」と言われて終わりである。


 エッセー書くのって、自分の考えをまとめて書く良い練習になるが、「エッセーとは?」と考えると完結云々の前に考えなければならんことだろうと毒を吐いてしまうのであります。申し訳ないですが…




 作者の伝家の宝刀『文句言うなら自分で書いてみやがれ!』と、読者の秘技『完結させてから投稿しやがれ!』返しだと、どっちが強いんだろう?なんて、どうでもいいことを想像するw


 結果は――みなさん(?)はどう思う?

 私は勝つのは読者側かなって思う。ぐうの音も出ないわw



 ――あ! 完結させてから予約投稿している作者さんもいるので、そんな作者さんが最強かな。でも、読まれなかったら……

 

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