「あ、」な感想 〈後編〉
評価等、感想についてのエッセーを読むと、じゃあこの作者さんはどんな感想を書いたり、評価しているのだろうかと興味が湧くものである。
で、覗かせていただくのでありますが……「あ、」。
そりゃあ、自分と考えが合わない。共感出来ないのだとよくわかる。
評価については置いときますが。
感想を書くこと自体、読んだ全てに応えるのは自分には出来ないので素直に素晴らしいなあと思うが、モヤっと「感想を書くことに慣れたモノはどうしてこんなにテキトーに見えるんだろう」なんてね。
いつだったか、レビューでも疑問を持ったが、ただ書けばいいんだろか? と。
「はい感想書きました」「はいレビュー書きました」で、数をこなす方を見ると精力的で凄いと思う反面、その中身を見たとき失礼ながら拍子抜けしてしまうのだ。
まあ、どんな感想でも欲しい。一言、面白かった!でもいいって作者さんもいるでしょう。私もその一言が大事だと思う
だけれど、焦点を絞ると「あれ?」って。
信者ではないでしょうが、その方に対して傾倒しているかのような言葉を掛けるユーザーを見ると、ハードルが上がっている上げられている上げてんなぁ…と。
感想を書くって難しいね。
つーか、真面目に読まんでもいいんだろな、って。子供の時分に読書感想文にて本に書いてあったことを部分部分引っ張り出して、「子供クマさんがスープを飲めなくて可愛そうだと思った」とか書いていたのを思い出した。
うん、毒を吐くなら、これからも感想は率直、真面目、しっかり読んで書こうと思いました。
作者さんが求める感想が何か――は正直わかりはしませんが、他人に見られたとき「誠実でいたいな」とだれか一人にでも思われてしまうような書き方はしないようにしよう。
そう心に誓う今日の午後。
ずっと、何を自分は一つのエッセー作品にのめり込んでいるのか不思議でならなくて、やっと答えが出た感じであります。
すっげー失礼なことを書いているのかもしれないですが、感想を幾つかまたメッセージでいただきまして、尚更思いますよ。
あの文章らにそこまで考えて下さり、また思って下さり、ありがとうございます。




