ネタバレの…題名と粗筋
タイトルやあらすじが長いと、飽きてくるのも早いんだろうと思う。自分だけの話だろうが、読んでも読んでも待たされているような気分なのだ。
もっと簡単に言うならば、前ふりの長い紙芝居を見せられている気分……
紙芝居、見たことあります?
あれのタイトルが書かれたところだけ見せられている感じだ。一向に始まらない。想像させられるってことはあるかもしれないが、『ももたろう』の字面と桃太郎らしき人物と家来らしき動物と敵だろう鬼と、何故かの団子、そして割れた桃が、一枚にぜーんぶ描かれてあって何が楽しいか?
紙に描かれた、芝居を見に来たのに、永遠動くのは一枚も捲ろうとしない紙芝居のおっさんの口。まあ、私が見たのは先生がやるものであったけれど。
物語に引き込んでくれる話し手も大事だが、お前がずっとしゃべるなら『語り部会』でもいいだろう。紙芝居をやるって集めといて、紙芝居やらないじゃないか! って話だ。
小説を読ませてくれるんじゃないのか!
という情報過多なタイトルとあらすじを見せびらかすだけ見せびらかして、ページを捲ってもただ一からあらすじを読ませられる。
…もう、いい加減進んでくれよ……
もう、その場面は読んだんだよっ!
と、心の底から思ったとき、飽きて来ている証拠なのだ。私の中ではね。
粗めでもなんでないわ。
この際、タイトル入力に『はじまりはじまり〜』、あらすじには『わ〜パチパチパチパチ!』でいい。
で、本文はちゃんと始まってくれって思う。




