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くさくさっと清々と  作者: こさじ
● 草は生えない肥溜めです
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 切実な願いだと痛いほど伝わるが…



 またも活動報告を読んでのことだが、「作品を読んで!」とめちゃくちゃ感情が伝わるものがあった。


 ……読みに行った。


 もう感想が書かれてあったから覗いたに終わったが、あれは…どこまでの感想を求めているんだろう? って思った。


 活動報告だけだが、「読んで感想下さい」という内容はいっぱいあるし、見て来たし、いっぱい読みに来られて痛いところだったのか結構突っつかれて若干キレたような活動報告あげてた人とかもいた。


 今ではどうなのか知らないが、時々、見掛けるので峠は越えたのだろう…


 しかし、やっぱりどこまで言われることを求めてんだろうって思う。言われても平気なんだろうか?



『ストーリーは、興味をそそられるが文章を理解するのに往復しなければならないです。主人公に感情移入……というよりも、画面の向こうの主人公を操作している気分でした。


 文章が、ゲームの選択肢みたい、というかクリックしたら解説出てくるような感じでした』



 ……これ書いたらだめだろね。きっと。一人称視点なんだけど、脱出ゲームやってるようだった。


「ここはどこだろう。

 僕はいつの間にか寝ていたようだ。

 僕の寝ていたベッドの隣に机がある」


↖机の上に壊れたペンがあった。


 あ、バネが取れた…何かに使えるかもしれない。


 ピロン


 小さなバネを手に入れた。


↖このままじゃ使えない。




 こんな感じ。

 それを上手く書いて伝えることが出来ないのも理由の一つではあるが、まず、「読むのが辛いです」とやって、もしお豆腐屋さんだったら――と思うと面倒くさいなって思ってしまうんだ。


 優しい言い方の人が…と、私には通りすぎるくらいしか出来ないわ。


 まだ三話だけだったけど、面白そうだったのにな……




 オブラートに包むことが出来る感想書きの人を羨ましくも思うけれど、もしも直球投げつけて来る人が出現した場合、褒められ過ぎた人はやっぱりどこか天狗になってしまっている部分があって、へし折れるか、お仲間ユーザーに「毒者だ!」って差し出して輪姦すか、「読んだなら評価するのが当然だ」と持論を投稿するかなんだろうなぁ…


 人を褒めるって難しい。


 でも、そこまでの責任が読者にあるのか? とも思う。


 だから作者は創作活動の支えを全て読者に委ねちゃいけないんだろうというのが、私の考えであるが……


 いっぱい本を読むって大事なことだと改めて思い直した。


 特に、絵本。昔話とか。


 自分は出来てないくせに偉そうに言うけどさ。


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