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くさくさっと清々と  作者: こさじ
● 草は生えない肥溜めです
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 思うままに愛でること



 良心的な作品って、たまに口の上手い詐欺に見える。


 ひっどい言い方だな〜と、言っている自分に怯えますけどね…ランキングでとあるエッセー作品を読んで思ったわけですよ。


「逆お気に入りユーザーだけが、評価するわけじゃない!」て。


 良い作品だと思えば、相互お気に入りユーザーだから、逆お気に入りユーザーだから、なんて関係なく評価するわ。言葉足らずなのかもしれないけど、あれじゃあ相互も逆もいないユーザーは評価してないみたいじゃん!って、否定された気分である。ムカッとしている――というより「んがっ」てビックリした感じ。


 だって、相互や逆お気に入りされてるから評価した作品じゃないと「良作だ!」って言えないみたいじゃん。私は、誰ともそして誰もお気に入りに登録してないけど、胸張って評価付けるし、ブクマしてる。


「コレ、私がイイって思ったヤツ!」


 みたいなね。

 …自分とは違う人間の語ることだから、自分と違う考え方や性格の人だから、価値観違うわ〜と思うことは仕方がないことですけど……


 言いたいことは、相互で逆でお気に入りにユーザーに登録している作者さんだけど、決して自分に評価し返してくれるのを求めて私は評価しているんじゃない! 良い作品だ――と思ったから評価したんだ! でしょう?


 誤解を与えるような書き方をするから、相互クラスタって勘違いされるんだよ。


 でも、「こいつ相互クラスタじゃね?」と私個人ですが思うのは、昔書いたレビューを振り返って語ることもせずせっせと無為にレビューばっかり書きまくったり、企画参加者募って参加者全員に満点評価したり、そんな風に見えるユーザー・その仲間達だ。


 あとは、満点評価しかしない人の良い人アピールが苦手。


「良いと思ったものだから5・5入れたの。ブクマするぐらい良いんだから満点で当然」


 ……いや、どんな評価するのかは読者の自由です。自由ですけど、それって読んだけど0評価で去るのと何が違うのか?


 ええ、この際、私自身がイイヤツだアピールしとこ。たまには自分のことを褒めたってバチは当たらんでしょう。


 ブクマする――本棚に並べて何度も愛でることはないけれど、良いと思えば、満点評価するし、逆に満点じゃないのに…どっか気になるのに何度も読み返したい自分好みの作品だと思えばブクマする。

 評価するのにお気に入りに登録なんて一切関係ない。そうやって関係があるように言うから、相互クラスタが〜って疑われる・疑われそうで怖いという考え方になるんだと思う。


 というか、自分の気になる作品書いているからって、その作者さんが書いているものが全部良いものだとは限らない。それに、感想書いてくれたから、レビュー書いてくれたから、活動報告にコメ書いてくれたから、ツイッターで……なんかしてくれたからお気に入りに登録しておこうもどうかと思うけどね。


「この人、私を評価してくれる人だから、お気に入りに入れたらまた評価してくれる、取り敢えず読んでくてる人だわ」


 とは、思ってないかもしれないけど、お気に入りに登録されることが、いっぱい相互登録していることがステータスって密かに?堂々と?思ってたら、ちょっと間違いなんじゃないかなぁ。


 相手も読んでくれる要員だと思ってたら、相互してようが自分の作品は読んでくれない。でも、評価して欲しいから、可もなく不可もなく活動報告コメ欄に出現する。優しい良い奴であろうとする。


 めっちゃ卑屈な考え方を披露してますが、点数で左右される世界に純粋な仲良しこよしはないと思ってる。


 誰しも下心があってそこにいる。


 それを“優しく”語るエッセーに見えたものだから、疑問がわいたし、「んがっ」て思ったし詐欺みたいに思ってしまった。


 だから、いつもそんな風なエッセーがランキング上位に来るたび、良い奴アピールして相互や逆お気に入りユーザー集めに来たんかな? 良い奴だから他の作品も読んでって遠回しに誘いに来たのかな? と失礼ながら考える。性格歪んでて申し訳ない。


 けど、そんなことしなくても、仲良くなくても、私は私が「良いなあ」と思った奴をおもうままに評価し、ブクマし、愛でるわ。



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