純文学に突撃して思うこと
ずっと謎に思ってた純文学。
純文学についてまあ、軽くペラペラっと調べましたが意味わからんかった。
『芸術性がある』
そうであれば純文学だって。
どんなジャンルだって構わない、人が読んで「これは芸術的だ!」って思えばその作品は純文学と名乗れる――みたいなことがあった。
…となれば、ふむ。読まれているが何ら評価を得られていない自分の作品は単純にいえば純文学ではないのである。――が、なんじゃそれ?て感じだ。
あの謎の「読みやすいですね」と同じ雰囲気を放っている……そう雰囲気。
ああ、そうか。雰囲気だ。なんかわからんけど雰囲気、誰かさんが…たった一人でも「読みやすいですね」と言えば読みやすい読み物になるんだ。
それを見て、「おおこれが読みやすいというものか!」と次に続いて、また繰り返し、いつしかそれが『読みやすい』――『芸術性』になる。
ちょっと誤解されそうな言い方であるが、その作品がそうである、なんてことは所詮人の思い込みのようなもの。
どれが正しいとかなくて、そこにあればみなそうなのだ。
なんて便利なジャンルだろうか!
だから、異世界がいてもいいし、チートやハーレ厶があっていい。悪役令嬢、婚約破棄だってどんと来いなのだ。……が、ちょっと待てよ。そうなると一つのジャンルとしてあるのはおかしいではないか。
誰かが「芸術的だ!」て言えば芸術的な作品になるんだから、どの作品だってその可能性がある。
そうなりゃ、ここは『純文学作家になろう』でいいじゃない。その中の異世界、恋愛、推理に詩。エッセーだってみんなみんな大きな母なる純文学の腹の中のいる。
そうでなけりゃ、各ジャンル毎にまた小ジャンルを設けなければ。純文学がみんなの揺り籠じゃないなら、小説というドデカイ父の胸に抱かれて孫もひ孫も作らんと!
なんてお話。
でも、異世界転生・転移はそちらへどうぞって感じかもね。隔離されちゃった、というか「そこへ行きなさい」と運営に指示出されちゃったもの。
異世界転生・転移はもう別モノなのよ…




