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回し蹴りを確実に成功させるにはカウンターを狙うのがベストだ。

それまでは両手で牽制、隙を見て回し蹴り。

先に仕掛けるか。

そいつが私のところに辿り着くより早く、こちらから踏み込み右手を突き出す。

左手で受け止められるがどうでもいい。

元よりこれでのダメージは狙ってないから

と、右足のすね、弁慶の泣き所を蹴られた。

どうせそんなところだと思ったわ

足技の弱点はそこだもの

でもそれがわかってて何もしない訳がないじゃない

すねにはしっかりと鉄板を仕込んでいるが蹴ってもそんなに痛くないだろう。

あてが外れてそんな苦虫を噛み潰したような顔をして、完全な馬鹿ねこいつ

実力はあるのにね

この隙に回し蹴りっ!!


「馬鹿ね、これで終わりよっ!!」


「馬鹿はどっちだ」


振り上げた右足が持ち上げられる。

体制が崩れかけるが堪える。

まさかそんな手があるなんてね・・・でもっ

その右足を持ち上げているそいつの左手を手刀で薙ぎ払おうとしたとき。

体が後ろに倒れていった。

バランスを崩したわけじゃない。

そいつの右手で思いっきり突き飛ばされたのだ。

振り上げたままの右足も離されてそのまま固い廊下の床に倒れこんでいく・・・!!


「だから言っただろうが、俺の勝ちと。」


だが結局、倒れこむことは無かった。

中途半端に突き出した右手をそいつが掴んだからだ。


「その傲慢はお前の首を絞めるぞ。」


「な、あんたは一体・・・」


「お前の戦闘センスはいい。お前ならもっと強くなれる。」


そこからゆっくりと地面に割れ物を置くような慎重さ?で廊下に降ろされた。


「・・・だから、立ち上がれ。何度でも。」


「ちょ、あんた・・・」


そういうと、そいつは私にとどめを刺すことなく、もと歩いていた方向へと向かっていった。



:::::::::::::::::::::::::::::::



『ピーンポーンパーンポーン・・・4分経過でーす、次の精霊しゅつげーん。あと、受験番号21、112失格でーす。残念でしたー』


21番というとさっきまで精霊と戦っていた番号だな。

となると南校舎には2体の精霊がいるはずだ。

女との戦いで時間をロスしたが、2分かからずに倒せたので精霊戦前のウォーミングアップとしておこう。

あの女はまだ廊下に倒れているが大丈夫だろうか。

実力的には合格できるだろうし俺の気にすることでもないな。

放っておこう。

それより精霊はどこにいるだろうか。

3階に上がってみるか。

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