adventure2:銀色の娘
一年ぶりに書きましたぁ。
今頃続きです。良かったら読んで下さいm(_ _)m
俺は学校の帰り道を歩いていた。
あの上下×2の坂を通り終えて、わき道に入り、全く人の来ない公園を通り掛かった時だ。彼女がいたのは…
俺はいつもどうり、公園の横をスルーしていくつもりだった。(何にもないしな)
ふと何気なく公園を見た。
そして俺は驚いた。
居た…
女の子が居た。
というより、女の子が倒れて居た。仰向けでしかも何故かすべり台の手摺に引っ掛かって居た。
初めは遊んでいるのかと思った。だが違った。
女の子は今にも手摺から落っこちそうなのだ。
俺は血相変えて走った。
「ヤバい!」
すべり台は入口に近いところにあったので、ギリギリ間に合った。
丁度すべり台に着いたと同時に女の子は落ちて来た。
慌ててキャッチしようとする。が、失敗…
女の子は俺の頭目掛けて落ちて来て、俺はキャッチ出来ず。クッションになった。
「イッテテテ…」
女の子を見た。
「何なんだ?この娘は…ん?」
俺は思った。
只一言。超→可愛い!と…
髪は銀髪でロングヘア、肌はやけに白くて、見た事もない白い服を着ていた。
顔は少し幼いが、多分歳は同じくらいだと思う。勘だけどな。(俺の勘は良く当たる)
俺はそのあどけない顔に20秒見つめてしまった。
ふと俺は我に帰った。
「この娘何故あんな所に?」
謎だ。てゆうか意味不明。どうやったらあんな微妙な所で引っ掛かるんだ???
彼女は気を失っている。
俺はどうするか迷って、とりあえずベンチに寝かしてあげた。
俺は余った端っこの部分に座った。
「この娘どうしよう」
はぁ〜っと深くため息をついて彼女をもう一度見た。
ホントに見た事のない服だ。
上は長袖で下は長ズボンだった。しかも服は上下合体していて、真っ白い雲みたいな服だった。
「今は5時半かぁ…」
6時から見たいアニメあるんだけど、この娘ほっておく訳にもいかないし。
「仕方ないアニメは諦めるか…」
まぁその分この娘の顔でも、見ているか♪
見れば見るほど可愛い。
うちの学校の一番の美女、「華恋」も、この娘には勝てないと俺は断言できた。
髪が銀髪なのも美しかった。銀色に光り輝く髪が妖艶な美しさを醸し出していた…
俺は彼女の髪を少し触った。凄く柔らかかった。
と、その時彼女が目を開けた。
俺はビックリして素早く手を引っ込めた。
彼女の目は黄色く輝いていた。
彼女はまるで寝ていたかのように目を右手でごしごししていた。
俺は挨拶代わりに言った。
「や、やぁ。こんにちは。」
彼女は言った。眠そうな声で。
「うにゅぅ…」
と。
また、いつ出すか分かりませんが、次も良かったら見てぐださいねぇw
では、ばいにー