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混沌のアルファ・リニューアル版  作者: 高田ねお
第五段階『罪と罰と進化』
45/64

4「幻想に沈みゆく」

 少年が昌美へと視線を移し、目をすぅっと、細めた。そして、


「禍なるかなバビロン。そのもろもろの神の像は砕けて地に伏したり」


 少年はよく分からない言葉を口にした。


 刹那、宙に浮いている二つの銃弾が『消失』した。次の瞬間に訪れたのは二つの音。何かが弾けたような  そんな音、だった。 


 息を飲んで背後へ振り返ると、床と壁にヒビが入っていた。


「え?」


 なにが起こったか分からない。少年の目元から、更に二つの銃弾がふっと消え、今度は昌美の右耳と左脇腹に熱い衝撃が駆け抜け、激痛が走った。


「う……っ! ぐっ!」


 呻き声を上げながら、両手で耳と脇腹を押さえる。押さえた箇所から、赤い血がじわりとにじみ出る。次第に血の量は増してゆき、両手を濡らし、地面にぽたぽたとこぼれ落ちた。それで昌美はようやく理解した。自分が撃たれたことに。あの少年は銃という媒体を使わずに、銃弾を飛ばしたのだ。本物と寸分違わぬ威力で。


 幸い二発とも直撃はせず、皮膚と肉がわずかにえぐれた程度で致命傷ではないようだが。


 最初は標準合わせ。

 二回目は標準の微調整。

 三回目が本命といったところか。


 機械のような手順と精密さで。少年はなんの感情の揺らぎを見せずに。標的を見据えて、目を細めた。目元にあった銃弾がすべて消失した。昌美に向けて――――銃弾が加速する。


「きゃっ!」


 その直前、昌美の腕がなにかにぐいっと引っ張られ、昌美は床に転倒した。青い歪な腕が昌美の腕を握っている。篠塚だった。昌美の背後にいた篠塚は無数の銃弾の直撃を受け、身体のあちこちから、緑色の体液を吹き出し、苦悶の呻き声を上げた。


「トキくん!」


昌美はすぐさま立ち上がり、叫んだ。脇腹が痛み、ぐらりとバランスが崩れそうになるが、歯を食いしばり、踏み留まる。改めて戸木原に標準を合わせ、銃のトリガーを引く。


 十三発、十四発、十五発。


 しかし、やはり結果は同じ。銃弾は戸木原の前で止まり、からんからんと音を立てて床に落ちる。銃弾は届かず、彼の身体を貫けない。


(だったら! 止めることが出来ないくらい近い距離で!)


 昌美は銃を構えたまま、戸木原の元へ駆け出そうとした。が、その瞬間――――昌美の身体がが《・》()()、と崩れ、そのまま跪いた。再び立ち上がり、戸木原の元へ行こうとするが、何故か足が進まない。身体が鉛のように重く、動かない。比喩ではない。本当に重量感がのしかかり、身体が動かないのだ。


「くぅっ……な、なに、コレ……きゃあっ!」


 悲鳴を上げて、昌美は転倒する。腹ばいの状態で倒れ、そのまま起き上がれない。身体にのし掛かる重量感は益々強くなり、押しつぶされそうな感覚に悲鳴を上げた。


「ぐっ、う……あああああああああああああああああっ!!」


 骨がみしみしと音を立てているのが分かる。重い。苦しい。まるで、大きな生き物に践まれ、そのままじりじりと押しつぶされるような、そんな感覚。歯がみしながら、戸木原の方へ目をみやると、隣にいる髪がセミロングの少女が目を細めて、じっとこちらを見据えている。どうやらあの少女がこの状況を造り出しているらしい。


 「重力操作(グラビティ・オペレーション)。この子の能力者(ネオ・チャイルド)としての力だよ。文字通り、この子は自分が見て『認識』した領域の重力を自在に操ることが出来る。重くすることも、軽くすることもね。驚いたかな? ヒトの脳にはこんな可能性が眠っているんだよ。すごいだろう」


 自慢げに戸木原が語る。篠塚が寝ているベットの足がばきんと音を立てて、砕けた。ベットが傾き、篠塚の身体がずり落ち、獣の咆哮のような悲鳴を上げる。


 この頑丈そうなベットの足が砕けるなど、相当な重量がかかっている証拠だ。立ち上がることはおろか、腕を上げることすら出来そうにない。


(こ、これが本当にこの子供達がやっていることなの……? 信じられない……)


 篠塚から『能力者(ネオ・チャイルド)』の話を聞き、こうしてその能力を体感していても、未だ現実感が湧かない。


 篠塚があれほど、反対していた理由がいま、分かった気がした。これほどの『能力(ちから)』を個人が持つようになれば、世界は確実に変容するであろう。瞬間物質転送装置(テレポート・ゲート)と同様、現在の人類が触れてはいけないモノだ。


 身体の重みが肺を圧迫し、空気がすべて押し出される。


「か、は……っ!」


 苦しい。息が吸えずに、呼吸が止まる。昌美の顔が紫色に染まり、視界が白くかすんでゆく。

 このまま……死ぬのだろうか。昌美は漠然とそんなことを思った。一人なら、希望の残っている時であるのなら、どんなことをしても生き延びたい。そう思ったことだろう。しかし、今は希望の灯火は完全に消え去り、絶望しか残されていない。そんな世界で生きていても、意味などない。


(ご……ごめんね……トキくん、何も、出来ないで。でも……きっと、これで終わりじゃない。終わりなんかじゃ……ない、よ)


 篠塚もここで息絶えれば、地獄の苦しみから解放される。そして、死の後も続きがある。そう信じよう。もし、死後の世界が存在するのならば。そこで一緒になればいいのだ。そこで幸せになろう。篠塚も偽りの肉体から開放され、あの世で元に戻れるに違いない。自分にとって篠塚は半身そのもの。


 きっと、死んでも離れることなんて、ない。だから、このまま死の重圧を受け入れ、魂だけの存在になれば、きっと二人は幸せになれる。それでいいではないか。昌美は心の底から、そう思った。


 が――――

   

「う……くっ……はっ!」


 そんな想いとは裏腹に。昌美の身体は動いていた。うつ伏せになったまま肘を前に、前に出して、ずりずりと進む。耳と脇腹からは絶え間ない痛みが襲い、血が溢れ出ている。 痛みを堪えながら、昌美は左手にあるグロック拳銃を固く握りしめた。決して、手放さないように、強く、強く。


 そして、頭の中ではこの窮地から活路を見出そうとしている自分が、いる。端から見たらさぞ滑稽な、惨めな光景に映るだろう。どうして、そんな行いをしているのか。そんな行為になんの意味があるのか。昌美は自分の行為に違和感を感じた。が、すぐにその理由が分かった。


(ああ……そうか。あたし、悔しいんだ)


 ここで死んでしまっても構わない。それは偽ざる自分の気持ちだ。しかし、このまま死んだら、あまりにも意味がない。新井博士を、篠塚を、ここにいるみんなの命を弄んだ戸木原をそのままにして、このまま死んでしまうのは悔しすぎる。


 この男は……この男だけは許せない。この男のした行為に報いを。せめて、一矢だけでも報いないと、皆が浮かばれない。救えない。だから――――    


「うっ……ああ、あっ」


 酷く重い拳銃を両手で握りしめ、トリガーに指をかける。そして、狙いを定める。これが最後の博打。銃弾にも重力の干渉できるのならば、銃など、なんの役にも立たない。


 しかし、戸木原が言っていたことが本当であるなら。ひょっとして、と思うことがあった。もし、推測が当たっていれば、これで活路を見い出せる筈!


「うあ……あああああああああっ――――!!」


 最後の力を振り絞り、過酷な重力の大きさに逆らい、昌美はトリガーを引き絞り、発砲した。銃声が響き渡り、銃弾が高速射出される。


 予想通りだった。この少女は見て『認識』したモノの重力の操作を行うことが可能と戸木原は言った。しかし、昌美は逆にこう考えた。


 『認識』ということは、ひょっとすると()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、と。


 グロックの中に入っている銃弾は外からは分からない。銃弾は高速で射出される為、視認はできない。よって、銃弾は重力の干渉を受けない。


 しかし、あの少年は別だ。高速であろうが、何だろうが、銃弾を防ぎ、操るスキルを持っている。だから、戸木原に撃ったとしても、同じ事の繰り返しだろう。


 だが――――それが上ならばどうだろう?


 昌美が狙った先は戸木原ではない。それよりも遙か高見にある、天井だった。銃弾は見事、狙い道理の軌道を走り、命中した。


 がしゃあん、と大きな音を立てて。天井で灯っていた大きな蛍光灯の一つが粉々に砕け散っていた。光が消え、蛍光灯は細かい破片となって、戸木原に、少年に、セミロングの少女に降りかかる。


 セミロングの少女は目を瞑り、両手で顔を塞いだ。瞬間、身体にのし掛かっていた重さが嘘のようにかき消えた。セミロングの少女の視線がそれて、重力の枷から開放されたのだ。昌美はすかさず動いた。身体は酸素を渇望していたが、それを堪え、呼吸を止めたまま戸木原の元へ駆け寄る。戸木原も少年も蛍光灯の破片に怯み、こちらを見ていない。


 これならば、あの少年も『能力(ちから)』を使えないだろう。いまという一瞬が、絶好の機会だった。至近距離にて、グロックの銃口を戸木原の頭に当てる。ゼロ距離射撃。


 銃弾の残りはあと一発だけだが、これならば、素人の昌美でも確実に当たる。外すことなどあり得ない。完全に意表を突いた形となり、戸木原は驚愕の表情を浮かべていた。また脇腹になにかが当たる感触がしたが、昌美はそれを無視し、銃のトリガーに力を込め、銃弾を解き放った。躊躇はまったくなかった。


 大きな銃声が響き渡った。昌美の両手に反動がのし掛かる。これ以上ない手応えだった。


 とっさに思いついたことで、博打の要素が高かったが、昌美の読みは見事的中した。戸木原も昌美がこういった形で重力の枷を抜け出し、反撃に転じるとは予想もしていなかったのではないだろうか。


 だが、それでも。戸木原に銃弾は届かない。彼を仕留めることは出来ない。


 銃の引き金を引いた瞬間、どんっ、と。昌美の『背中』に衝撃が走った。銃弾を放つときに生じた反動の衝撃と。後方からの衝撃。それが、ほぼ同時に昌美の身体に襲いかかった。


「え……?」


 唖然、とする。何故だろうか。背中が熱い。たまらなく熱い。


「な……に、これ……」


 自分の背中を触ってみる。ぬちゃりとした生暖かい感触の液体が付着する。血だった。耳や腰から溢れているモノではない、まったく新しい血。始めは『点』の様に小さかった背中の赤い染みが、どんどん広がり、昌美のTシャツを真っ赤に染め上げてゆく。身体から力が抜け、目が霞んでゆく。


「ふう……びっくりしたなあ。まさか、そんな手でこの子達の『能力(ちから)』から逃れるなんて、さすがの僕も肝を冷やしたよ。本当に横川さんは只のコンパニオンなのかい?」


 脳天に銃弾を叩き込んだ筈の戸木原が。驚いた表情で、ふうと溜息を吐いていた。彼の額に銃創は皆無。無傷だった。


「え? なん……どうし――――っ、う……ごぼっ!?」


 胸の奥から、何か熱いモノがせり上がってきて、昌美はそのままそれを吐き出した。大量の血だった。昌美は胸を右手で強く押さえながら、がくん、と跪いた。身体に力が入らない。何が何だか、訳が分からない。


「不思議かい? 何故、僕が無事なのか。ちなみに僕はなにもしてない。助けてくれたのは、そこにいる彼女だよ」


 そう言って、戸木原は昌美の背後に目を向けた。振り向くと、そこにはアップスタイルの少女が佇んでいた。先程、昌美の身体に触れ、思考を読んだ少女だった。


「ひょっとして、この子の能力は精神感応とでも思っていたかな? 違う違う。確かにそういう能力もあるけど、それはあくまでもこの子の持つ能力の副産物に過ぎないんだよ。そもそも、不思議に思わなかったのかな? この子達がいきなり現れたことに」


 ……確かに、そうだ。不自然なほど、唐突にこの子供達は現れた。なんの気配もなしに近づいて、自分の身体に触れてきた。まるでいきなり現れたかのように――――    


「! ……ま、さか」

「気付いたかな? そう、君が考えている通りだよ。この子達は『跳んだんだよ』。足で動くというタイムラグを一切無くしてね。しかし、新井博士の瞬間物質転送装置(テレポート・ゲート)の理論とはちょっと違うかな。遠くの距離を一瞬にしてゼロにしまうほど万能じゃない。自分の触れた対象の構成情報を読み取り、EPS領域を展開する。跳ばしたい対象と跳ばしたい位置のふたつにね。仮に跳ばしたい対象をAとして、跳ばしたい位置をBとしようか。そのAとBのEPS領域を切り取り、空間ごと差し替えてしまうんだ。

 Aがあった空間にはBが入り、Bがあった空間にはAが来る。つまり、AとBの空間の交換だね。結果、対象は動いて移動するというタイムラグを無くして、一瞬で移動できるというわけさ。視認できる距離しかEPS領域は展開出来ないから、瞬間物質転送装置(テレポート・ゲート)ほどの汎用性はないかもしれないけど、こうした用途には十二分の力を発揮する能力だよ。生命体と物質、双方同時に転移できるし、構成情報さえ読み取ってしまえば、物質のみを転移することも可能だしね」


 戸木原は微笑みながら、白衣のポケットの中からボールペンを取りだし、アップスタイルの少女に向けて手招きした。持っている棒が光り、少女は戸木原の元に歩み寄る。そして、少女は戸木原の持つボールペンに触れ、


「禍なるかなバビロン。その諸々の神の像は砕けて地に伏したり」


 と、先程の少年と同様、よく分からない言葉を口にしていた。瞬間、戸木原の持つボールペンがかき消えた。まるで初めからそこにいなかったかのような自然さで。


「え……あ……ぐっ!」


 と、次の瞬間、昌美の身体に衝撃が走り、激痛が襲いかかった。胸元をみると……そこには黒く、細長い棒――ボールペンが深く食い込んでいた。まるでそこに初めからあったような自然さで。


「あ……うぅ……げ、げほっ! げほっ!」


 再び大量の血を吐き出す昌美。紅い液体が床をびしゃびしゃとこぼれ落ちる。


「つまり、こういうカラクリだよ。わかったかな? 横川さんの構成情報はさっき、この子はすべて読み取っていたからね。こういう使い方も出来るんだよ」


 昌美は真っ赤に染まったTシャツを両手で強く握りしめながら、床に崩れ落ちた。横たわった身体を中心にじわりじわりと血だまりが広がってゆく。かすれゆく意識の中で昌美はようやく理解した。


 自分は撃たれたのだ。


 銃弾が銃口から放たれる瞬間に、少女は昌美の身体を通じて銃の構成情報を読み取り、銃弾のみの空間と何もない昌美の背後の空間を切り抜き、差し替えたのだろう。つまり、自分で自分の背中を撃ってしまったという不可思議な状況をこのアップスタイルの少女は造り出したのだ。


 だがしかし。昌美にそんな理屈はもうどうでもよかった。意識が、視界が、次第にかすれ、暗い闇に引きずり込まれてゆく。ひどく……眠い。


(どうして、だろう? どうして、こんな、こ、とになったの……かな……?)


 暗澹(あんたん)としてゆく意識の中。ふと、石和のことが頭に浮かんだ。篠塚に会いたい一心の為、彼の忠告を無視してしまった。約束を破ってしまった。危険な試みであることは分かっていたのに。自分の我が儘を聞いてくれたのに。自分のことを心配してくれたあの人を……裏切ってしまった。


「ごめん、なさい……佐々木さん、石和さん、約束、まも……れ、なく、て。ごめん、ね、トキ……くん。助けて……あげら、れなく、て」


 ひゅーひゅーと息を漏らしながら、声にならない声で三人に詫びる。崩れたベットから呻き声が聞こえた。壊れたベットの合間から異形の手がこちらに向かって伸びていた。


 指が八本ある歪な手。篠塚の手だった。


 最後の力を振り絞って、昌美は手を篠塚に向かって伸ばした。ここからでは篠塚のいる場所まで距離がありすぎて、手は届かない。それでも、届くと信じて。温もりが感じられると信じて。二人は手を伸ばし続けた。


「ト、キ……く、ん……だい、す……」


 最後まで、言葉を紡ぐことも叶わず。だが、昌美の中ではその手は届いたという幻想を抱いて。彼女の手がぱたんと落ちて、その意識は深い闇の底へ沈んでいった。それっきり昌美の身体は微動だにしない。


「おやおや、いけないなあ。まだ授業(レクチャー)の途中だというのに、こんなところでリタイヤしちゃうのかい? 仕方ないなあ、横川さんは」


 昌美の意識が途切れた後も、戸木原の口調は変わらない。明るく朗らかなまま、言葉に応えることのない昌美に向けて、言葉を浴びせ続ける。


「でも、大丈夫だよ、横川さん。君は死なない。篠塚くんを想う気持ちに僕は心打たれたんだ。君たちの想いは本物だ。だから、ずっとずっと二人が一緒にいられるように僕が手伝ってあげるよ。喜んでくれると嬉しいなあ。そして――――」


 うつ伏せになっている昌美の元へしゃがみ込み、昌美のTシャツに口を近づけ、戸木原は満面の笑みを浮かべた。嬉しそうな声で、楽しそうな声で。戸木原は彼らに向かって、話しかけた。


「もしもーし、佐々木くんに石和くん、聞こえているかなあ?」










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