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目が覚めたら乙女ゲームの攻略対象でした  作者: 優樹


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1 目が覚めたら推し


「「~!」」誰かが呼んでいる

目が覚めたら知らないメイドさんと銀髪の少年がこちらを心配そうに見つめてる

「…誰?」私は不思議に問いかける

「ロキ!良かった!目が覚めたんだな!」銀髪のイケメン少年が私に抱きつく

「う、ぅぇえぇ?!」私は思わず叫んだ

「ライ様!まだあまりロキ様を無理させてはいけません!まずは先生に診てもらいませんと」メイドはライと言う少年を落ち着かせ、1人のメイドが指示を出しそれぞれ慌ただしくバタバタと動き出す

「えっと…あの…」私は何が何だか分からず混乱する

「ロキ今さっきベッドから落ちて気絶して心配したんだからな!」銀髪の少年ライという少年は今にも泣きそうな顔でこちらを見ている

「大丈夫だよ。心配かけたな」私は思わずライを抱きしめる

(ん?)自分の小さな手に気付く

「え?」思わず声が出た

「どうした?ロキ」ライは目をこすりながら聞く

「え、あー大丈夫。もう少し横になろうかな」適当に話を切り上げ横になるとメイドと医師らしき人が部屋に入ってきた

「ライ様今から診察をしてもらいますので私達は外に行きましょう」メイドがライを誘導する

「あぁ、わかった。ロキあとでな!」ライは手を振り部屋を出ていく

「では、ロキ様診察させて頂きます」先生はロキの身体をさわり色々聞いて紙に書き診察していく

「今のところ特に問題は無さそうですね。今日は横になって身体を労ってください」

ロキが横になりメイド達が布団をかけてくれる

「では、これで」

終わるとメイドと先生は頭を下げそそくさと出ていく

私は横目でそれを見送り出て行ったのを確認した

(…いやいや。何がどうなってるの?!私身体小さくなってるし!)

ガバっと起き上がり鏡の前に立つ

そこには金髪の少年が映る

「え、何このイケメンは!」自分の顔をさわり確認する

「確かさっき息子を追いかけて…」思い出す

息子をかばって車にひかれてそのまま…

「この顔は乙女ゲームのロキ…私死んでロキに転生したの?じゃぁ、さっきの少年は双子の弟ライきゅん?」

ライはこの世界乙女ゲーム『loves』の攻略キャラであり前世の私、伊藤菜々美の推しキャラの1人である

「え!嘘!まさかのライキュンに会えるなんて!!夢みたい!しかも原作で見られ無かった幼少期時代を見れたなんて~ご飯3杯いけるぅ~」

ふぅ↑↑↑↑~とテンション上がって飛び跳ね喜びつつ冷静になりツッコむ

「いや!ならそこは王道のヒロインか悪役令嬢に転生するのが王道でしょうよ!!乙女ゲームなのだから!!」

誰もいない部屋で1人ツッコむが当たり前のように返事はなくシーンとする

「ごほん!とにかく今の現状を確認して今後どうするのか決めないと」伊藤菜々美もといロキは椅子に座り机の2番目の引き出しからノートを取り出し、前世の記憶を書き込む


私伊藤菜々美はごく普通の主婦でありオタクであった。

この乙女ゲームlovesは菜々美が中学生の時にどハマりしてヲタクとなったきっかけのゲームで27年の時を経てリメイク+新キャラ新シナリオが追加され、プレミアムBOXというオタクが喜ぶ色んな特典が入ったやつを発売日に買いに行って、帰る途中に部活帰りの息子が車に轢かれそうになってるのを庇ってそのまま死んだんだよね…


「息子大丈夫かな…怪我してないといいな」

私が死んだ後はどうなったのだろうか…

菜々美は両手で頬を叩き、切り替える

「心配だけど今はまず自分の事!!この世界『loves』は魔法の国で魔法学園を舞台にさまざまな問題をクリアして恋を育む割と王道の乙女ゲーム。確か15歳で学園に入る。そして平民のヒロインは光の魔力の持ち主。攻略対象は5人なんだけど…

そのうちの1人はlovesリメイクから登場で私やる前に死んじゃったから追加シナリオと新キャラの攻略方法わかんないしな~まぁそもそも私ヒロインに転生してないから関係ないか…むしろ攻略対象だし…」

そして考えこむ。攻略対象なら今後ヒロインと接触して物語が始まる。その時本当のロキのような立ち振る舞いができるのか…ロキのまとめをノートに書き込む

「第一王子で確か電撃魔法が得意、頭脳優秀、てか超人。良く言えばスパダリ」

ダラダラと汗が流れ出る。え、あれこれ詰んだかも

「私超人にならないと行けないの?勉強も運動神経も前世は人並み以下だったのに?」

あと物語としては双子のライにも関係してるわけで、ロキが出来すぎるのでライが周りから比べられ捻くれてしまい、ロキをライバル視して事件が起きる

 そこでヒロインがライに寄り添いヒロインにライが恋心を抱くのだ

「ロキに負けじと頑張る姿がいじらしく可愛いのよね~本当はロキと仲良くしたいけどツンデレだからうまく行かなくて。それにヒロインだけは奪われないようにする姿がまた萌えるのよね」

オタク特有の早口言葉になりつつゲームの場面を思い出し浸る。ジュルリとよだれを拭う

「ライきゅんの成長にも繋がるし、まじで頑張らないとな…」私は椅子から立ち上がり決意する

「ライきゅんのため!!いや今後の自分のために今日から毎日特訓するぞ!」

まずは体操して身体をほぐし腕立て伏せをする

「ふぬぅ~!!」プルプルしながら頑張るが1回も出来ずぺちゃんと倒れる

「やばい!前途多難だ!」

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