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第7話 ルナの秘密
私が王族だなんてありえない。
だって私は、日本から来たから。
領主様は、栗色の髪と青い目だって言ったけど、それは、私がハーフだから。
お母さんが外国人なの。
「私は絶対に王族じゃないです。」
説明しようとしたとき、ルナから水色の光が見えた。それも、ものすごい量の。
でも、いつもと違うのは、光が周りの人にも見えてるってこと。
「芸術様、まず、王に会わせて下さい。」
水色の光から現れた少女は、いきなり領主様に命令をした。
「まさか、いなくなられた夜天使様でいらっしゃいますか?」
領主様の言葉に、少女は頷いた。
「王は、クリスティーネ様の居場所と、その娘を見つけたといえば、会って下さるでしょう。
私の名は、ルナです。」
ルナ…?まさか。だってルナは、ネコだったのに…




