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第1話 青い光
小さい頃、海で青いネコを拾った。
それからずっと、私はそのネコを飼っている。
まだ、お母さんにも、お父さんにも言っていない。
名前は、ルナだ。
目が黄色くて、月みたいだから、ルナ。
しかも毛並みが青だから、夜みたいネコだな、と思う。
小さい頃は、たまにルナが光ったように見えたけど、今はないから、きっと見間違いだったんだと思う。
でも、そろそろお母さんにバレていると思う。
ルナは鳴かないからいい子で、見つかりにくいんだけど、毎日毎日部屋にこもりきりだったら、さすがに何か気づくんじゃないかな。
「絵麻、もしかして部屋で何か飼ってるの?」
夜ご飯を食べていると、お母さんにそう聞かれた。
「え?何も飼ってないけど?」
今日は、これで終わったけど、多分お母さんはまだ疑ってると思う。
夜ご飯を食べ終わって、部屋に戻ると、いきなりお母さんが部屋に入って来た。
私は、とっさにルナを抱きかかえた。
「何か飼ってるんでしょ?早く見せなさい。」
ルナを抱く手に力が入る。
「いやだ。ルナは、私の友達だもん!」
私がそう言うと、ルナが青く光った。
私は、まぶしくて、目を閉じた。




