2話 「仲間募集」
まずはっと、雑貨屋を開くための土地が必要だな!
課金してお金手にいれてもいいが、クエスト受けてお金をもらったほうが楽しいだろう。
すぐ近くにある冒険者ギルドに駆け込む。
昼間から大人たちがギルドの中の酒場で飲んでいる。
突っ走って抜けると、受付の文字が見えた。
「冒険者登録はお済みですか?お済みで無い方はこちらへどうぞ!」
大勢いるだろう冒険者だが、肝心な冒険者の姿が見つからない。
「すいません!今って冒険者居ないんですか?」
受付のお姉さん聞いてみた。
昼間なのに冒険者が居ないとなると何かあったのかと気になってしまう。
「はい…最近この付近に出来たダンジョンに大勢、いや4つの大ギルドがダンジョンに向かったのですが、まだ帰ってきてなくて。」
ダンジョンか。宝箱とかあるんだったよな。
目の前にあった木で出来た箱に右手を入れる。
これで自分のレベルや、取得スキルが分かるらしい。
「はい!終わりましたよー!」
「どうでしたか?」
これで自分がどんぐらい強いかが分かる。
冒険者に向いてるか、商業に向いてるか。
「レベルは3、スキルは想像作成?」
レベル3ってどうなんだろう?
上限が多分100だろうから、全然弱いんだろうけど…
「すいません!私が記憶している範囲に想像作成と言うスキルは聞いたことありません!」
それもそうか。課金スキルだもんな…
「ありがとうございます!」
まずは、その、ダンジョンに行ってみるか!
でもそのためには仲間が必要だな…
掲示板の方へ駆け足で向かう。
近くにある羽ペンで白紙に仲間募集とかく。
募集人数はとりあえず一人っと。出来れば雑貨屋を開くのでそちらも手伝ってほしい。
「そうだなー」
流石に手伝ってくれるのに何もあげないのもあれだし、一日金貨10枚+欲しいアイテム一つっと
入りたい方は明日の日が頂上に達するとき、ここに集まれ!
「これで来てくれるといいんだけどなー」
次の日
「そろそろ募集した時間かー」
ドキドキしながら冒険者ギルドに入る。
昨日よりはビールを飲んでる人は少ない。
そして昨日の募集した場所へ行く。
「あの?すいません!募集の貼り紙見てきたんですけど、悠人さんですか?」
そこに立っていたのは16歳ぐらいの少女だった。
「私、レナって言います!職業は剣士やってます!」
「自分はってもう知ってるか。悠人です!職業は冒険者と雑貨屋営むつもりです!」
少女は1歩、僕の前に近づき、
「では早速ダンジョンにいきましょー!」
早速だな。
少女に手を掴まれギルドの外に向かう。
「あ、ちょっと待って!少し街を見てからでいいかな?」
ん?少し戸惑っているが少しして
「装備を買うんですね!私もついていきます!」
買うって言うか、作るんだけどね。
こうして2人は武器屋のある方へと歩く。
少し歩いたとこで少女は止まりこちらを向く。
「悠人さんって何歳なんですか?」
現在、高校を卒業して絶賛アルバイト中である。
「んーとね、19歳です!」
そう言うレナさんは?って言い返したかったが女性に歳を聞くのは趣味が悪い。
こんな話をしている間に武器屋。
「どんな武器を買うんですか?」
「買いはしないよ!見るだけ」
強い武器を見て、宿屋で武器を作成する。
それが一連の流れだ。
「僕のスキルはね見た事ある武器なら何でも作れるんだ。」
課金でGETしたなんて、死んでも言えない。
「へー珍しいスキルをお持ちなんですね!」
「レナはスキル持ってないのか?」
「いえいえ!私のスキルは攻撃魔法でアンデット種を一掃できるって言うスキルです!」
何かと便利そうだな。
武器屋に、入ると自分は店主の所にレナは店内を回っている。
「すいません!このお店で一番強い武器はどれですか?」
見れば課金額1000円で何でも作れるなら、このお店の最強武器も1000円で作れるはず!
「大丈夫か?にいちゃん、その装備、初期装備じゃねえかよ!
お金あんのか?お金」
確かに格好からしては貧弱な初心者だ。
だが自分には最強の、現金が大量にある。
「大丈夫ですって!でどこにありますか?」
店主は近くにあった棚の一番上にある剣を指さした。
「ありがとうございます!」
よし!見たぞ!ちゃんと見たぞ!
これで宿屋に戻って作れるぞ!
「よし!レナー宿屋に行くぞー!」
女性を部屋に男と二人きりにするのもなんだが、
雑貨屋を営むとなったら自分の能力もわかってて欲しいしな。
「分かりましたー!」
読んでくださりありがとうございます!
今日もう1話出来れば上げます!