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1話 「想像作成取得」

街並みを見ていると、ときどき目に入ってくる建物がある。


雑貨屋だ。

雑貨屋は何でも売っている何でも屋だが、

ここアルカディアの雑貨屋は何かが足りない。


武器に防具に魔法アイテムなどは売っているのだが、何故か回復ポーションや解毒薬と言った薬草が無い。


「すいません!何で雑貨屋に薬草が、無いんですか?」


雑貨屋の店員(優しそうな人)に聞いてみる。


「薬草は需要が無いからですの。魔法で体力が回復できるのよ

それにですわ、この近くでは低レベルの薬草しかとれないのですわー!」


なるほど、魔法か。


メインメニューを開く。


「プロフィールっと、」

名前、体力、攻撃力、SP、魔法属性などずらーと書かれている。


魔法属性 光 特殊なスキル、物珍しいスキルを主とする。


なんか使いづらそうだなー。


雑貨屋を出る。


「そろそろ現実世界ではもう、1時か、そろそろログアウトっと」


もうぶっとおしで10時間ぐらいログインしている。


ログアウトしたらカップラーメンでも食うか。


そしてログアウト。

現実世界に、帰還。


「なんかついついメインメニューが出るんじゃないかって、やっちゃうなー」

完全にやりすぎだ。


眠気を我慢しながら、カップラーメンにお湯をそそぐ。


ベットに腰をかけ、カップラーメンを口に入れる。


「あ、年末ジャンボの結果どうなったかな?」


今回の年末ジャンボはお金を奮発して、10万円分買ってしまった。

今年も後になって買わなければ良かったと後悔することだろう。


一枚一枚時間をかけて見ていたのだが、眠気が指したので、明日、機械に通す事にした。


そのままベットに横になると一瞬のうちに寝てしまった。


宝くじ売り場の機械に宝くじを入れる。


「あたれ!今年こそは!」

すると機会に赤いランプが付いた。


高額当選!やったたたぁ!確か高額当選は10万円以上!


人生初!宝くじで元が取れた。

それ以外は勿論外れだったが、高額当選で充分だ。


何円当たったのか?駆け足で銀行に駆け寄る。


「高額当選一枚お願いします!」

「かしこまりました!ではスタッフルームへどうぞ!」


何円なんだー!動揺が、隠せず、足を軽くバタバタさせてしまっている。

「二等!?」

店員から聞かされた言葉は本当か疑うレベルの物だった。


「こちらが二等の3億円です!」

ヤバイ、マジでヤバイ…一生暮らせるレベルじゃねえかよ!


持ってきたキャリーバックに詰めると何かあったら怖いのでタクシーで帰った。


「何に使おう…」


一生暮らすのには1億円で充分だ。


でもなんか楽しいことに使いたいよな…


色々頭の中で考えてるうちに、あるテレビ番組を思い出した。


あるゲームの中の勇者がゲーム内通貨をカンストさせたらしく、そのお金をどう使うかー?みたいな番組だ。


「確か、大量のお金でたくさんの武器を買って武器屋を開いてたんだよなー」


それからどんどん人が買いに来て結局お金が一向に減らずに番組終わったんだよな。


「ログインしますかね!」

ブレイブズ・オンライン起動。

壮大な音楽が聞こえてくる。


昨日、ログアウトした宿屋からスタートか。


「ん?なんだこのボタン?」

画面の右下にビックリマークとともに赤く点滅している。


躊躇なくボタンを押すと、課金画面が開かれた。


「課金かー…」


何だこれ?スキル想像作成?課金額1000円で一度見たことがあるものならなんでも作れちゃう最強スキル!


購入金 十万円。


課金で十万円って、高すぎだろ!


「いや、まてよ!一度見たことがある物なら何でも作れるって最強じゃねぇか!」


思わず勢いで購入ボタンを押してしまった。


効果音とともに画面に大きく想像作成取得の文字が表示される。


宿屋を出ると、まず最初にやることは!


「雑貨屋開きますか!」



読んでくださりありがとうございます!

今日はもう少し上げます!

是非よろしくお願いします

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