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29日目
本当に短いです…ごめんなさい
「テナー……!?」
僕はテナーに殺されて死ぬ。そう思った時だった。
「バン」
テナーはリビングにある監視カメラと盗聴器を的確に狙い、撃ち抜いた。
「これで、邪魔は入りませんね」
「テナー……」
僕が関心していると、テナーは周りを見渡して僕に抱きつく。
「……!?」
鳥肌が立つ。気持ち悪くて目眩がしてきた。
「うぅ……」
「アルくん!? 大丈夫ですか!?」
テナーが僕の体をゆらゆらと揺らす。おい、やめろ。マジで死ぬ。
「大丈夫じゃな……い……」
「アルくん!? アルくん!?」
テナーの声がリビングに響き、僕の意識が吹っ飛んだ瞬間だった。




