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軍神の子!

景虎達は越前城下にて今後のことを皆で決めていた。


左近 殿、今後はどうするのです?


景虎 うむ、越後に行こうと思う!


半兵衛 上杉にでございますか?


慶次 何か用でもございますかな?


孫一 景虎が決めたなら行こうではないか?


ここで景虎は皆に上杉家のものであることを言おうと考えていた

どう告げるか?景虎は閃いた!

確かに1559年謙信公は将軍、謁見のため上洛し近衛の姫と恋におちたと

上杉家の文献にあったなぁ!

景虎の先祖は近衛家で生まれ高野山に送られたと!


皆、聞いてくれ!

私は上杉謙信公の実の子である!


え〜〜〜〜!


うるさい!!聞け!

私は近衛家で産まれ高野山に送られた!

名は上杉景虎である!


誠にございますか?一同!


誠じゃ!よって父上会いに行く

じゃが今はこの事他言は無用、上杉家が崩壊する!

何も聞かずついてきてくれ!


左近 殿がどこの誰だと殿は某の殿にございまする!


半兵衛 私も同様です!


慶次 人は人だということだ!


孫一 あっその〜今まで、、、怒ってます?


景虎 孫一そなたは我が家臣じゃ!なぜ怒るのじゃ?


孫一 この孫一命に代えても殿のため頑張ります


一同 ハッハッハッハッ!


さぁ明日越後に向けて早起きじゃ皆寝るぞ!


はい!




一同は2日かけ越後に到着、宿に泊まり身体を洗い、用意をしていた!


翌日景虎達は越後春日山城、城門にいた!


七星庵景虎と申します。上杉謙信様にお会いしたい!至急取り次いで頂きたい!

京の近衛家からだとお伝えください!


門兵は慌てて走って行った!


すると一人のご老体が迎えに来た!

直江景綱と申しまする

ササッこちらへ


かたじけない。


少し狭い居間に通される

そこには謙信公が座っていた

(これがご先祖様か!


景虎は平伏した!


面をあげよ!


失礼と思ったが人払いをと願った!


謙信は小姓に命じた!

直江はいるようにと!


要件はわかっておる!そなたが我が子であろう!


景虎は目を見開いた、見透かされていたか⬇︎

その通りにございまする!


で何用か?


ただ一目お会いしたく参上つかまつりました!


母は息災か?


(確かに景虎を産んだ時に亡くなったと聞いた)

亡くなりましてにございます!


すると謙信の頬から無数の涙がこぼれ落ちは!

顔は表情を変えず涙だけがながれる!


そうか!咲子はいったか!

(近衛前久に娘が居ますが彼女の文献が無いため名前はオリジナル)

今宵は酒の相手をしてもらえるかな?


はっ!時にお願いの義がございます!


なんじゃ!申せ!


私に上杉の名と、毘沙門天の旗印をお許し願えないでしょうか?

私は私の義を掲げるため、諸国を旅いたします!


越後上杉にはとどまらぬと?


越後上杉には景勝殿がおられましょう!私がいれば家中が割れます!

上杉景虎の名を継ぐこと、毘沙門天の旗印の許可を何とぞ!


その二つ許す!


ありがたき幸せ!


今宵はこのもの達と酒あおりたい!

景綱支度いたせ!


はっ!ただいま!


直江景綱は景虎家臣達ともっぱら飲み比べ


よ〜し景綱殿!勝負じゃ!慶次が一気に飲み干した!


何のまだまだわしも負けぬわ!

景綱は倒れる寸前までのんだ!


珍しく孫一が大人しい

左近 孫一いつもの調子はいかがした?


なんでもないわい!一気に飲み干し慶次らにまざる!


皆にぎやかである!


そこに2人の来客が!

上杉景勝と樋口与六のちの直江兼続である!


事を聞いた景勝が謙信、景虎に会いに来たのだ!


良いか景勝、与六、この事、他言は無用じゃぞ!

輝虎からきつく言われている!


謙信に紹介され!

景勝と景虎は口数は少ないが夜更けまで語り明かした!


兄が喜平次(景勝)弟が景虎である!

ふたりはこの日認め合った






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