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短編:詩&エッセイ

何も言わないでくれ。

作者: 尖角

気にしないで欲しい   ――この僕の気持ちを・・・


気付かないで欲しい   ――「君が好きだって」いう僕の想いに・・・






「大好きだ」   だけど、気付いて欲しくない。


大好きだからこそ、  君に迷惑をかけたくないんだ。



「大好きだ」   だけど、友達のままで構わない。


大好きだからこそ、  このままの関係を壊したくはないんだ。






「好きだ」 「好きだ」 「好きだ」  ――その思いばかりが込み上げてくる。


⇒「だけど」 「だけど」 「だけど」  ――だけど、君に嫌われたくはないんだ。






例え、好かれていなくたって構わない。 例え、気になる存在でなくても構わない。


ただ一日に数回だけでも、君と話をする事さえ出来れば、 僕はそれだけで満足だ。


――僕はそれだけで、 「今日もいい一日だった」って思う事が出来るんだ・・・。






だから、僕の心の奥底から溢れだすこの想いには気付かないで欲しい。


例え、気付いたとしても、  気付いていないフリをして欲しい。


――僕には何も言わないでくれ。  ――それだけを僕は願うよ・・・。






別に、「付き合え」とは言わない。  別に、「好きになれ」とは言わない・・・。


って言うか、大好きな君にそんな事を言う勇気なんて、僕にはそもそもないんだ。






だから、少しだけでいい。  話をする時間だけでいい。


それだけでいいから、 僕に幸せを与えてくれはしないだろうか??





















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