何も言わないでくれ。
気にしないで欲しい ――この僕の気持ちを・・・
気付かないで欲しい ――「君が好きだって」いう僕の想いに・・・
「大好きだ」 だけど、気付いて欲しくない。
大好きだからこそ、 君に迷惑をかけたくないんだ。
「大好きだ」 だけど、友達のままで構わない。
大好きだからこそ、 このままの関係を壊したくはないんだ。
「好きだ」 「好きだ」 「好きだ」 ――その思いばかりが込み上げてくる。
⇒「だけど」 「だけど」 「だけど」 ――だけど、君に嫌われたくはないんだ。
例え、好かれていなくたって構わない。 例え、気になる存在でなくても構わない。
ただ一日に数回だけでも、君と話をする事さえ出来れば、 僕はそれだけで満足だ。
――僕はそれだけで、 「今日もいい一日だった」って思う事が出来るんだ・・・。
だから、僕の心の奥底から溢れだすこの想いには気付かないで欲しい。
例え、気付いたとしても、 気付いていないフリをして欲しい。
――僕には何も言わないでくれ。 ――それだけを僕は願うよ・・・。
別に、「付き合え」とは言わない。 別に、「好きになれ」とは言わない・・・。
って言うか、大好きな君にそんな事を言う勇気なんて、僕にはそもそもないんだ。
だから、少しだけでいい。 話をする時間だけでいい。
それだけでいいから、 僕に幸せを与えてくれはしないだろうか??