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男装少女の地獄生活7

登場人物紹介

・ルイ アルマーノ

レベル668。母親を幼くしてなくし、父親は女であるから弱くあるという思考を捨てさせるため、男のように一人称から服装まで物語のようにしている。戦闘技術は全てメイドが教え込んだ賜物である。

煉獄魔法、悪魔魔法、召喚魔法、爆破魔法、氷結魔法、風魔法、爆破魔法を習得している。侵入者の報を受け、一番に部屋を飛び出した。


・ルクス リッチ

 ルイの懇願で大王は彼をアンデットで意思のあるデミリッチとして蘇生させた。今回は率先して侵入者の排除へ向かう。ルイは蝙蝠に擬態し天井でその様子を観察していた。


・自称勇者軍団

 自称勇者、タンクの男、魔法使いの女の三人衆。都市近郊では割と貴族の娯楽で討伐されるモンスターを田舎で倒してうっかり英雄扱いされてしまった哀れな人間。天狗になって今回もダンジョンを攻略してくると言って向かった。全体平均はレベル32と、ルイやユーからすれば塵以下の存在だ。


・元老会2番

 元老会の窓口と言えば彼。音に敏感で、索敵を得意とする。大きな耳はたとえ遠くの人のひそひそ話も聞き逃さない。

 ルイとユーそれぞれがメイド長にコテンパンにされている間、1層ではまた侵入者が現れていた。

「ここが噂のダンジョンか」

「フン…つまんなそう。私たちのパーティーが出る幕もないでしょ普通」

 彼らは地方の村で英雄と崇められたパーティー。村を襲っていた体長10メートルのオオトカゲモドキを討伐(王都近郊では普通に狩りの対象として楽しまれるくらいの強さ)して、うっかり自分たちが強いと思い込んでしまった哀れな冒険者集団。


 彼らは1層の洞窟を、スライムやスケルトンを薙ぎ払いながら進む。強いと思い込んでいるだけあって、実力がない訳ではない。5層にたどり着いたところで低層の取りまとめ役と相対する。

「なんだアイツ…人間みたいな顔してんな」

「ですねぇ、恐らく蘇生魔法でアンデットしたとか」

「商人が誘拐されたって話も聞いたことあるぜ。本当かは知らねぇが、現実味を帯びて来たな」


 彼らはルクスの事をただのリッチだと思い大した警戒もせず魔法の射程圏内に入る。デミリッチはリッチの上位種、やれることの広さも変わってくる。

「ボーンフィールド」

 地面が揺れ、大きな骨が出現し、デミリッチと勘違い英雄達をドーム状に閉じ込める。

「おおいなんだよこの揺れ!」

 腰を抜かし撤退しようとするも、既に塞がれている。


「私は大王配下、ルクス リッチ。侵入者よよくここまで来た…だが死んでもらうッ!」

 無詠唱でいきなり魔法を飛ばす。炎、氷、雷の三属性魔法”トライフォース”1人に対して使うことも、複数目標に分散もできる便利な魔法だ。最初に一番前にいた向かったのはタンク役の大柄な男に、氷結魔法が降り注ぐ。馬鹿正直に正面から受け流そうとして、そのまま肺まで凍り付く。次に魔法職の女に、煉獄魔法がゴウゴウと音を立てながら向かう。氷結魔法で相殺しようとしたが、詠唱が遅すぎた。生きたまま業火に焼かれる。


 最後は自称英雄。雷魔法が龍のごとき襲い掛かりを見せる。

「うわぁ! うわぁああ!」

 もはや抵抗することもせず骨の壁を叩く、背中から壁を貫通し、近くの岩を破壊した雷魔法。当然人間が耐えられるはずもなく、戦闘とも呼べない一方的な殺戮は終了した。


「やるじゃーん! 元商人とは思えないよ!」

 上で蝙蝠に擬態していたルイが下りてくる。侵入者の報を受け、ルイが向かおうとしたが、ルクスが敵の相手を志願したのだ。

「人間は醜いからねぇ! 英雄だなんだっつってもこんなもんすよ。こいつら…見たことありますぜ、主人。なんだかんだ英雄英雄って言って安く値切ろうとしてきた奴らですわ」

「ふーん人間ってつまらないのね」


 そういって氷像をつつく、大柄な男は一瞬にしてバラバラになり、地熱で溶けて行った。

「じゃ、残りの死体は持って帰って元老会のご機嫌取りでもするかぁ」

「主人も中々上手いコト考えますな。死体は、あっしが持ちますぜ」

 まだ感電してかろうじて息のある自称勇者に、

「下等生物が」

 トドメをルクスが刺す。どうやら心もすっかるアンデットになってしまったようだ。しかし、

「主人、帰りましょう!」

 そのニカっと笑う笑顔は、今も昔も変わらなかった。


 元老会の集会所にワープしてくる二人と死体二つ。元老会の2番が出迎えをする。

「ルイ様これはこれは…いかがなさいましたかな?」

「父上との対立で最近物資に乏しいって聞いたからはいこれ、死体二つ」

「おぉぉ、大王様と対立の身でありながら皇女様から物資を頂けるとは、ありがたい話で御座います」

「そういうのいいから、じゃそれ、好きに使ってね!」

 再び二人はワープする。その背中を2番は深々と腰を折って見送った。

登場人物紹介


・ルイ アルマーノ

レベル668。母親を幼くしてなくし、父親は女であるから弱くあるという思考を捨てさせるため、男のように一人称から服装まで物語のようにしている。戦闘技術は全てメイドが教え込んだ賜物である。

煉獄魔法、悪魔魔法、召喚魔法、爆破魔法、氷結魔法、風魔法、爆破魔法を習得している。侵入者の報を受け、一番に部屋を飛び出した。


・ルクス リッチ

 ルイの懇願で大王は彼をアンデットで意思のあるデミリッチとして蘇生させた。今回は率先して侵入者の排除へ向かう。ルイは蝙蝠に擬態し天井でその様子を観察していた。英雄とは名ばかりな相手に心底がっかりしていたし、過去値切りしてきたこいつらへの同情の感情は一切なかった。

レベルは今回も上がって61


・自称勇者軍団

 自称勇者、タンクの男、魔法使いの女の三人衆。都市近郊では割と貴族の娯楽で討伐されるモンスターを田舎で倒してうっかり英雄扱いされてしまった哀れな人間。天狗になって今回もダンジョンを攻略してくると言って向かった。全体平均はレベル32と、ルイやユーからすれば塵以下の存在だ。実際たった50レベルも行かないデミリッチに壊滅させられた。技量は皆無と言えるだろう。


・元老会2番

 元老会の窓口と言えば彼。音に敏感で、索敵を得意とする。大きな耳はたとえ遠くの人のひそひそ話も聞き逃さない。今回の死体は資料術の実験に使うことが議会で可決された。

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