表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
113/164

第113話 朝の公園の淫靡な軽食

「しかし、いい天気だ。神様も僕達の門出を祝福してくれているんだね。君もそう思うだろ?」


 かえでは車を千要の中心部へと進めた。相変わらずジャケットの前はほぼ開かれてむき出しに近いそのあまりにも大きな乳が揺れていた。誠の視線はその剝き出しの乳とスケスケのTバックのパンティーと淫靡なかえでの笑顔の間を往復し続けていた。


「今日の朝食は君はカレーうどんか。僕は今日はルーティーンの僕の一番好きな飲み物である君には秘密の白い液体と軽くクロワッサンくらいしか食べていないんだ。実は君の為に僕自らサンドイッチを作ったんだよ。千要公園があるだろ?そこで一緒に食べてデパートが開くまで語り合おうじゃないか」


 かえでの笑みには何か含みがあるように誠には見えたが誠にそれを断る勇気はなかった。


 かえでの車は国道を走り続ける。休日とは言えこの道路は渋滞することで有名な道路だった。四車線の道路の隣には当然大型トラックなどが並走している。その運転手たちはかえでのオープンカーの運転席に乳を晒した状態で笑顔で運転しているかえでを見ると思わずブレーキを踏みそうになった。その運転手の危険運転を無視するかのようにかえでは巧みなハンドルさばきで渋滞の合間を滑るように車を走らせた。


「もうすぐ先に駐車場がある。そこからは歩いて行こう」


 誠が知る限り千要公園には専用駐車場があるはずだが、かえではそのかなり手前で国道から横道に車を乗り入れた。


「もっと近くでも良いんじゃないですか?それにあそこは専用駐車場がありますよ。そっちの方が近いですし……正直人には見られない」


 勇気を振り絞って誠はかえでにそう言ってみた。誰がどう見ても絶世の美女の痴女の隣を誠は好き好んで歩きたくなかった。


「君の厚い胸に抱かれながら一緒に歩きたい……いけないかい?僕がそんな希望を持つことは?」


 かえでは突然悲しげな表情を浮かべながらコイン駐車場に車を乗り入れた。


 二人が車を降りるとかえでは誠の左腕にしがみついてきた。無邪気な笑みを浮かべるかえでを見ると誠にはそれを軽く抱きとめる事しか出来なかった。


 偶然と誠の手はかえでの股間に当たってしまった。その瞬間、誠はそこに湿り気を感じて手を引いた。


「仕方ないだろ?愛する『許婚』と同じ時を過ごしていることに僕の美しい股間の花弁の奥から蜜があふれてきて仕方ないんだ。こんな淫らな女は嫌いかい?」


 かえではそう言って笑うと誠の手を引いて千要公園を目指した。


 道を通る人々は大きく開かれた皮のジャケットの合間に揺れる巨大な胸のスケスケのTバックを履いた変態女を連れた異常性欲の持主に誠は見えていると自分では確信していた。


「着いたよ、じゃあ座ろうか。こうしている間も股間からは蜜があふれて仕方ないんだ。何なら君がなめとってくれると嬉しいが……それではクバルカ中佐との約束に反することになからね。止めておこう」


 かえでは着くなり手にしていた籐のバックからサンドイッチを取り出し、誠に向けてわざと股間を開いたような格好で芝生の上に腰かけた。


 誠の目には汁で透けてほぼ丸見えになっているかえでの大事な部分が目に入った。


「何を見ているんだい?そうか、見たいんだね?じゃあ直接見るかい?そしてあふれる蜜をすべてなめとって欲しい。まあそうされたらさらに蜜があふれ出て僕の意識は跳んでしまうかもしれないがそれも良いかもしれない」


 そう言ってかえではTバックの透けたパンティーに手をかけた。


「やめてください!それはさすがに犯罪です!僕達一応、警察官なんですよ!」


 誠は必死になってそう言いながらかえでの手を止めた。


「そうか……つまらないね。僕はそうして君の舌を股間の花弁で味わうことを想像してここに誘ったのに。じゃあ、気分を変えて食べようか」


 かえではそう言うとランチボックスの蓋を開けてみごとな形のサンドイッチを取り出し誠に手渡した。


「少し、僕の蜜の味がするかもしれない。隠し味として少し混ぜ込んでおくように頼んでおいたんだ……それも一興だろ?」


 誠はかえでが相変わらず誠に向けて股間を開いたままでサンドイッチを口に運ぶのを見ながらただ自分がかなりの羞恥プレーにさらされている事実だけを認識していた。そしてとんでもないものが入っているサンドイッチを誠は口にすることになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ