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どうやらエンゼルさんと2人でおでかけするようです

エンゼルさんの家に住むことになったテイルズはデイマンドの街を2人で出かけることになった。

「さて、テイルズどこの宿屋に泊まってたんだ?」


「メルカという宿屋です」


「あー、あそこいいよなあ!働いてるお嬢ちゃんかわいいよなあ?!」


「た、たしかに可愛らしかったですね。あ、着きましたよ!」


世間話している間にメルカへ着いて住む場所が決まったことを伝えた。


「さて、どこに行きますか?」


エンゼルさんに聞いた瞬間に僕のお腹が鳴った音が響いた。


「あああ…」


「よし!メシ行くか!」


「あ!エンゼルさん。ご飯でしたら昨日いいお店を見つけましたよ」


「なんていう店なんだ?」


「アルダンテというお店です」


「へーー、なかなか見る目あるねえ。じゃあアルダンテ行こっか!」


「はい!」


こうしてアルダンテへ向かった。


「邪魔するぜい!!!」


エンゼルさんは勢いよく入って行った。


「おう、エンゼちゃんじゃねえか。最近顔見なかったから心配したぜ」


店主さんと仲がいいな。どうやらエンゼルさんは常連だったらしい。


「今日はどうしたんだ?」


「今日はうちのかわいい後輩くんを連れて来たんだ。」


「ほう…あ、お前さんはよそもんから来た小僧じゃねえか」


「あ、昨日ぶりですね…あはは」


「まあとにかくあの席に座んな。飯作ってやるからよ」


「ありがとさん!」


こうして席に着いた。


「はああ…」


「どうした?やっぱり元気ないな。まだGのこと気にしてんのか?」


「当たり前ですよ!僕テイマーの才能無いんですよ…」


「別にモンスターのランクが全てでは無いぜ」


「え?どういうことですか?」 


「例えばモンスター自信のレベル、スキル、後は主人との連携。これを上手く扱えなければ例えモンスターランクが高くても意味ねえぜ」


「そ、そうなんですか!」


「昔、お前と同じGランクのモンスター使いのテイマーがいたけどスキルやレベルなど鍛えまくってAランクのモンスターを倒したって例もあるぜ」


「そんなことが…」


「あとはそうだな…従えるモンスターを増やすことかな。ストックを増やすのさ」


「そんなことができるんですね!」


「だが…ストックの増加方法が未だに不明なのさ。だからたまに2体のモンスター操れるやつはいるけどって感じだな。こちらはあまり期待しない方がいい」


エンゼルさんと仲良くなれてよかった!Gランクでも一流のテイマーになれるんだ!少し希望が見えてきた!


「そういえばエンゼルさんは今どのランクのモンスターを従えてますか?」


「ふふふふ、内緒だ♡」


「な、内緒ですか!まあいいですけど」


どうやら料理が完成したらしい!


「おまちどお!ゆっくり食えよ!」

「あははは!きたきたきた!!」



エンゼルさんがすごく喜んでいる。ここの料理は本当に美味しい!まあ雰囲気がものすごく怖いけど。


「いただきまーす!」「いただきまーす!」


こうして腹ごしらえは終えて観光に戻った。もう少しで日も落ちて暗くなるころだ。だがエンゼルさんはそんなこと全然気にしてない様子だ。


「そういえばエンゼルさん、ずっと気になってたんですけど、この街の真ん中にあるあのすごく大きな植物はなんですか?」


「あれは’生命の花’ だ。数百年に一度花が開くと言われその時なにか起きるだの言われているけど誰も開いたとこ見たことないから都市伝説だと言われてるぜ。」


「そうなんですね〜でもなんかすごいですね!」


「そうか?そんなことより!今日は私のお気に入りの場所に連れてってやる!夜でも盛んだからなこの街は!心配するなよ!」


こうして僕はエンゼルさんに散々連れ回された。

道具屋、果物屋、服屋、防具屋、モンスター専門道具店、武器屋などなど…


帰って疲れ果てた僕はすぐに部屋に戻り寝てしまった。




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