カリンvsサリー どうやら女の戦いが始まるようです。
「カウロ」『カウロ!』
サリーの方はベビードラゴン。そしてカレンの方は……
「あなたのモンスターはエンジェルラットね」
『そうよ!これでカリンの仇は打たせてもらうわ!』
エンジェルラット……確かEランク。どんなモンスターなんだろう。
すると!ものすごい速さで飛びかかってきた!
ガキッ!
爪の切り裂き攻撃がベビードラゴンに当たった!かなり効いてる様子だ。どうやら速さだけでなく攻撃力も高いのか…?
「ベビーちゃん!」
「つ、強い……」
僕は思わず口に出てしまった。すると後ろからハルクがやってきた。
「エンジェルラットはとにかく動きが速いんだ。速さだけで言うとAランクモンスターにも劣らないと言われている」
「へ、へえ」
「そして速いということはもちろん攻撃力は跳ね上がる」
「それは手強いな……」
とハルクと話してるとユースタスがわざとらしく肩にぶつかってきた。
「おっと、わりぃわりぃ」
ここで僕はハッと気づいた。そして静かにハルクの元から去っていった。
「や、やるわねカレン」
『一気にたたみかける!』
ここでカレンがスキルを発動させる!
〜スキル!ローリングラット!〜
するとエンジェルラットはものすごい勢いで跳ねるように
回転し出しそのまま転がってきた!
1回2回とバウンドし、そして3回目で突進してきた!
何回もバウンドするからいつ攻撃してくるか分からない!
「まずい!!」
あまりの速さにまたベビードラゴンは攻撃を受けてしまった!だがさすがDランクと言ったところか。並のモンスターでは既に倒れているだろう。
『いくらモンスターが強かろうがこの速さには敵わないのよ!残念な!もう一回行くよ!!』
「まずいわね。流石にもう1発食らったらアウトね」
『避けるなんて不可能よ!』
そしてエンジェルラットがまたものすごい速さで跳ねながら転がってきた!1回2回とバウンドし3回目……と思いきや
「ここよ!スキル!メタルウイング!」
〜ここでメタルウイングについて説明しよう。このスキルはサリーのベビードラゴンの炎のブレスともう一つのスキルである。翼を硬くして身を守るスキルだが継続時間がわずか1秒しか無いためタイミングを誤ると不発に終わって隙を晒してしまう〜
『何!?』
タイミングよくぶつかったエンジェルラットは硬い翼によって弾かれ飛ばされてしまった!
「今よ!」
〜スキル!炎のブレス!〜
そして勢いよくブレスをエンジェルラット目掛けて放った!
空中に放り出されてるため身動きは取れないエンジェルラット!
もろに炎のブレスを受けてしまいそのままダウンした。
『なぜ、メタルウイングがあそこで打てた……?』
「あなたのラットちゃん、いきなり私のベビーちゃんの高さまで飛べないわよね?」
『……!!』
「最初の攻撃の時1回2回とバウンドしてたけどあれはフェイクなんかじゃなく高さをつけるための助走ってところかしら?」
『くっ……!』
「それが分かれば後はタイミングを合わせるだけよ!」
『そうか……私の完敗だな』
「まあただそのなんだ。今回は私がたまたま浮いてたからできた戦法なわけで地上のモンスターだったら負けてたかもしれないわ。だからその……なかなか強かったわよ」
『サリー……ちゃん』
するとカレンはサリーに抱きついた。
『あんたっていい人なのね〜!!大好きだわうわああん!』
「ちょっ……分かったから離れなさいよ!」
こうして一回戦は終わった。サリーの勝利だ!
「サリー!見事な試合だった!」
「あったりまえよ!私が負けるわけないじゃない!」
次はユースタス対クエイクの戦い。
「ふふふ、お手並拝見といこうかね!」
『へへへ、よろしくでごんす!ユースタス殿!』
「それでは!試合開始!!」




