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Snow Drop!!  作者: to-co
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He dreamed a dream

あなたは過去の夢を見たことはあるだろうか。


「こんなことがあったなぁ」とか「あのときこうしていれば」と起きて懐旧や哀愁に耽ることもあるだろう。

ただそれを何度も繰り返し見るようであればどうだろうか。


自分は繰り返し同じ過去の夢をよく見る。


「これでいいんだよ。」


あぁまたこの夢だ。


「……っでも…それじゃユキが!!」


もう何度この光景を見ただろうか。


「いいんじゃないですか?

センパイもこう言ってるんですし、それに…」


ライブ後、控室に戻る途中の薄暗く無機質な廊下。


「お前が夢見たところに辿り着けるんだ。その障害が俺なら、俺はその道を妨げたくはない。」


ちっぽけなプライドによる後悔と


「でも!!」


彼女なら引き留めてくれるという淡い期待


「スターに!!」


「…っ!!」


「スターになりたいんだろ、ハレ!!」


「……っ……うん…」


泣きながらそれでも確かにうなずいた彼女を見た時の諦観


「だったら……これでいいんだ。」


そして俺は無機質な廊下を一人歩きだす。


「だめだ」とか「戻れ」とかこの時の自分に忠告できるのであればどんなことでもするだろう。


「…ヒナ


「……はい。」


「これはお前が持ってろ。」


「…わかりました、お預かりします。」


築き上げた思い出を置いて


「じゃあな。」


俺は憧れた夢からドロップアウトした。




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