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「ん…んぅ…はぁ…頭痛い。」
僕は起きた
「はぁ…また面倒な事になったな…」
状況整理をしよう。まず私は日本やらアメリカやらがある世界で死に、女神様に転生させてもらって今なうだ。
じゃあさっきの記憶は何?……
「うぁぁぁぁあ!!」(叫んだ場面)
「この者を、王族反逆者とみなし処刑する!」
ざわざわざわざわ
「なんと…!」「やっとあの王子が処刑だ」「王族が王族をなんて…」
色んな声が聞こえるなぁ…はぁ…やっと開放される
「貴様。開放されるなどと馬鹿な事をほざくなよ?w今から死ぬまで殴り続けてやるからな」
殴る?……
ゴンッ ゴンッ ドンッ
「ガハッ…」「ゴフッ」「もうっガハッ……!」……………
もう意識が…身体中痛い…ただ僕は…お兄様達に認めてもらいたかっただけなのに…
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「はぁ…これ僕の未来の事なのかな…この記憶を持って何故か転生出来たってことかな…」
ダメだ考えるのはなし。もうめんどくさい。
これからどうしよう…この記憶の通りなら今から母さんが…死ぬ…。