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第1話 マサチューセッツ工科大学入学、ニールセン博士家へ下宿、そして家庭教師

『2020年信長の子孫、織田裕介が信長を継いで日本を統一、その後地球を救い、宇宙へ』もよろしくです。

 ここはアメリカマサチューセッツ州ケンブリッジ、僕は織田裕司、16歳、身長175cm成長中、けっこう頭が良く、米国の大学入学資格を得て飛び級、マサチューセッツ工科大学を受験して合格した。特技は発明と忍術と剣道、手品の目にも止まらぬ早業だ。そして今、マサチューセッツ州キャンブリッジポートのニールセン博士こと大学の研究員、米国人家族の家に下宿することになった。


 僕「お会いできて嬉しいです。今日からお世話になります、織田裕司です。これは僕の発明した自動調理装置です。どうぞお納めください。」

 ニールセン博士「おぉ来たか。歓迎するよ。私はフランク=ニールセンだ。こちらは私の妻、リンダ、そして長女のエレン、次男のアッシュだ。マサチューセッツへようこそ。それから大層なお土産ありがとう。」

 長女のエレンは15歳、中学生でもうすぐ高校受験だ。身長170cmの細身の金髪、ものすごく美しい子だ。弟のアッシュは11歳、身長158cmのこれから成長期、まだ幼さの残る腕白、中学に入学したばかりだ。

 ニールセン博士「早速だが、約束通り、エレンとアッシュの家庭教師をしてもらえるかを決めるテストを用意しておいた。」とテスト用紙を差し出した。エレン「え~、私家庭教師なんていらないよぉ。」アッシュ「僕もだ。」ニールセン博士「何を言う。今の学校の勉強ができた所で何程のことがあらんや。我が家は博士の家なのだ。全てを知らなければならない。」エレン「全てをって!?」アッシュ「何それ」


 僕「ではあのテーブルを使ってもよろしいですか?」

 ニールセン博士「どうぞ。」

 僕は、1時間位で全てを書き終え、ニールセン博士に渡す。

 ニールセン博士「君凄いね。これ結構ボリュームがあるんだが、それに凄い速さで手が動くねぇ。あ、どれどれ?」


 ニールセン博士はテストの採点を終え、満点であると共に数学、物理、化学の回答の多様性に驚く。

 ニールセン博士「満点以上だ。言う事なし。これ以上の家庭教師はいないだろう。君は約束通り、我が家への家賃や食費は無料にしてあげよう。」

 僕「ありがとうございます。」2人の子供に向き直り「そういう言う訳で君達の家庭教師になった織田裕司です。よろしく。」と言って手をさしだした。アッシュはその手を躊躇なく握り、エレンは遠慮がちに握り、握手を交わした。


 食事は僕の持ってきた自動調理装置なるもので、今あるありあわせの食材を元に自動調理装置で作った。1時間後、ニールセン博士家にとってかつてない日本食が並んだ。日本食はニールセン博士らの希望だ。自動調理装置は、各食材ストック、たんぱく質系、野菜系A~Kから取り出し、プログラムされた、煮る、蒸す、グリル(直火焼き)、ロースト(乾燥した高温化のオーブン調理)、炒める(ソテー)、混ぜる、切る(種々のカット方法有り)、熟成、冷やす、の各工程へ、パイプと経路切り替え弁にて搬送して調理するものだ。もちろん、日本の出汁文化は最大限活用されている。この装置は織田裕司が特許を日米で取ったもので、メーカーに作ってもらい、その売上の3パーセントをもらえると言う。他にも特許収入があり、織田裕司はけっこうな金持ちだった。なので家庭教師をして下宿代をただにしてもらったところであまりふところ事情に影響はない。


 してそのメニューは、牛丼、牛たたきサラダマリネ、味噌汁、餃子だった。けっこう受けた。こうして俺は、ニールセン家のコックにも就任した。もの凄く歓迎された。


 早速、家庭教師を始める。初日なのでテストを作り2人の学力テストを見ることにした。2人のテストが終った。採点を終え、

 僕「なるほどなるほど、2人共結構いいね。頭の良い子好きだよ。」と言うと2人共嬉しそうにしていた。


 その晩は、2人の学習計画を作り次の日二人に渡した。「何これ。凄い難しいじゃん。」僕「だってさっきニールセン博士が言ってただろ。博士の家なのだから全てを知らなければならない、て。」「そりゃそうなんだけど。」「でもねぇ ゲームしたいし、アニメ見たいし、そうだアニメ持っている?」「ないけど、日本語版なら日本製全アニメをインターネットで好きなだけ見れるよ。」「え、じゃあ私日本語勉強する。」「あ、僕も僕も。」「OK、じゃあ日本語の学習計画も立てておくよ。」「わぁ嬉しい!!!じゃあ今日はお休みなさい。」「お休みなさい。」「あぁお休み。」

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