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くらもんってなにもん・・?

作者: 倉本保志

小説家になろう をご覧の皆さん、お久しぶりです。最近投稿を怠けていてすみません。

このサイトをご覧の方だけに、特ダネを提供したいと思います。じつは、私、倉本保志はくらもんです。

といっても、作品で紹介したように最近はくらもんがネットにたくさん存在しますが・・・私はそのうちの一人です。今後とも、小説家になろう、の倉本保志 seesaaブログのくらもん、ともにお引き立てのほど御願い申し上げ奉りますうううううう。


くらもんってなにもん・・?


家で小説を書いていたら、唯一の友達が、どたどたと駆け込んできた。

「おいおい、なんかやばいことになってるぞ」

「なに、?やばいことって」

「くらもんだよ、くらもん」

「くらもんがどうしたの?」

「なんか、ぞろぞろ、湧き出てるぞ、 雨後のなめくじみたいに・・」

「バカ、それを言うなら、雨後の、たけのこ だろうが・・」

「はん、あり得ないよ、」

「半年前、おれが無料のseesaaブログ始めたころには、くらもん 

で検索したって、自分のブログはおろか何一つ出てこなかったんだ。」

[とにかく見てみろよ]

「いきなり来てなんだよ、おれはいま忙しいんだ。小説家になっちゃいな・・」

に投稿する小説を書いてんだ。将来小説家になるんだから、」

「いいから、見てみろって・・」

「ったく、そんなわけないだ・・」

「・・・・・・・・」

「ホンマや・・・」(すいません)

「なっ、言ったとおりだろ・・・」

「一体どうなってるの・・?」

「さあ、?」

「・・・・・・」

「ってことは・・・おい」

「・・・・なに?」

「ついに、来たんじゃねえのか・・?」

「・・・・なにが??」

「オレの、この、倉本保志さまの時代が、とうとうやって来たんだよ」

(そうか、やっと時代が追い付いてきたか・・・うんうん・・)

「・・・・・なに? さっきから、なにいってるの?」

「なにって・・?だから、オレの時代が・・」

「なんで・・?」

「なんでって、つまり、オレの、くらもんのブログが、半年たって世に認め

られたから、こうやって 追従する形でぞろぞろと・・雨後の・・・のように」

「・・・・・・・」

「なんだよ、その目は?」

「まさか、疑ってるのか? オレが、じつはくらもんだってこと?」

「・・・いや、そうじゃないよ」

「お前が、ブログ書いていたのはちゃんと知ってるさ」

「だろ、何度か話したよな、ウミガメの話とか」

「うんうん、お前が浜に居たんで、ウミガメが急きょ、沖に引き返したって話だろ」

「そのカメの口コミで、四国のその海岸、今年、史上最低の上陸数だったそうじゃないか・・・かわいそうに・・・」

ウミガメの話だと、「あいつがいるから、今年はよせって・・」

「なんで、ウミガメにあいつ呼ばわりされなきゃいけないいんだよ」

「ちがうよ、最低の上陸数は、たまたまだよ」

「何頭来たの・・?」

「確か1頭・・」

「お前が行く前・・?」

「確か1週間ぐらい前かな?」

「お前が行った後は」

「うん、0頭」

「・・・・やっぱり・・」

「やっぱり、じゃねえよ、違うって、オレのせいじゃないから」

「そこの、観光協会の人、怒ってたぞ」

「なにが、・・?」

「あいつのせいでウミガメ来なくなったって」

「だからやめろって、あいつ呼ばわりは」

「もう、二度と来るなって、えらそうに瀬戸大橋、渡って来るなって・・」

「なんで、えらそう・・なんだよ」

「貴様ごとぎが、泳いで来いって・・ありゃあ、相当怒ってたね」

「いやいや、それは、ウソ、絶対ウソだから、そんなこと絶対言ってない・・」

「おまえさあ、なんでオレを、陥れようとしてるの、さっきから」

「ちゃんと貢献したよ、オレ・・」

「うそ・・?」

「ほんとだって、トリッピ・アドバイザーにそのこと、投稿したら、

そこの海岸の閲覧数、ぶわああっと増えたんだから」

「マジで・・・・」

「ほんとだよこれは」

「アドバイザーさん、言ってたもん」

「なんて・・?」

「くらもんってなにもん?・・・って」

「・・・・ふふふふ、笑止」

「いや、ごめん。いまのはウソだけどさ、増えたのは事実らしいよ」

「もう、話が、錯綜してむちゃくちゃになってるじゃん」

「一体なんの話だったんだよ。」

「いや、だから、くらもん の話」

「ああそうだっけ・・?」

「なんだよ、投げやりだな・・」

「もう、どうでもいいもん」

「・・なんか、違うみたいだよ」

「何が・・・?」

「なんかさ、おまえ、自分が、火つけ役みたいに言ってるけど」

「前から、あったみたいだよ」

「少なくとも、お前がブログ始めた、今年2018年の4月より、前から、ブログ始めてた人、いたよ」

「くらもんで・・・?」

「うん」

「ええっ・・・そうなんだ、ちょっとショック・・」

「・・・・・・・・・」

「でもさ・・・」

「・・なに?」

「オレは、その人のブログ、真似たわけじゃないからね、一度も見たことないから」

「ま、それは間違いないだろうけど、ちょっと自粛した方がいいんじゃない?」

「なにが?」

「だから、お前のその、自己意識の過剰性・・・?」

「べつに、どこに、何十人、くらもんが、いてもいいんじゃないの・・?」

「・・・・・・」

「その分、知名度上がって、ブログのアクセス数増えたんだろう」

「・・・・まあ、それはそうだけど・・」

・・・・・・(しばらく考えて・・)

「そうだな、いまの時代、共存共栄でいけるなら、いいのかもね」

・・・・・・・

「ふん、やっと世間が分かったみたいだな、大体お前は、短絡思考でいけないや」

「もっと世間様に感謝して生きていかなくちゃ・・」

「うん、わかった、以後、気を付けるよ」

「それに・・・」

「うん・・・?」

「このたぐい稀な文章能力は、そう簡単にまねできないからね」

外側だけ、まねたって、化けの皮がはがれて、すぐにいなくなるさね・・・」

・・・・・・・

「だから、それが駄目なんだって・・・言ってるのに、ほんと死ななきゃ治らないのかね、この・・は?」



           おわり


今回はドキュメントタッチ(どこがやねん・・)でお送りいたしました。最近小説の方が書けていなくて

心もとない気持ちでいっぱいです。そんな私でも、毎日のようにどの作品かを見ていただいています。

ほんとうに感謝に堪えません。今後ともぜひよろしくお願いいたします。・・・というわけで倉本保志の

新作、第36段ここに投稿いたします。

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