表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

そうしてお姫様は、

いじめられたら、いじめ返さないと。

作者: 東亭和子
掲載日:2017/02/16

「お義姉様!よく来てくださいました。

 私、とっても嬉しいです。

 だってお義姉様は私のことを嫌いだったでしょう?

 目障りだといつも私をいじめていましたよね?

 私はお義姉様のこと好きなのに、嫌われていてとても悲しかったのです。

 いつか私を好きになってくれるんじゃないか、と信じていたのです。


 知っています。

 絶対にそんなことはあり得ないと。

 分かっています。

 まだ私のこと嫌いでしょう?

 だから私が幸せになった姿なんて見たくないと思っていたのです。

 それなのに、こうして私の結婚式に来てくれるなんて。

 私は本当に嬉しいのです。


 ありがとうございます、お義姉様。

 私、お義姉様のおかげでこうして幸せなのですから。

 これは私からお義姉様への感謝のプレゼントです。

 もちろん、受け取ってくれますよね?

 どうしたのですか?

 顔が引き攣ってますよ?


 さぁ、遠慮なさらずに受け取ってください。

 お義姉様の大好きな靴なんですから。

 特注で作ってもらいました。

 出来たてですから大丈夫ですよ。

 真っ赤に熱されたこの鉄の靴を履いてみてください。

 サイズが違ったら作り変えないといけないでしょう?

 だから、ほら、履いてください。

 ねぇ、お義姉様?」


その靴を履いて、早く踊って下さい。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ