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幕末香霊伝 吉田松陰の日本維新  作者: ロロサエ
アヘン戦争台湾編
87/239

朱家の娘達

女性に対する抑圧的な表現があります。

それを増長する意図は全くございませんが、時代が時代ですのでお許し下さい。

 濁水渓に向け海舟らが進軍していた頃、赤痢から快復し、熱も下がった松陰は穏やかな気分で目を覚ました。

 前世において地方へと出張した際、ふらりと入ったお店で絶品カレーと巡りあった時の様な、えも言われぬ多幸感に満ちていた。

 悪夢も見た筈なのに、そんな事はすっかりと忘れ、気分はすっきりとしていた。

 しかし、体は重く、手を動かす事さえ容易ではない。

 まるで、縄できつく固定されているかの様に。

 体の感覚もあやふやで、痺れすら感じていた。

 

そうやって横になったまま暫くいると、遠くで人の声がした。

 やがて無数の足音と共に、誰かが近づいて来る気配がし、部屋の外で止まった。

 騒がしくはなく、ヒソヒソと、松陰の寝ている部屋の様子を探っている様に感じられた。

 すると、そっと扉が開かれ、誰かがちょこんと顔を覗かせた。

 スズだ。

 中の様子を探る様に視線を動かし、顔だけ向けた松陰と目が合う。

 ニコッと顔が綻んだが、すぐにそれを引っ込め、恐る恐るといった風に口にする。


 「お兄ちゃん、大丈夫?」


 松陰が倒れてからは、スズらはエドワードの船に向かい、朱の屋敷には戻っていない。

 松陰の病状が安定した事は、着替えを持って来てくれた者に教えられたが、お菊まで行軍に連行されたとは思ってもいなかったので、屋敷に帰ってきて吃驚していた。

 部屋に入るなと松陰にきつく言い含められたので、今も入っていいものかどうか迷ったのだ。


 「心配かけたね、スズ。もう大丈夫だよ。何だか体は動かせないけど……」


 いつもの松陰にスズも安心し、ほっと一息つく。


 「入ってもいい?」

 「勿論いいさ。」

 「皆もいるよ?」

 「構わないよ。」

 

 エドワードの船に同行した、子供ら5人が部屋に入ってくる。

 蔵六は通訳として行軍に連れて行かれたし、東湖と忠寛は別の用事があるらしい。

 皆口々に松陰の具合を心配し、大丈夫という答えに安心する。

 子供らの歓声が部屋にコダマした。

 すると、


 「吵……」(うるさい……)


 布団の中からくぐもった声がしたかと思うと、松陰の布団の中から、のそのそと、眠そうな顔の少女が這い出てきた。

 一糸纏わぬ姿で、白い肌の裸体を晒し、呆気にとられて少女を見つめる皆の視線の中、気づかないのか呑気に欠伸などしている。

 驚いて松陰は飛び起きた。


 上体を起こしたので、自然と周りの状況が目に入る。

 そこには、少女が脱いだらしい衣服が散乱していた。

 その中で、一際異彩を放っていたのは靴らしき物であろうか。

 煌びやかに刺繍が施されているものの、ひどく歪な形をしたそれは、とてもではないが、歩き易そうではない。

 

 そこでふと我に帰った松陰は、先程まで感じていた体の重さが消えた事に気がついた。

 だるさは依然として残っているものの、このまま起き上がれそうなくらいである。 

 先程までの違和感の理由に思い至る。


 さっきまでの体の重さは、この子がいたから?

 でも、何で? 何で裸? 

 それに、そもそもこの子は、誰?

 確かアヘンっぽいのを飲ませてくれた子?


 様々な疑問が頭に浮かぶ。

 それを晴らそうと、少女に声をかける。


 「君は誰?」


 寝ぼけまなこであった少女は、松陰の声でやっと目が覚めたらしい。

 子供らの視線の中、自分が裸である事に気づいたのか、顔どころか体まで真っ赤に染め、悲鳴を上げて松陰の布団を引き剥がし、その中に潜り込んだのだった。

 口移しで何かを飲まされた際の記憶が蘇る。


 「恥ずかしいならやらなければいいのに……」 


 松陰は小さく呟いた。

 そんな松陰とは逆に、スズはむくれている。

 

 「あの子だけずるい!」


 松陰と少女が同じ布団で寝ていたのが気に入らないのだ。

 私という者がありながら、とか、スケベと非難めいた事を言わないのは、スズがまだ幼いからであろう。

 裸であったのも、暑いから、と思っただけだ。

 男女七歳にして席を同じにしない、の教えを厳格に守る杉家では、スズが松陰の布団に潜り込む事は許されなかった。

 お菊の布団で千代も交え寝るまでお喋りしたり、冬の夜は身を寄せ合って寒さを凌いだりしたスズは、ただ単純に松陰の布団に入って一緒に眠りたかったのだ。

 同じ家で暮らしている自分ですら駄目だったのに、それなのに、見た事もない少女が松陰の布団に入っていた事実に納得がいかない。


 「アタシだってお兄ちゃんと一緒に寝たいもん!」


 布団から顔だけ出し、松陰を見つめて恥ずかしそうに俯く少女を見据え、スズの鼻息は荒い。

 



 少女の名前は芳林ファンリンといった。

 松陰が先で推察した通り、屋敷の主人朱一貴の娘であった。

 蜂起した民衆が打狗を落とし、台南に向かっているという情報があったので、家族を別の場所に避難させていたらしい。

 朱が蜂起側に加わり台南も掌握した今、安全になったので帰宅した様だ。


 少女の悲鳴を聞きつけた東湖や朱の家族らが駆けつけ、急遽それぞれの紹介となり、名を知った。

 東湖らは、朱の奥方に挨拶をしていたらしい。

 名乗った奥方も、ファンリンと同じ様な靴を履いていた。

 見れば、明らかに足が小さい。

 しかも、歩き方もひどくぎこちないモノだった。

 まるで足に力が入らないかの様に、ヨチヨチとした危なっかしい歩き方なのだ。

 

 まさか、纏足てんそく


 前世でも話には聞いた事があった松陰だが、実物にはお目にかかった事はない。

 しかし彼が推察した通り、彼女らの足は、世界でも奇妙な風習として名高い”纏足”であった。


 唐の末期には始まったとされ、体の柔らかな3,4歳のうちに足を布で縛り、成長を抑制し、小さな足のままにしてしまおうという風習である。

 まずは親指以外を内側に曲げてゆき、続いて足の甲を前ではなく下に向く様に固定してゆく。

 結果、足の形状はハイヒールによく似たモノとなる。

 人体の不思議とも言える気もするが、どうしてこの様な事を始めたのかは想像もつかない。 


 纏足でない女性は嫁の貰い手が無いと言われ、子の将来を考えた両親が、痛みに泣き叫ぶ我が子の姿に落涙しながらも、決して巻きつけた布を解く事はなかったらしい。

 歪に成長した足では普通に歩くことさえままならず、外出を控える事から貞操の心配をせずに済んだり、纏足そのものが男の性欲を刺激したり、弱々しい歩き方が男の庇護欲を誘ったり、嫁いだ先から逃げる事を防いだりしたらしい。

 それ故、火事などの災害時では逃げ遅れ、むざむざ命を落とす事にもつながったし、夫を早くに亡くした女性の苦労は、それはもう並大抵ではなかった様だ。

 

 因みに客家では、女性も働く事を奨励していた為纏足は広まらず、他の者に”大足女”と揶揄された。

 また、清朝は、纏足を不健康、不衛生として禁止したが、既に国中に広まっていた風習ゆえに効果はなく、辛亥革命によって急速に下火となったものの廃れず、文化大革命で反革命的と看做された事によって、ようやく根絶出来たのだった。




 朱の子供は女だらけの5人娘であった。

 2人はすでに他家に嫁いでいるとの事。

 ファンリンは、残る3人のうちの真ん中であった。

 上の姉が碧玲ビーリン、一番下の娘が若春ローチュンで、彼女はまだ幼児であり、纏足は為されていないらしく、無邪気に母親の周りを歩き回っていた。


 ファンリンが裸で松陰に抱きついていたのは、どうやら治療の一環らしい。

 熱の出ている患者に対し、まさしく身をもって献身し、熱を下げる効果を狙ったモノとの説明であった。

 しかし、それを教えてくれた上のお姉さんであるビーリンの、松陰とファンリンを見つめてニヤニヤしているその顔に、何やら疑念を感じた松陰だった。

 そんなビーリンを見て千代が断言する。


 「あれは、梅兄様に悪戯を成功させて喜ぶ、松兄様のお顔と同じですわ!」


 裸で松陰の布団に潜り込んでいたファンリンに対し、何と破廉恥な、と憤慨していた千代であったが、どう破廉恥なのかは良く分かっていない。

 知識だけは豊富なお菊によって、千代もまた立派な耳年増に成長しつつあった。

 

 しかし松陰はそれで納得した。

 全ては姉ビーリンの悪巧みであったという事を悟る。

 自分に置き換えて、真面目なファンリンを多分にからかったのだろう。

 嫌な笑みを浮かべている訳ではないから悪い人間ではないのだろうが、生真面目っぽいファンリンに対し色々と吹き込んでいるのかもしれない。

 今もファンリンにそっと耳打ちし、ファンリンの顔を真っ赤にさせている。

 今度は何だと思っていると、ビーリンは懐から何かを取り出し、松陰らに見せてきた。

 ファンリンは、慌ててそれを止めようとしたが間に合わない。

 纏足では、それらの行動さえひどく優雅に見えた。


 ビーリンの取り出した物、それは一枚の絵画であった。

 墨で描かれた小さな子供の絵である。

 小さな子供が、元気一杯外を走り回っている、そんな絵だ。

 松陰はその絵を受け取り、じっと見入った。 

 恥ずかしさから絵を取り戻そうとしたファンリンであったが、真剣な面持ちの松陰に気後れし、奪還の手を止めてしまう。


 纏足を為されていない女は嫁の貰い手がない。

 とはいえ、貧乏な家庭であれば、手間暇かけて貴重な労働力をドブに捨てる訳はない。

 また、纏足の女性が多くなれば、纏足をしているだけでは、良い縁談は望めない。

 政略結婚の多い上流階級ともなれば、娘に纏足を施すのは勿論の事、教養や立ち振る舞い、踊りといった習い事から、果ては男を喜ばせる術も身につけさせねばならなかった。

 権力を持った者との結びつきを強めようと思えば、娘にしっかりと躾をし、男の心を篭絡し、家の関係を深めるのが手堅い。

 一説には、纏足の女性は、バランスを取る為に内股の筋肉が発達し、それに併せて局部の筋肉も発達すると考えられていたそうである。

 纏足は男の性欲を駆り立てるモノと見なされ、夫と恋人以外にはそれを決して見せなかったと言われている。

 それ故、男は、纏足の女性の足の指にモノを挟んで食べたり、指の間に器を持たせて、酒を飲む事を楽しんだそうだ。

 つまり、そんなバカな男どもを喜ばせる為、良家の子女達は、幼い頃から纏足故に外を歩く事さえままならず、その家庭の中で様々な教育を施されてきたのである。


 ファンリンの絵画も、男を楽しませる芸事の一つであろうか。

 松陰にはそうは思えなかった。

 習い事としてだけ描かれている絵とは、とても見えなかった。

 のびのびと外を走り回る少女は妹のローチュンであろうか、それとも、今は走る事の叶わない自分であろうか。

 外を自由に駆け回る事への願望であろうか。

 どの様な思いで描かれた絵かはわからない。

 わからないが、生き生きとした表情の少女の絵に、胸を打つ何かを感じた松陰である。 

 前から考えていたものの、梅太郎では具合の悪かった、ある計画。

 ファンリンは、その計画を実行に移せる人材かもしれないと思った。

 思わず笑みがこぼれ、描いた本人を見て告げる。


 「絵が上手いね!」

 

 ファンリンは、自分の描いた絵を食い入るように見つめ、顔を上げてニコッと微笑み、何かを呟いた松陰に思わず胸が高鳴るのを感じた。

 自然と頬が赤くなる。

 習い事として絵を描いてきたが、家族や教師を除けば、他人に見られるのは初めてである。

 その初めての相手が、自分と同じくらいの少年なのだ。

 しかもその少年は、ただの少年ではない。

 尊敬する父一貴より、打狗の反乱の徒を率いていたのが、目を見張る怪物達の集団であると教えられていた。

 その集団を統率しているのが、なんと自分と同じくらいの少年だと言うのだから驚いたものだ。

 泉州人の海千山千の商人達を束ねる父が、並の者らではないと唸るサッチョ族の、率いるショーインなる少年。

 ファンリンならずとも、興味を持つのは当然であろう。


 そして危険を避け、郊外に避難した自分達の下に、屋敷の者が詳しい情報を伝えに来てくれた。

 サッチョ族なるその集団は、台南の父の屋敷で厄介になっている事。

 統率者の少年が病気に罹り、倒れてしまった事。 

 ファンリンはその身を心配した。


 父一貴が、そのショーインなる少年の人となりを買っているのは明らかだった。

 上の姉達も、家の結びつきを強める目的で、有力者の息子達の下に嫁いで行った。

 姉達が気に入られ、そのお陰もあってなのか、父の権勢が高まった事も知っていた。

 母が、嫁ぎ先での姉達の評判に胸を張っていたので、それは多分に誇らしい事なのだろう。

 自分の嫁ぎ先はまだ決まっていなかったが、いずれ姉達と同じ道を歩む事になる事は理解していた。

 道具の様な我が身を嘆かない訳ではない。

 しかし、母より何度も教えられた、それが女の幸せだという言葉に、実感はなかったが胸に刻んできたファンリンだった。 


 そして、好奇心に包まれながらの、ファンリンらの避難先からの帰宅である。

 部外者とも言えるサッチョ族が屋敷に居住しているのに、嫁入り前の娘達を帰す朱一貴の狙いとは?

 残念ながら、ファンリンにそんな事を考える習慣はなかった。

 また、朱の妻も、夫の思いに気づかなかった。

 ただ一人、姉のビーリンのみが、父の考えに勘づいた。


 熱を出して寝込んでいる松陰の布団に、ファンリンを裸で潜り込ませたのは彼女の発案である。

 鎮痛剤であったアヘンの粉末を、口移しで飲ませる様指示したのも彼女だ。

 全てはインパクトのある出会いで、ファンリンを強烈に印象づけようという作戦であった。

 

 母は、どこの馬の骨ともわからない輩に、大事に育てた娘をと渋っていた。

 それには、父が屋敷に招き入れる者達である事を説明する。

 そんな集団の頭が少年であるのなら、その将来性も明らかであろうし、父が結びつきを深めておきたいと思うのは当然であろうと追加する。

 そんな父の意向もわからない様では、その内見捨てられるぞと半ば脅して納得させた。

    

 しかし、ビーリンの真の目的は、妹の困った顔を見る事だった。

 恥ずかしさに顔を真っ赤に染めながらも、自分の言う事を必死に守ろうとする妹が堪らなく可愛かったのだ。

 勿論、父の意向は正確に理解しているつもりだし、それに逆らう気はない。

 妹が傷つく様な事もさせるつもりもない。

 病気で寝ている少年が妹に何か仕出かすとは思わないし、念の為に部屋の外で待機もしていた。

 接吻も、男を喜ばせる術の一つとしての実地練習でしかない。

 

 それに、ビーリンらが屋敷に帰って来た時にはまだいた、サッチョ族なる集団の、それはそれは物凄い威圧感。

 彼女は、母の目を逃れては召使と共に町へと出かけていたのだが、そこで清の兵士達を見た事があった。

 サッチョ族は、彼らとは違い過ぎたのだ。

 触れるだけで切れてしまいそうな程に、心身を研ぎ澄ましているのを感じた。

 対して清の兵士達は、なまくらとしか思えない程に、だらしなく町を歩いているだけだった。

 粗野でお店の人に乱暴を働く彼らに対し、サッチョ族は言葉は通じないが、とても礼儀正しかった。

 そんな者達を率いる人間が、並みの者であるはずが無い。 


 ビーリンは、父の見立ての正しさを直感した。

 父の意向に沿うのが妹の為だとも思った。

 それに、権力はあるけれども、下衆な輩に可愛い妹を嫁がせる訳にはいかない。

 母は、金持ちの家に嫁げれば女は幸せと思ってる様だが、ビーリンにはそうは思えなかった。

 若い女に熱を上げる男もいれば、纏足である事を良い事に、口にするのも憚れる行為を女に強要する者がいる事も知っている。

 父は、その様な家には娘達を嫁がせないとは思っているが、それとても確かなモノではない。

 それよりは、このサッチョ族に賭ける方が良い気がした。


 今、ずっと寝ていたサッチョ族の少年が起きてきたが、ビーリンの見立て通り、ファンリンは何一ついかがわしい事はされなかったし、ファンリンの描いた絵にも好反応であった。

 それどころか、何か思う所があるらしく、いわくありげな笑みを浮かべ、自分に笑いかけてくる。

 ビーリンは、自分に似た空気をその少年に感じ、面白くなってきたと楽しくなった。

 妹を泣かせたら許さんぞ、という意味を込めて一睨みする。

 わかっています、とでも言う様に、少年が頷いた。  


 こうして、ファンリンの運命がここに決まる。 

 

纏足については画像を検索していただくのが確かかな、と思います。

正直、人体の不思議にはびっくりです。

ただ、その痛さを想像すると、やりきれない思いもします。


どなたかのエッセイで、中国で纏足の女性を見たというモノがありました。

今でも、70歳以上の方では、一部見られるようです。

この様な風習が、ついこの前まで行われていたという事実に驚きます。


美の基準は色々あるでしょう。

西洋でもコルセットでウエストを細くしたり、童話のシンデレラも、ガラスの靴は小さな物でした。

しかしながら、纏足はちょっとどころではなく、どうして?と目を疑うレベルです。

足の爪がちょっと割れたりしただけで、痛みで歩くのが苦痛になるのに、纏足ではどれ程かと。


纏足の女性を出す意味があるのかは分かりませんが、この時代の朱くらいの家ならば纏足のはずだと思い、登場してもらいました。

因みにハーレムにはなりません。

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いやいやハーレムやろうよ この時代、妾は当たり前なんんだし、主人公を好きすぎる女性は多い ぜひハーレムを!
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