よろしいか?
大次郎のセリフが長いです。
興奮していますので、長いです。
読みにくいですが、すみません。
「勘違いしてはいけないので付け加えておくが、身分が解放されるだけで差別は無くならないのでな。お主等もそれはわかっていよう? 人の意識はそう簡単に変わるものではない。その事はお主等も理解しておるだろう? それに、お主等も別の穢多の者を差別しておるな? 自分達の部落の者とは結婚を許さない、別の部落の者がおろう? 身分を解放されたとて、その意識まで簡単に変わると思うのか?」
厳しい顔で一同に質問する大次郎。
長を含め皆一様に黙ってしまう。
それは事実であったからだ。
長州藩の穢多には何種類かあるのだが、それぞれがそれぞれを差別し合う複雑な関係が出来上がっていたのだ。
「己の尊厳を傷つけられて、それを慰める最も簡単な方法は、自分より弱い者の尊厳を傷つける事だ。それを悪いとは言わぬ。第一、お主等をこの境遇においている私達侍が言える事ではない。すまぬとも言えぬ。私が謝った所で何も変わらないからだ。それに、身分を解放されるという事は、今現在お主等の持っている斃死した牛馬を扱う権利、その対価としての牢番等の義務も失うという事であるぞ。そうなったらどうなる? まず間違いなく食べる手立てを失うぞ? 身分を解放されるという事は、そういう事だ。」
大次郎の言葉は一同につき刺さる。
「農地を持った百姓は良い。身分を解放されたとて、土地を取り上げられる訳ではないからだ。今までとやっていく事に変わりは無い。食べる手立ての畑があり、作物を育てる技術がある。商人もそうだ。その商売を続ければ良いだけの事だ。職人も同じである。身分を解放されてどうしようも無くなるのはお主等と、手に職を持たぬ武士だけだ。」
武士も、と大次郎は自嘲した。
しかし長は笑えない。
「身分が解放され、誰がどんな職に就いても良くなったとしても、大切なのは今日の食べ物であろう? もし明日突然身分が解放されたらどうするのだ? 身分を解放されたのだから牛馬を解体する権利もないぞ? 刑吏や牢番は新たに雇う必要が出てくるのでそこで雇われるかも知れぬが、競争相手は元武士やも知れぬぞ? ただでさえ禄も少なく、自ら畑を耕す武士は多いのだぞ? 身分が解放され、武士も武士でなくなれば、藩から支給されていた禄も失うのだ。誰もが身分が固定されていた事で得ていた職を失い、誰もが同じ様に競う間柄になるのだ。しかも、差別意識は強く残ったままでな。」
大次郎の言葉に沈黙が漂う。
「昨日まで穢れていると蔑んでいた者達を、今日からは同じ身分になったと喜んで迎え入れてくれると思うのか? お主等が人を雇う立場の者だったとして、昨日まで武士で偉そうにしていた者と、昨日まで同じ穢多であった者が職を求めて来たとして、果たしてどちらを選ぶ? 聞くまでもないであろう? 逆もまた然りだぞ?」
一同発する言葉が無い。
身分が解放されると聞いて歓喜に浸った気分は一欠片も残ってはいなかった。
すっかり意気消沈した一同である。
梅太郎にも大次郎の言った事は衝撃を与えた。
イギリスと清国が戦となり、イギリスが勝ち、その後日本が開国させられるとは聞いていたが、まさかその影響で幕府が倒れ、新しい政権が発足し、武士の身分も無くなってしまうとは思ってもみなかったからだ。
そうなったからと言って、隣の彼らを自分達と同じだと思えるだろうか?
今でも彼らの事を怖がっている自分である。
何をされるか分からないと怯えている自分がいるのだ。
その意識が簡単に変わるとは思えない……。
すっかりしょげてしまった一同を前に、大次郎は口調を切り替え、励ます様に語りかける。
「脅かす様な事ばかり言ってすまぬな。でも、大丈夫だ! その為に私はここにいるのだから。初めに言ったであろう? 取引をしないかと。」
ここで一同顔を上げ、訝しげに大次郎を見つめる。
そんな彼らを笑顔で見つめ、取引だという内容を語り始めた。
「私とお主等で取引をしたいのだ。私は私の知る知識を提供する。お主等は肉と、お主等に出来る範囲での私への協力だ。私が提供できるのは知識だけであるが、それは来るべき身分が解放される時にきっと役に立つ物だと思うぞ?」
そう大次郎は切り出した。
「まずもっては石鹸の試作であるな。石鹸は知っておるか? この国では蘭学者が医療用に作っている物だが、汚れを落とすのに非常に役に立つのだ。服を洗ったり、体や髪を洗ったりと重宝するぞ? 体を清潔に保てば病にも罹りにくくなるのだ。いずれ服の洗浄には欠かせない物となるのだ。今から石鹸作りを学んでおけば、将来きっと役に立つぞ? 身分がなくなってお主等に必要になるのは食べていく手段だ。今の段階で職人の真似事は許されぬであろうから、お主等に今出来る事で探っていくしかあるまい? 石鹸を作るには植物の油か動物の脂が必要なのだが、牛の脂ならあるだろう? どうだ? この取引に応じてはくれぬか?」
相変わらず沈黙のままだった。
よく分からなかったからである。
正しいのか間違っているのか判断がつかないからだ。
大次郎の言った内容には衝撃を受けた。
徳川幕府が倒れ、身分が解放され、何処にでも好きな所に住んで良いと、好きな職に就いて良いと、誰とでも結婚しても良くなると言われ、大興奮した彼らであるが、一転して暗澹たる気分に落とされたのだ。
身分が解放されても人々から差別意識は消えない。
確かにそうであろう。
自分達にも身に覚えがある事だけに、否定はできないでいた。
そして、将来の為に技術を学ぶ?
その知識を教えてくれる?
どういう事なのか理解が追いつかない。
これまでそんな事を言われた事もないし、考えた事もなかったからだ。
穢多は穢多のまま。
子供も孫も穢多の生活を続けていく。
長年そう思い、実際そうであったし、それが当然であったのだ。
30年後には身分が解放されると聞いても、穢多としての屈辱から解放されると聞けば歓喜もするし、喜ばしいのだが、ではその後の生活は?
と聞かれると想像もつかないのだ。
理解が追いつかない中で、彼らの中には大次郎を疑う者も出てくる。
大次郎の目的がわからないからだ。
こんな取引を持ちかけてくる目的がわからないのだ。
幕府が倒れるなど幕政批判も甚だしいではないか!
密告すれば報奨金も貰えるかもしれない。
そんな危険を冒して、この侍は一体何を考えているのだ?
そんな事を思い始めた者の中、一人の若者が大次郎に聞く。
「お侍様は一体何が目的なんだか?」
果たして、大次郎の返答やいかに?
「そういえば、私の目的は説明していなかったな。宜しい。耳の穴をかっぽじって聞くが良い! 私はな、美味い物が食いたいのだ! 全ては私自身の欲望の為であるぞ! お主等にこの国の未来を話したのはな、私に協力してもらう為だ! 私との取引に頷いてもらう為だ! 私は私の思いを叶える為にここにやってきた! その代価は払う! それが取引であるからだ! 先ずは肉だ! それは叶った! ありがとう! しかし今日の分は期待した程ではなかった! 残念だ! 無念だ! 理由は血抜きであろう! 死んだ牛では無く、食う為に〆ねばならぬのだ! しかし私には〆ることも肉を捌く事も出来ぬ! そもそも今は牛を〆る事も叶わぬ! こんな世の中は変えねばならぬのだ! いや、私が変えるのだ! 砂糖の流通も増やさねばならぬ! 甘い物を誰もが簡単に食べられる世の中にせねばならぬのだ! 卵も必要だ! 牛乳も必要だ! でなければプリンが作れぬのだ! 国が豊かにならねばならぬのだ! その為には開国せねばならぬ! 一刻も早く開国せねばいつまで経っても香霊様を食べられぬではないか! しかし、開国しても西洋に支配されてはならぬ! その為に国内で争って無駄な血を流してはならぬ! 清国と同じ道を辿ってはならぬのだ! 国内を統一し、無事に開国を成し遂げ、私はインドへ向かわねばならぬのだ! 一刻も早く香霊様に邂逅せねばならぬ!! いや、一刻も早く香霊様にお会いしたいのだ!!! 一刻も早く香霊様を味わいたいのだ!!!」
皆呆然である。
そんな中、大人達の意味の分からない退屈な会話に母親の腕の中で船を漕いでいたスズが、興奮して絶叫にも近い声を出した大次郎の言葉にはっと目を覚まし、キョロキョロと辺りを見回し、呟いた。
「かれーさまってなーに?」
舌足らずなスズの発音は、大次郎にとってはカレー様としか聞こえなかった。
目下カレー成分ゼロの生活が続いている大次郎である。
何度夢の中で出会ったかわからないカレーである。
狂喜して食べようとし、しかし目に見えぬ壁に阻まれ、どんなに頑張っても目の前のスプーンに手が届かず、絶望のあまりに目を覚まし、ゼロカレーという現実に一人声を殺して泣いてきた大次郎である。
その大次郎が、声を発した本人は意図していなかったが、偶然にも前世で聞きなれたカレーという単語に反応しないはずが無い。
ただでさえ興奮していた大次郎は、傍目には正気を失っている様な表情でスズの質問に答えた。
「よくぞ聞いてくれたな、スズ! 香霊様とはな、この世で最も高貴な香りを放ち、どんな物も受け入れる程御心が広く、あらゆる人を魅了し、虜にしてしまう、まさに神が与え給うた素晴らしき存在であるぞ! 私が尊敬し、敬愛し、思慕する、喉から手が出る程に、心の底から恋焦がれる至高の存在である!! その馥郁たる香りはあらゆる煩悩を霧散せしめ、人を食欲の塊と成すのだ! 食欲とは生きる力そのものであるぞ! 食欲なくして人は健康に生きられようか!そしてその馥郁たる香り漂う香霊様を一口飲み込めば、たちまち世界は歓喜に包まれるのだ! 大地の実りそのものである香辛料達が五臓六腑に染み渡り、体中を幸福で包み込むのだ! この幸せをありがとうと天に感謝する事になるのだ! それにな、医食同源というが、香霊様はどんな病魔も退ける、神のご加護を持った存在であるぞ! 食べれば皆に幸福と笑顔をもたらし、笑顔は万病を退ける薬となるのだ!」
「えっと、よくわかんない……」
この時の大次郎の様子は、後年関係者の元に取材に訪れた記者に対し、全員が口を揃えて同じ様に証言した。
「吉田様に後光が差しているのを見た」と。
中には、「苦しむ我々をお救いなさる観音様が見えた」と言う者もいた。
しかしながらこの時同席し、吉田松陰と最も近しい存在であったはずの兄梅太郎は、難しい顔で「あれは狐に憑かれていた」と証言している。
「すまぬな、興奮し過ぎてしまった。とにかく素晴らしく美味しい食べ物なのだ。」
「美味しいの? スズも食べたい!」
「食べたいか! 私が絶対に食べさせてやる!」
「わーい! 約束だよ、お兄ちゃん!」
「約束だ! 指きりな。」
「「嘘ついたら針千本のーます、指切った!」」
若干冷静さを取り戻した大次郎と、大次郎と約束を交わし嬉しそうなスズ、それを呆れ顔で見つめる梅太郎を前に、長は我に返った。
周りの者の中には「ありがたや、ありがたや」と大次郎を拝む年寄りもいる始末である。
大次郎の言った事はまるで理解できなかったが、彼が本気である事だけは理解した。
遊びで穢多の集落に来て、彼らが食べる物を要求する者などいるはずも無い。
それは分かっていた。
わかってはいたが、恐ろしかったのだ。
それまでも彼らに偏見を持たず、付き合ってくれる者はいた。
しかし、そんな者も周りの視線に耐え切れず、彼らを避ける様になるのだ。
それを裏切りとは思わない。
思わないが、酷く心が傷つけられた。
しかし、その者の事情もわかるのだ。
引越しなど簡単ではない当時は、狭い社会での人付き合いを無視する事など出来ない。
村八分は、気にしないという程度で済む事ではなかったのである。
下手をすれば口裏を合わされ、あること無い事密告されて無実の罪を着せられる事もあるのだ。
言ってもいない藩政批判などはその際たるものである。
証拠の残らないものであれば証言が重きをなす。
口裏を合わせた複数の証言があれば、本人がいくら無実を叫んだ所で覆すのは無理である。
このように、村八分というのは恐ろしいものなのだ。
しかし、このお侍の場合は違う気がした。
はっきりと言っているではないか、自分の為だと。
そのための取引だと。
彼が提供する、我々の役に立つ知識がある限り、彼は我々から報酬の肉を受け取れるのだ。
それを欲しくなくなれば取引は終わるだろうが、それはそれで仕方無い気がする。
双方の折り合いがつかずに取引が流れるのは仕方の無い事だ。
心も痛まないだろう。
それに、このお侍の場合、たとえ村八分になる様な事態になっても大丈夫そうな気がした。
口裏を合わされて奉行所にしょっぴかれても、訳の分からない理屈で無事に無罪を勝ち取る様な気がしてくるのだ。
捕吏や牢番をした事があるし、取調べや拷問の恐ろしさもわかっているが、このお侍に関しては、何故か問題ない気がしてくる。
むしろ問題があるのは自分達の様な気がしてくる。
元服もしていない、小さな子供でしかない目の前のお侍の有り様に比べ、自分達の弱さがひどく情けなく感じてくる長である。
「お侍様、我々がお侍様を密告するなどとは考えないので?」
自分達の弱さで迷惑をかけたくないと思い始めた長は、敢えてそう尋ねてみた。
それには梅太郎もぎょっとする。
しかし、当の大次郎は間髪を入れずに答えた。
「密告するとは何をだ?」
心底わからないと言った顔をする大次郎に、長は自分が何か間違った事でも言ったのかと思い返したが、やはりそうは思えない。
「へ、へえ。幕政批判は極刑であると思われやすが?」
「そうだよ、大次! 何考えてるのさ!」
一同、心に浮かんだ疑問である。
徳川幕府が倒れる、こんな事を大勢の前で言っても大丈夫なのかと心配したのだ。
そんな一同の心配げな顔を目にしても、大次郎の顔は変わらない。
「私がいつ幕政を批判したのだ?」
「へ?」
「な、何言ってるの? 幕閣が暗殺されるとか権威が落ちるとか幕府が倒れるとかさんざ言ったじゃん!」
梅太郎含め全員が理解できない大次郎の言葉である。
これが幕政批判でなくて何なのだろう?
しかし、大次郎は澄ました顔だ。
「私は何一つ批判はしておりませぬ。こうなったらこうなる、と推測しておるだけです。これこれこういう理由でこうなるのですと述べただけに過ぎませぬ。第一、未だ起こってもおらぬ事柄でございますよ?」
屁理屈である。
確かに、未来でこういう行動を取るから、あなたは間違っているなどと、言われた方も戸惑うだろう。
何を言っているのだこいつは?
と変人扱いされるのがオチである。
しかしながら幕府は違うのだ。
幕府の権威を傷つける言動には厳罰を持って臨むのだ。
未だ起こっていない事であろうとも、幕府が倒れるなどとはもってのほかである。
それを言おうとする梅太郎を制し、
「心配めさるな。私が幕府を倒れさせませぬ。幕府が倒れてしまっては困る故、私の知識を活かすのです。それに、密告して頂いても私は一向に構いません。幕政を批判など全くしていないのですが、それでも私を疑う者がおった場合、江戸にて取調べを受けるはずです。ここで皆には言っていない事など山ほどあるのです。私を処刑するのは大損だと思わせる事は、赤子の手をひねるよりも簡単な事でございますよ。」
言い切る大次郎に梅太郎も言葉を無くす。
そう言われれば確かにそうかもしれない。
そう思わせる確たる物を、大次郎は持っている気がした。
「それに、取引相手には誠実な対応をせねば信頼はしてもらえませぬ。また、十分な益が見込めるのに、みすみすそれを逃すのも愚か者のする事でございましょう? お主等は目の前に転がった誰の物でもない死んだ牛を、何も取らずに川に投げ捨てる愚か者なのか?」
そうまで言われればこちらも信頼するしかあるまい。
そう思い、長は大次郎に向き合った。
「あっしらは愚か者ではございやせん。どうぞ、あっしらと取引をしてもらいたく思いやす。」
「それでは契約成立だな。」
「へえ。」
こうして、大次郎と穢多の者達の取引は始まった。と思ったら、
「あのー、お侍様一ついいですか?」
おずおずと一人の若者が声を出した。年の頃10代半ば、梅太郎より少し大きい位の少年であった。
「何かな?」
「お侍様は初め徳川幕府が倒れて新政権になり、身分制度が無くなるとおっしゃいましたが、後から幕府が倒れない様にすると言われました。そうなると身分制度はそのままなのではないですか?」
確かに大次郎はそう言った。
初めは史実の通りを。
後には史実を変えるのだと。
そんな少年の指摘に対し、
「お主、名は何と言うのだ?」
「三郎太と申します。」
「そうか、三郎太だな。確かに三郎太の疑問は尤もである。しかしな、私はこうも言ったはずだ。身分制度を廃止するのは侍に頼らないで戦をする為だと。西洋に対抗する為には民の間に身分があってはいかんのだ。政と兵を分離し、戦専用の集団を整えなければならぬのだ。従って徳川幕府が続いても身分制度は廃止されるのだ。というより私が無くすのだがな。三郎太、それで納得はできたかな?」
「はい!わかりました!」
「三郎太は良い所に気がつくな。素晴らしいぞ!」
「あ、ありがとうございます!!」
褒められた三郎太少年は誇らしげである。
言葉遣いといい頭の回転といい、将来が有望な若者を発見である。
こいつは使えるぞ、と一人ほくそ笑む大次郎と、その顔を見てまた悪い事を考えてると思う梅太郎であった。
差別はなくなりません。
差別、区別は生物の本能であり、消せるものではありません。
そもそも生まれたばかりの赤ん坊でさえ、乳房はわかるのです。
乳房でないものに吸い付いていたら生きていけません。
わかるのは、乳房と他の物を区別しているからです。
また、オスがメスを区別できなければ求愛も出来ません。
区別しなければ種は維持できません。
また、メスはオスを見定めます。
それはオスの良し悪しを区別し、差別する為です。
気に入らないオスには見向きもしません。
それが差別でなくてなんでしょう。
生物には区別、差別は当然なのです。
従って、人類からも区別、差別する心は消せません。
して当たり前なのです。
消せない感情を、差別は止めましょうといって無くなる訳がありません。
もともと無理な事なのです。
求める方が間違っています。
むしろ、正しい区別、差別をしましょう、と言いたい。
どことなくヤバイ感じがする、という人には近づいてはいけません。
人の直感は磨かなければなりません。
でないと騙されるか犯罪被害にあう可能性があがります。
人間は恐ろしい生き物です。
どんな欲望を隠しているかもしれません。
笑顔の裏に潜む悪巧みに気づくのは直感くらいしかありません。
綺麗事しか言わない人間は信用しない方が賢明です。
言ってる事とやってる事が違いすぎる面々は、正しく区別し、差別して扱いを変えましょう。
誰にでも同じ様に接するべきだ、とか戯言です。
区別、差別は大切です。
必要なことなのです。
自分の意図する事を通そうとする輩は、差別するのはいけない事です、とか反論しにくい事を声高に言い募り、相手を思う様に操ろうとします。
騙されてはいけません。
それと、制度的、歴史的な、謂れの無い差別は別問題です。
それとこれとは正しく区別しましょう。




