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018.魔法を教えて

「その代わり、私に魔法を教えてください!」


「……は?」


 私の言葉に、ジムくんは目を点にした。

 そして、しばしの静寂の後、怪訝そうに眉をひそめて一言呟いた。


「お嬢様が? 俺に? 魔法を? 何で?」

「そんなに疑わしそうな顔をしなくても良いじゃないですか」


 失礼な反応を受けて、私は思わず頬を膨らませる。

 私がやっても可愛くないだろうけど、今の私は見目の整った悪役令嬢エカテリーナの、しかも5歳の姿だし、許容範囲内だろう。微妙な気持ちではあるけどね。

 そんな私を無表情で見つめるジムくんには、別に何の効果も及ぼしてないらしい。泣き落としは効きそうだったけど、5歳女児の拗ねた姿に庇護欲はそそられないようだ。流石、最強を求める男は違いますね。


「お嬢様。そのように愛らしい顔をこのような場で披露する必要は無いかと」

「ルカはちょっと使用人フィルターがぶ厚すぎると思うの」

「僕の視力は通常の人間よりずっと良いと思いますよ」

「……分かって言ってるよね?」

「滅相もございません」


 ルカは所謂お嬢様馬鹿というものなのだろう。

 悪魔だと最初に聞いた時は驚いたけど、こうしているとやっぱり信じられない。どう見ても普通の男の子だ。……いや、普通ではないかな?


「それで、俺から魔法を教わりたい理由は何だ? 俺だって理由を聞かないと答えられない」

「死にたくないからです」

「どういう意味?」


 いよいよジムくんの眉間に皺が寄った。

 疑わしい、というのは恐らく私の意図が読めない、という意味で疑わしいのであって、私が死にたくないと言ったこと自体は信じてくれているのだと思うけれど、さて、どう説明したものだろうか。


「今のやり取りで分かったと思いますけど、こちらに居るルカは私の使用人ですが、悪魔です」

「ああ、それはその人がこの屋敷に来た時から知ってたよ。流石に、昔会ったことがあるかどうかまでは分からなかったけど」

「それは当然でしょうね。僕もあの頃はまだ幼かったので、随分と気配が異なっていたと思いますよ」


 少しだけ自慢げに言うルカ。

 ジムくんは、そんなルカにはあまり興味がなさそうで、軽く頷くだけだった。

 ……いや、ジムくんさ、どうしてそう周囲に角を立てていくのかな。そうじゃないと生きていけない呪いでもかかってるの? ほら、ルカも不機嫌そうだよ。


「ごめんね、ルカ。今は抑えてね」

「尊いお嬢様が自らを律しておられるのに、僕が出しゃばるなどとても……」

「……結構な無理だと思うけど、頑張って」

「かしこまりました」


 ルカは、パッと満面の笑みを浮かべる。

 普段は何でもソツ無くクールにこなす印象だけど、結構素直な一面もあるよね、ルカって。

 そう思ってたら、何故かグレイから冷ややかな視線を頂戴した。あれ、何で?


「えー、話を続けますね。ルカは悪魔なので、死の気配に敏感です」

「ああ、そうだろうね」

「そのルカ曰く、私の前には死の危険が目白押しで、今この年まで生きていること自体が奇跡的な存在なんだそうです」

「? どういう意味だ?」


 私は生き永らえる為に、ジムくんに魔法を習いたい。けれど、私の事情をすべて晒すことは躊躇われる。

 ジムくんの話を聞くまでは、もし同じエリサガプレイヤーなのなら洗いざらい話して、グレイみたいに仲間になってもらえないかな、と考えてはいたけど、結果は違った。それでも話すべき、もしくは話したいと思える人物像だったら腹を割ることも視野に入れただろうけど、その辺りの印象は、寧ろ悪化しているとさえ言える。そんな状況で、どうして事情を説明出来るだろうか。


 そこで私は、ゲーム云々の事情は伏せて説明することにした。

 事前に話し合ってもいたから、グレイとルカには伝わるだろう。

 相談してなくても、二人ならどうとでも対応出来るような気はするけど。


「私は死に魅入られている。今もまさに、綱渡りで生にしがみ付いている状態なんですよ」

「……それにしては、生命力には満ち溢れているように見えるけど……ちょっと良いか?」

「え? あ、あの、ジムくん……??」


 ジムくんは、納得出来ないと言うように眉を寄せると、そのまま立ち上がって距離を詰めて来た。椅子に座っているから、急に距離を取ることが出来ず、私は思わずのけ反る。けれどジムくんは、そんな私の反応は気にも留めず、マイペースに私の頭を掴んだ。……ん、掴んだ?


「お、おいジム、オマエ!? お、お嬢様に何てことするんだっ!」

「ジム、不敬ですよ!」

「……ちょっと黙っててくれないか?」


 両側からガッと掴まれてるから、顔を逸らすことが出来ない。恥ずかしいとか、そんな場面じゃない。意味が分からない。

 目を白黒させる私をジッと紫の瞳が見つめる。

 口元を引き結んだ私に、ジムくんの顔がどんどん近付いてくる。


「おっ、何だキスか? そういうのは人の居ないところでやれよー」

「ちょっとグレイ、そういうこと言うくらいなら黙ってて!」

「ヒュー! お熱いねぇ、お二人さん!」

「そういうのじゃないでしょ、ジムくん!?」

「五月蝿い。あと、お嬢様。目、閉じて」

「うぅー……」


 ジムくんの目がマジだ。

 何をするつもりか分からないけど、少なくともキスではないだろう。

 だから、グレイは今すぐにそのニヤついた笑みを消して欲しい。

 訳が分からないが、どんどん顔は近付いてくるし、混乱しきりながらも、私は渋々と目を閉じた。


「んー……?」


 息がかかる程の距離まで近づいた時、額と額が触れ合った感覚がした。

 乙女ゲームとか、少女漫画では熱を測ろうとするシーンで良く使われる、あのシチュエーションだ。

 でも、トキメクどころじゃない。その行動の理由がまったく理解出来ないもの。


「これは……」


 一分か、三十分か、それとも一時間以上か。

 体感では、いつまでも終わらないんじゃないかと不安になるくらいの長い時間を経て、額に触れていた体温が、ゆっくりと離れる。次いで、頭も解放された。

 私は、クラクラする頭に酸素を送るべく、思い切り深呼吸して、目を開いた。

 私はこんなにもいっぱいいっぱいだというのに、こんな状況に陥らせた犯人は、私を見てすらいなかった。ただ、顎に手を当てて難しそうな顔で唸っている。


「あの、ジムくん……?」

「悪いけど、もう少し黙ってて。あとちょっとでまとまるから。多分」

「ええ……?」


 何でジムくんはこんなにマイペースなんだろう。

 いや、寧ろこんなにマイペースだから、他人からの影響を受けずに、ずーっと最強を目指し続けて来られたのかもしれない。呆れを通り越して尊敬してしまいそうだ。癪だから尊敬しないけど。


「初めての男の温もりはどうだった?」


 馬鹿みたいに下世話なパスを飛ばして来るグレイに、私はジロリと厳しい視線を送り返した。それでも、そんな私の反応自体が面白かったのか、グレイは楽しそうに笑っている。腹立たしいわ、あの男。

 私は、とにかくキラーパスを送ってやろうと決めると、思い切り含みを込めた言葉を放ってやった。


「あら、残念。私の初めての男はグレイ。貴方なのよね」

「っ!! ゲホッ……ちょっ、おまっ!?」


 流石に予想外だったらしく、グレイが飲んでいた紅茶を噴き出しかけて咽る。良い気味である。


「ぐ、グレイまで何をやってるんだよ信じられねぇ! 相手はお嬢様だぞ!?」

「誤解だ、サム!」

「……グレイ?」

「やめろ、ルカその人を殺せそうな目は! 怖ぇ!」


 サムくんはドン引いた顔で、実際に距離を取り始め、ルカは清々しい笑顔でグレイを責め立てていた。うん、良い気味である。

 ……因みに、初めての男って言ったけど、別に深い意味はない。

 ただ、温もりを感じた初めての男の人と言えば、初対面で突然抱き締めてきたグレイだった、というだけの話である。


「この気配……邪神の欠片か」

「えっ?」


 周囲の喧騒など何処吹く風、とばかりに無言で考え事をしていたジムくんが、ポツリと呟いた。その言葉に、私はハッと息を飲んだ。

 何も説明していないのに、今のやり取りだけで分かったと言うのだろうか。

 愕然とした心持ちでジムくんを見つめていると、彼は静かに顔を上げた。


「けど、お嬢様の聖なる魔力がそれを押し留めているみたいだな。なるほど。だから、死に魅入られている、ね。納得したよ」

「わ、分かるんですか……?」


 私だけじゃなくて、グレイも驚いたようで、さっきまでの取り乱した様子はなりを潜めて、ただ驚愕に満ちた表情をしていた。

 ルカは落ち着いているから、もしかすると予見出来ていたのかもしれない。

 サムくんは……この中で一番状況を理解していないからね。不思議そうな顔だ。


「分かるよ。俺が大賢者として名を馳せた功績の中で一番大きいのは、邪竜よりも寧ろ邪神の欠片の討伐だったからね」

「まさか……普通の人には、倒せない筈じゃ……」


 私が呆然と呟くと、ジムくんはドヤ顔を浮かべる。


「ふふん。そりゃあ、楽な道じゃなかったさ。けど、邪神の欠片と言っても所詮は生命体だったからな。研究に研究を重ねた結果、最も効果的な属性を発見したから試してみたら、上手くハマって討伐に成功したのさ。……まぁ、流石に邪神全体は無理だったけどな。そもそも、倒す為には封印を解かないとならないから、各国が渋って……」

「いや、そりゃ渋りますよ……」


 一度倒したという成果があってすら、多分渋るだろう。

 何しろ、創世の女神様でさえ倒せなかった存在なのだから。

 ゲームでも、唯一倒せる神子様でさえかなりレベルを上げていないと、逆に倒されてしまうのだ。


「まぁ、仕方がないな。あれは偶然も重なった結果だし」

「偶然?」

「あぁ……かなり専門的な内容だから説明は勘弁してくれ。面倒だ」


 聞きたいところではあるけど、言われなくても分からないだろうな、ということは分かる。

 私に分かる範囲内だけ理解出来ていれば十分だ。

 私は気を取り直すと重ねて問いかける。


「あの、そういう訳で魔法を覚えたいんです。邪神の欠片に殺されない為に。取り込まれない為に。負けない為に」

「それは賢明な判断だろうな。気を強く持たないと、常人じゃすぐ取り込まれる」

「でも、もしジムくんがアスルヴェリアの邪神の欠片を倒せるというのなら、それに越したことはないです。倒せる可能性って、あるんでしょうか?」

「分からない」


 ジムくんは、平然と言い切った。

 昔に倒したのは偶然も絡んでいる、となればこの答えは必然かもしれない。私は肩を落とす。


「正確に言えば、この国に封じられた邪神の欠片を倒すこと自体は可能だと思う」

「それで、どうして分からない、という答えになるんですか?」


 ジムくんは唸りながら天井を仰ぐ。

 そして、軽くため息を落とした。


「あの時もそうだったけど、流石に邪神って奴は器が知れなくてね。全世界に分割して封印されてる訳だけど、一か所の欠片を倒したところで、本体には影響しないみたいなんだ」

「分割されてるということは、全部が本体なのでは?」

「そうなんだけど、そうじゃないと言えば良いのか……これは、全部の欠片を調査しないと何とも言えない。俺にも分からない」


 ジムくんがムスッと拗ねたような表情になった。

 どうも、悔しがっているようだ。

 世界に分からないことがあるって、素晴らしいのにね。こと、邪神関係じゃなければ。


「ジムくんの最終打倒目標に、もしかして邪神も入ってるんですか?」

「良く分かったな。今の俺じゃ、太刀打ち出来そうにないからね。是非復活させて倒したい相手の一人だよ」


 一人って数え方なのかはともかく、復活は嫌だな。当事者だし。

 目を輝かせてるジムくんに、その辺の倫理観とかは無いんだろうか。

 私は頬を引きつらせつつ、落としどころを探す。


 重要な要素は、邪神と戦う事態に陥らないこと、だ。

 そもそも、私……と言うかエカテリーナが邪神復活を阻止する大きな抑止力になっているから狙われる。それは裏を返せば、ゲームにおいて神子様が邪神と戦う際には、エカテリーナが死んでいなければならない、ということになる。

 エカテリーナが死ななければ邪神が復活しない、のならこれは必須条件だ。


(ただ、エカテリーナ闇落ちバージョンもあるのよね……)


 もう一つの重要な要素は、エカテリーナの闇落ちを防ぐこと、だ。

 邪神を復活させてもエカテリーナが死なない代わりに、エカテリーナ自身がラスボス化する、という最悪のルート。私がプレイした第二王子ルートのエンディングは、これだった。

 嫉妬に狂ったエカテリーナが、仲間に居る内にはまったく発揮しなかった高性能をこれでもかと叩きつけて来る絶望的なラスボス戦。闇落ちする前に、装備品外しておきたかった。レアなドレスとか装備させてたのは、良い思い出である。

 ……プレイした時はエカテリーナと邪神なんて全然繋がってなかったけど、そもそも嫉妬に狂ったのも邪神の欠片による影響だったのだろう。


 この二パターンを避けたいだけだから、邪神を倒すまでを目標にする必要はないのかもしれないけど、この世界に生きてる以上、邪神なんて関係ないもん!なんて馬鹿みたいなことを能天気に言ってる場合ではない。しかも、私はエカテリーナなのだ。望むエンディングを迎える為に、エカテリーナ友情エンドを目指すのであれば、神子様のパーティーメンバーに入れてもらって一緒に戦う必要がある。


 勿論、必ずしもゲームの通りに進むとは思っていない。

 グレイだって、ゲームと違うところもあるっぽい、って言ってたし。

 だけど、ゲームのストーリーを蔑ろにした場合の悪影響に関するデータが、私たちには無い以上、最悪の事態を避けようとすれば、どうしてもストーリーに沿う必要がある。


(つまり、私が強くなるのは必須……)


 グレイに聞いたエカテリーナ友情エンドは、唯一エカテリーナが心の強さによって邪神の欠片を極限まで弱らせた状態でアスルヴェリアの王族の内から弾き出して、神子様と協力して完全に滅する、という感じらしい。

 それ以外のエカテリーナは、基本的に精神面は普通か、弱い方だから殺されて邪神の欠片を解き放ってしまうか、邪神の欠片に魅入られて闇落ちしてしまうのだ。

 正直、精神的な強さなんて測れないし自信もないから、やっぱり強くなっておくべきだと思う。


「それで、ジムくん。納得してくれました? 私に、魔法を教えてくれますか?」


 私は、改めてジムくんに尋ねる。

 ゲームには登場しなかった大賢者ジムくんという人に師事出来れば、エカテリーナの戦力の強化が相当見込まれる。

 そうなれば、ゲーム通りに進んでも、それ以外に進んでも、邪神の欠片を恐れる必要がかなり減ると思うのだ。ジムくんの最強になる! 出来れば邪神も倒したい! という目標と喧嘩もしないし、良い筈なんだけど。


「うーん……」


 ジムくんは悩んでいるようだった。

 面倒くさい、とかそういうことだったら怒りたいけど、どうなんだろう?

 不安に思って視線を泳がせると、静観していた皆が応援してくれた。


「おい、ジム。母さんが世話になってる家のお嬢様相手だぞ? 普通受けるだろ」

「うーん……」

「無視すんなよなぁっ!」


 サムくん撃沈。ありがとう、気持ちは嬉しかった。


「こんな美少女が目を潤ませてお願いしてるんだから頼むよ。可哀想だろ」

「目を潤ませてはないわよ」

「そこは可愛い子ぶっとけよ。令嬢だろ」

「令嬢関係ないと思うんだけど!?」

「うーん……」


 グレイは、間違いなく応援する気ゼロだったと思う。


「ジムもお嬢様の魂を見たのなら感じましたよね? お嬢様の精神状態によっては、いつ邪神の欠片が解放されるとも分かりません」

「それは俺も感じたけど……でもなぁ。世界を巡って、強敵と戦う俺の夢……」


 ルカの説得には、多少揺れているようだ。

 ……それにしても、ポーラさんに心配かけるとか、そうした理由で渋っている訳じゃないんだ。寧ろブレないね、ジムくん。


「邪神の欠片の封印は、今もなお各国の要人によって守られています。世界中の強敵とはいつでも戦えますが、邪神の欠片とは容易には戦えません」

「う……」


 ルカの畳みかけによって、かなりグラついてる。

 それをルカも感じ取ったのか、ビシッと人差し指を立てて強い語調で続けた。


「その点、お嬢様の魔法の師という立場を受け入れさえすれば、万が一の際、邪神の欠片とも優先的に戦えます」

「よし、引き受けよう!」

「即答!?」


 何と、最初に言っていた条件よりも何よりも、邪神の欠片と戦えるという条件が一番心を揺さぶったようだ。マジですか、このバトルジャンキー。

 ちょっと引くけど、受け入れてくれたのなら文句は言うべきじゃないだろう。


「ありがとう、ジムくん。最初に言った通り、我が家の書庫も提供しますし、王都へ向かうと言うのなら渡りも付けましょう。ですので、よろしくお願いします」

「ああ、それも有難いからよろしく」


 何だか機嫌が良さそうだ。

 私は、邪神の欠片との戦闘があるかもと思うだけで気が重いんだけどな。


 ……まぁ、それはともかくとして。

 こうして私たちは、念願の魔法の先生を手に入れたのだった。

 何だか凄く濃い時間を過ごした気がするけど、別にまだ何も教わってないんだよね。怖ぁ……。

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