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元大好きだったひと。

作者: 七瀬
掲載日:2019/08/18




僕には、本気で大好きだった女性がいたんだ、、、!

とっても、優しい女性ひとだったよ。


でも、突然、、、!

他の男性ひとと結婚すると言いだしたんだ、、、!



『なんで! 僕じゃダメなんだよ! 結婚なんかするなよ!!!』

『・・・ごめんね、親が決めた男性ひとなの。』

『本当にそれだけ? 僕じゃ子供で物足りないんじゃないの、、、?』

『そうね! 私の結婚する男性ひとは大人の男性よ!』

『・・・でも、未来は、、、その男性ひとの事、好きじゃないでしょ?』

『・・・そうね、でも一緒に居れば好きになると思うの、、、!』

『もう、、、僕の事、好きじゃないの、、、?』

『ごめんね、もう行くわ!』

『・・・未来!』




・・・この事が、10年前の話だ、、、!

あの頃の僕は、まだ16歳で子供だったのかもしれない、、、!


彼女は、26歳で僕の1番上の兄貴の女友達だったんだ、、、。

兄貴と僕は仲が良かったから、一緒にいるうちに彼女の事を本気で

好きになって、僕は直ぐに彼女に告白して付き合う事になったんだよ、、、!


僕たちは、付き合って1年ぐらいは、、、?

彼女から、子供扱いもされたけど、、、。

それでも、僕は幸せだったな、、、!



でも1年を過ぎたぐらいから、僕と彼女が会う機会が減っていったんだ、、、!

はじめは、彼女の仕事が忙しいから僕と会えないんだと思っていたんだけど...?


だんだん、その、、、彼女に男の影が見えはじめて、、、。

僕はその事を彼女に言うと、、、。


『マサルには黙ってたけど、、、? 私の好みの男性ひとが現れてね!

今、その男性ひととちょくちょく会ってるのよ、、、!』

『えぇ!? 意味が分かんないよ! 僕と付き合ってるのに、なんで? 他の男

が出てくるの、、、?』

『マサルは、子供だし! 私は、大人の男性ひとがいいのよ!』

『未来、本気なの? 僕は誰よりも未来の事が好きなんだよ!!!』

『分かってる! ・・・だからよ!』

『・・・だからって?』

『それが! 重いのよ!』

『・・・・・・』


こうして、僕と未来は別れたんだ、、、!



あれから10年が経って、、。

今は、僕の年齢に近い女性ひとと付き合っているよ!


『ねえねえ、マサル! 今日は、何処に行こうか?』

『映画館なんかどうかな、、、?』

『ひょっとして、、、? 観たい映画とかあるの?』

『まあね!』





こうして、僕と彼女が映画館に行くと、、、?

偶然! 元カノの未来と会ったんだ、、、!


『あぁ! ・・・マサル?』

『あぁ~久しぶりだね! 未来!』

『えぇ!? 誰?』

『・・・ごめん、あおい! 今日は映画やめよう、、、!』

『・・・ううん、分かった、』

『じゃあ! 未来、またな!』

『ううん。』



僕は久しぶりに会った未来に動揺して、映画を観るのをやめてしまったんだ!


当然だけど、、、?

彼女のあおいには、根掘り葉掘りと未来のことを聞かれる事に、、、。


『今の綺麗なお姉さん! 誰なの、、、?』

『えぇ!? 誰って、、、? 別に、、、。』

『まさか!? “元カノ!?”』

『・・・まあ、そんなもんだよ!』

『だから、映画観るのやめたんだね!』

『・・・そんな事ないよ!』

『ふーん、』



僕は、まだ未来の事をちゃんと忘れる事が出来なかったんだ、、、!

未来を見た瞬間、僕はあの頃の僕に一瞬、戻ってしまったから...。


未来を大好きだったあの時の僕に、、、。





それから、また僕は未来と会うことになったんだ、、、!


『久しぶりね、マサル!』

『未来は、変わってないね! 相変わらず綺麗だよ!』

『あら? そう、マサルも大人の男性になったみたいね!』

『性格も変わってないんだね!』

『まあね! それより、マサルと一緒にいた女の子は、マサルの彼女?』

『あぁ、そうだよ! 未来こそ! あの男と結婚したのか?』

『いいえ、私は結婚なんかしてないわ!』

『えぇ!?』

『確かに、マサルと別れてあの男性と付き合ったけど、、、? 直ぐに

別れたのよ! 女癖が悪い男でね! 私の他に付き合ってた女がいたの!』

『・・・あんなやつの為に、僕は未来と別れたの?』

『その事なんだけど、、、? もう1度、私とやり直さない?』

『マジで言ってんのかよ! 僕には今! 付き合ってる彼女がいるんだぞ!』

『・・・私より好きなの?』

『えぇ!?』

『今もマサル! 私の事、好きでしょ?』

『・・・なんで、そんな事、、、。』

『マサルは、嘘がつけないから! 私には直ぐに分かるのよ!』

『・・・少し考えさせてくれ!』

『いいわ! マサルはまた私のところに必ず戻ってくるんだから、、、!!!』

『・・・・・・』



ここで! 僕と未来はお店を出て別れたんだ、、、!


正直、未来が僕に言った事は全て合っている、、、!

僕は、未来の事を忘れる事が出来なかったし!

今も、未来の事が大好きだ、、、!!!


未来が、あの男と結婚しなかったと聞いて、ホッとしている僕がいた!

でも、あおいの事も好きなんだ、、、!


僕の事が好きで、いつも僕の事を考えてくれるあおい。




僕は、やっと決断した、、、!!!


未来ともう一度会って、僕は未来にこう言ったんだよ、、、!


『ごめん、呼び出したりなんかして、、、!』

『いいのよ! 決めてくれたんでしょ?』

『あぁ!』

『じゃあ、また私と、、、。』

『ごめん、僕もあの時みたいに子供じゃなくなったのかな! 今は大事な彼女が

いるから! 彼女とこれからの人生を生きていきたいんだ!!!』

『・・・あら? 思っても見なかった答えをするのね! ・・・マサルも大人に

なったって事かな? 分かったわ、マサルの事は諦める! ごめんね、』

『ううん、いいよ! 僕も未来に会えて良かった!』

『そう、ありがとう!』

『うん!』

『じゃあ! 私の分も幸せになってね、マサル!』

『未来も、いい人! 見つけろよ!』

『うん。』




僕と未来は、本当にさようならをしたのかもしれない、、、!

僕のあの時の気持ちも、全部整理がついたよ!


『未来! 他の男と幸せになれよ!!!』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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