表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ここは異世界?  作者: tals
第1章
4/11

出会い

服を着替え、椅子を片付けて考えに浸る。


さて、これからどうするかなぁ〜

とりあえず街だよなぁ、ゲームのユグドラシルに近いっていってたから魔法とかあるんだろうな。モンスターもいるってことか??


と、考えている時丘の上をフードを被った人がダチョウに似たものに乗って走って来た。


後ろ振り帰りながら何かに追われているのだろうか??


その人が前を向いた瞬間、俺に気づきびっくりしたのか・・・こけた。。


「きゃっ」


ズサァー


俺を避けようとし、バランスを崩したその人と鳥?はこけてしまった。


倒れて丘の坂を少しだけ滑り落ちる。


ぽんっと音を立てて鳥が消えた。

鳥の姿は消え、一枚のメダルが落ちている。

「だ、大丈夫ですか?」


倒れている人に近寄り、落ちていたメダルを拾う。よく見て見ると先ほど鳥に似た彫刻が施されている。


「か、返して!」


俺の手からメダルを奪い取り座り込む。

倒れた拍子にフードが取れていた。

耳が違っている。

オレンジの髪から見え隠れする違った耳・・


エルフだ。


そう思った瞬間後方から声が聞こえて来た。


「見つけたぞ!さっきのメダル持ちのエルフだ!捕まえろ!」


まさに盗賊!!

って格好の男が馬にまたがり近寄ってくる。

ユグドラシルを実写化したらこんな感じなのかな?


エルフは俺の後ろに隠れて震えている。

「追われているのかな?」

そう問いかけると涙目になって頷く。


「逃さねーぞ!さぁメダルを渡してもらおうか?」

「お前は奴隷決定だわ!ギャハッ」

「手間かけさせるんじゃねー」


うわぁーテンプレ通りのセリフに笑ってしまう。


「てめーなんだ?こいつの仲間か?」


「あ、いや、今あったばかりでして関係ないので!失礼します。」


そういい立ち去ろうとすると。

エルフの女の子が俺の行動に合わせて自然と一緒に行こうとする。


「待てや!やっぱり仲間じゃねーか!」

3人は馬の上で刀を抜く。

顳顬に手を当て3人で《タスク》と唱える


ん?タスク?確かユグドラシルで相手の詳細を調べる時のコンソロールがそんな名前だったような・・・


「なんだ、Lv.1ってw

初めて見たぜ、子供でもLv.5はあるぜ」


「お、おい・・こ、こいつの職業見てみろ・・それにMP」


みるみると3人の顔色が変わっていく。

そのまま踵を返し、来た道を走り去っていく。


3人を見送り、エルフの顔を見てみる。

3人の様に顳顬に手をあて、《タスク》を唱える。


エルフは後ずさり、いきなり土下座をしだす。


「ご無礼をお赦し下さい!天使様!!」


天使様?

誰が?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ