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クラブ Aqua

るみが クラブの場所を検索し始めた。

「確か クラブの名前は、、、アクア」

そう言って、 携帯を見つめながら 会員制クラブの場所を探し地図で調べた。


「あっ!あった!ここから徒歩7分の所みたい」

さすが るみ。いつもパソコンばっかり使っている仕事だから 機械物には慣れている。

地図を見ながら二人で都会の中を歩いて行った。

夜中11時だとゆうのに ここ都会は人で溢れかえっている。

月曜から金曜の仕事の疲れを一気にこの金曜の夜に発散し飲み歩いて溢れかえっている人達を見るのが、私は好きだ。


歩いて5分くらい過ぎた所にコンビニに、るみは 入っていき ヘパリーゼを2本

買い、私に渡した。

「これさえあれば 次の日 楽だから」


そう言って グビっと飲み干した。私も今日は飲むつもりできたのでヘパリーゼを一気に飲み干した。

二人は笑った。何もないのに笑った。

酔っているのは 間違いない。

でも、るみといるのがやっぱり楽しい。

男には少々 だらしない所はあるが

それ以外を除けば 完璧すぎる女友達。

二人で夜のギラギラした街を歩いた。


すぐにアクアは見つかった。

正式には ( Aqua )とゆうクラブ。

Aquaの店の前には 二人の大男が立っていた。 格闘技してるような体つきで 鍛えられてる感じの二人だった。

一人の大男が、私達に「 Aquaは初めてですか??」と無表情で聞いてきた。


るみは「はい。友達の紹介できました」と 淡々と答えた。


一人の大男が 中に通じるマイクでスタッフに確認をとった後、すぐにドアを開けてくれた。


「ようこそAquaへ。」


私達は少し緊張しながら ドアの向こうへ入った。


凄い!凄すぎる。フロアが広々としていて シャンデリアがゴージャスに輝いている。 キラキラしていた。

Aquaは 二階立てになっていた。

一階はダンスフロアとバーカウンターと奥にVIP席が5ヶ所くらいある広さ。


二階は 食事ができるラウンジやビリヤード、ベランダには広いプールがあった。二階からは一階のダンスフロアが見えるようにガラス張りにされてあり、一階でダンスしている人達の姿がはっきりと見える。


まるで、お金持ちの遊び場だ。

周りの会員クラブのお客さんも それなりにスーツでバシッと決めている。

かっこいい。

私とるみは興奮した。こんな所があるなんて!


るみは 早速、キャッキャッとはしゃいでいた。

そこへ 店員が私達に近づいて来て話だした。


「ようこそAquaへ。 初めての女性のお客様は本日の料金は無料とさせて頂いております。チケットを渡しますので、このチケットを 出して頂いたら Aqua で提供しているお酒は全部 飲み放題になっておりますので、チケットは無くさないようにして下さいね」

とニコッと私達に微笑んだ後、チケットを渡し、すぐに 違う店員に呼ばれどこかへ行ってしまった。


るみは

「こんな女性に優しいクラブ、もっと早く知ってたかった!」

二人でバーカウンターへ行き、私はシャンディーガフを頼み、るみは テキーラコークを頼んだ。

すぐに定員さんはお酒を用意してくれ、

クラブでもう一度 乾杯をした。


こんな所に来たのは初めてだった。

現実的じゃない場所(Aqua)

最高!!






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