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神狼と精霊姫による聖なる世界への~  作者: ヤマト撫子
プロローグ ~神獣の目覚め~
1/18

1話 プロローグ

初投稿となります。

こんな作品があれば面白そうという話を執筆してみました。完全に趣味ですが、一人でも多くの方に楽しんでもらえるように頑張っていきます。


 神々により創造されし世界はかつて、自然が溢れ、精霊や生命の悦びに溢れていた。

 そんな世界を守護するように佇む、巨大な樹木『神霊樹(しんれいじゅ)』。その名の通り神の言霊が宿ると云われ、この世が平穏であるならばその姿は恍惚と輝き、邪悪なものからあらゆる生命を守る力があった。


 世界に『神霊樹』は七つを数えるのみ。

 その加護を授かるかのように『神霊樹』のもとで七つの種族が文明を築いた。己が文明を栄えさせ、各種族が共存をすることができていれば、その加護は永久のものであっただろう。

 

 

 だが、「種族」が異なれば。

    「個の考え」が異なれば。

    「欲するもの」が異なれば。

    「守るべきもの」が異なれば。

 争いが起こるのはどの世界も必然であろうか・・・。



 時代は流れ、かつて悦びで溢れていた世界は変わり果て、哀しみで溢れていた。『神霊樹』の輝きは失われ、種族間の争いで世界が廃れていくだけではなく、人に害成す魔物が現れるようになってしまった・・・・ただ1カ所を除いては。

 そこは伝説上の神族が存在するとされているひと際巨大な『神霊樹』がたたずむ森。しかし、精霊力があまりにも高く魔物はおろかあらゆる生命がその森には近付くことさえできない。

 

 そんな聖なる森に住まうは、一匹の神狼のみ。

 神々にこの世界を任された唯一無二の神族である。

 不干渉を貫き続けてきた神狼が自ら森を出ることを決意する。

 『神霊樹』の力を取り戻すために・・・。そして、この世界を、生命力が爛々と輝いていた遥か昔の姿に戻すために・・・。

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