恵目覚める——ライト
「な、何が?」
この世の地獄から出てきた俺を見て心配そうに声をかけてくる。零華の質問には答えずに階段を降りる。少しでも離れたいんだ。別れ際にラドニー殿に挨拶しておこう
「……………………………………じゃあ俺達は帰りますね。」
「うむ。シルバールの二人を頼むぞ。」
「わかってます。鋼にもきっちり言っておきますから。」
それを聞いたラドニー殿も一つ頷いて階段を降りていった。ラドニー殿も思う所があるんだろうな。いつもよりは元気がない。娘のような存在が狙われたんだから当たり前か……その娘も怖い女だったけど……
「そうね。心配していたわ」
ナチュラルに思考を読むなよ…
「私は馬車の手配をしてくるわ。後で合流しましょう」
―――――――――
みんなに今後の予定を話しながら屋敷へ
当然だけど馬車は三台だ。御者もエルゲニア騎士に任せていて俺もゆっくりしている。ここにいるのは俺、鋼介、瑠衣、シオン、クオンの5人だ。王の二人は忍となにやら交渉しているみたいだ。どうでもいいけど
「……という訳で俺達の所からも出す事になってる」
エルゲニア王国から3日程度の範囲の領地から徴収する。それ以外の領地は計上と帳簿の関係で徴収から外れた。その他の領地には侵攻する魔物とは違う場所にいる魔物対策の為派遣される騎士の支払い。一時的に傭兵、私兵を雇ったり増設するのに使うようにとのお達しが出る事になってる。宣戦布告前なら安く雇えたかもしれないけど今となっては足下を見られる可能性すらあるとルナマリアが言っていたのも頷ける
そんな感じの話をテンション無しで説明した。誰か……もういっそ殺してくれ!なんならデルクリウスに一騎打ちでも申し込みに行くか?
「ふーん」
「ご飯がまんですか~?」
「そこまでじゃないって。とにかく帰ったらそういう公布がでるから前もって準備しようってだけだ。米が使えるようになったから飢えたりはしないはずだ」
「ふーん」
さっきから鋼介がおとなしいな。いつもならもっと喋ったり女の子に絡んだりするはずなのに…
「わり……俺ちょっと考えてることあるから、夕方まで出かけるからな。飯には帰る」
帰り道そういって鋼介は途中下車、出ていった。歩いて行ったので周辺にいるのだろう。なんか鋼介らしくないな
「もう、せっかく色々教えて貰えるって言うのに…」
「まぁ、三人の為に残ってもらったんだからいいじゃないか」
「そうよ。あなた達を鍛える為にいるんだから、あなた達は逃がさないわよ」
シオンが笑顔で言う傍らクオンは横で頷いていた。シオンの手元には箇条書きにされた文字があった。見ようと身を乗り出すと隠された
「もう、女の子の私物を覗くなんて、エッチな英雄ですね」
「わっ、私のなら……」
カバンを開きメモ帳?を取り出そうとするクオン。静かにカバンに手を置いて顔を振るシオン。
「やめておいて、あなたの手帳は幼児並みなんだから。シルバールの恥を晒さないで」
「ひどっ」
双子の妹に酷いことを言うもんだ。
「ああ、ちなみに私、グルメレポも傍らにやってるのでフェアリーテールを紹介しようかと。トラファールよりも先に作るのよっ!ってユニエール様が興奮しちゃって大変なんですよ?」
忍の方の馬車に乗ったのは交渉するためのようだな。今頃二人の王に詰め寄られて大変な目にあっている事だろう。兄にごはんをくれなかった罰がくだったんだ
「私はあなたの魔法にも興味あるんですけどね。パーティの時のアレ。なんなんですか?金色の何かに魔力を注いでいましたよね?」
「企業秘密。これまだ完成してないものだし、改善されなきゃ禁呪扱いになりそうな力だしさ。」
被ダメージ必須の自爆技だしな。パーティの時は腹が立って仕方なかった。思い出しても腹が立つ。不能で済ませたのは失敗だったかな?
「ふむ、呪文の文言くらいはダメですか?」
文言か……無いんだよなぁ……
「え?まさか文言がないのですか?それを未完成とはいえ制御してる?」
「文言がないと困るものなのか?無属性魔法の延長なんだけど」
「え゛?無属性魔法なんですか?」
あれ?魔法先進国のシルバールにもないのか?無属性魔法ってあまり研究されてないんだな。利用性高いと思うんだけど……
「で?文言ってそんなに必要?」
「魔法を形作ってるそのものですよ?威力とか属性とか形態とかの枠組みをしているのが文言なんです。……信じられない。規格外ってあなたみたいな人をいうんでしょうね……」
「ふーん。文言ねぇ。ちょっくら考えてみようかな?」
輝き来るは金なる雷光
掴み制すは覇なる力、雄なる魂
求めに答え現れ出づるは天の使い、
果てなき強欲喰らい我が身に降れ。
…………できた。攻撃力と根性が上がりそうな文言だな。
覇が攻撃アップ、雄が戦闘中状態維持を示している。本当の英雄って俺と違って泥臭くなさそうじゃないか?つまり地に汚れない、ダメージがない、そんなイメージだ。
そして求める力に対してどこまでも魔力を吸わせるくだりが【アクセス】の代用をさせている。ちなみに天や雷光で属性を付けてみたのもパクられない為のものだ。雷属性の人って少ないらしいしな。あ、降れの所が自分の物になれって所だ。放出系の魔法じゃないので、身に纏うと連想してほしい
あと天の使いは自分で作りまくった【シールド】の結晶体とでもいうものだ。天使じゃないから勘違いは禁物だ。
「よし、できた。」
「もう驚きを通り越して呆れを覚えます」
「魔法ってそんな簡単な物なの……?」
「新しいのが出来るのに何年もかかったりするものなのに。ライト殿、凄いです
あぁ、やっぱりクオンは恵と一緒でいい娘だなぁ、癒される。なんでみんな素直に褒めてくれないんだろうか?
「で?文言は教えてくれますか?なんならデートくらいしましょうか?クオンが?」
「わ、私っ!?」
「いや、そんな何年もかかるようなのをデートで……
「ふむ、ではベッドにでも誘いましょうか?クオンが?」
「いやいや、そんなこと……」
「まさか、孕めとか言う気では……やはりクオンに」
「こっ!心の準備が!!いいいやいや、まずはキスから……じゃなくて、手を繋ぐ……のでもなくて、ご飯は……食べたっけ……手紙から、でもなくて…………」
「いや、ただでいいから。初めて作ったしおかしければ言ってくれ。」
「あぁ……常識が崩れる音がする」
てなわけで馬車移動に疲れて取った休憩中にお披露目と洒落込もう。ユニエール様がいるから回復魔法もバッチリだから安心だ
「いきますよ?
輝き来るは金なる雷光
掴み制すは覇なる力、雄なる魂」
詠唱を開始する、一節目で身体から雷光が迸り、二節目で【ストレングス】が雷光に馴染んでいく
「求めに答え現れ出づるは天の使い、
果てなき強欲喰らい我が身に降れ。」
三節目で雷光がキラキラと光る金の【シールド】に形態を変え、四節目で【シールド】が周囲を回転しながら身体に向かって収束してくる。あとは発現の為の魔法名を…………
「あ、魔法名ないや」
収束してきていた【シールド】が光に溶け霧散して行った。失敗だ
「はっはっは!英雄も抜けているところもあるんだな。まさか魔法名を考えてなかったとは」
「…………………なんて恐ろしい人」
「うわっ恥ずかし!文言ばかりに気を取られて忘れるなんて」
「でも無属性魔法でなら使えるんですよね?
「うん……【アクセス】……ほら」
小声で発動。範囲を右手だけに限定して精製する。【ストレングス】が三回かけてあるだけのやつだ
「なんだそれ?ちゃっちいな。それなんかの役に立つのか?
「……ふん!」
近くにある岩に向かって正拳突き。はい、粉砕しました。
「うおぉぉぉ!!凄い!凄いではないか!これが英雄たらしめる力か?」
「いえ、兄さんはバルクティンの時は違う力で倒しました。これは最近特訓してできた能力だそうです」
「こ、これほどとは……二人は見えましたか?」
「いえ……」
ブンブンと首を振るクオン。
「やっぱり魔法って難しいな」
「いやいやいやいや」
「チート持ちはこれだから嫌なんですよ。また、差が開いちゃったよ」
「兄さん、もう人間やめたんだね」
同じ血を引いてるの忘れんなよ?あと訓練の成果だっての
しょんぼりしながら屋敷につくと執事長に公布の話をすると奉仕人に話を回し領内の街や村に向かわせた。ついでにシオン達の部屋も頼んでおくか。この人仕事早いしな。ってかこの人が俺の代理人になってこの領地を管理してるそうだ。任せきりで悪いな。後で礼を言っておくか
荷物を置いて恵の様子を見たあと屋敷の中を見回るけど使用人以外仲間もシオン達も見つけられなかった。メイドさんに聞くと着替えた後外に向かったそうだ。さっそく訓練か?せっかくだし俺も見ておこう
外に出ると女の子5人が見えた。様子からすると俺を待ってたみたいだけど今日は不参加だ。
「俺は今日一日休ませてもらう。休まないと体の回復が追い付かない。魔力もギリだし」
腕はまだ、かさぶたが出来ていて出血はないけど痛みは確実にある。紋章を継続して使えば治りも早いが連日戦闘で使いすぎていて魔力もガス欠状態だった
「ライト殿は後程、お手を合わせて貰いますので今日の所は結構ですよ。さ、始めるわよ。まずはランニングよ!屋敷周り30週」
ん?初めから魔法の訓練じゃないのか…
「はい~?」
「健全な精神は健全な肉体に宿るのよ。文句言わずに走る!」
どこからだしたかわからない竹刀を振り回して騎士団を追い立てていくシオン
任せて大丈夫なのか?
「ひぇ~」
「ちょっと~」
「………」
走り去る女性陣を背に屋敷に戻り恵の所へ向かう。外では風の音や水の音が激しく騒がせているが部屋の中は隔離されているかのように静かだ。っていうか、追い回すのに魔法使うって…やり過ぎじゃ…。まあいい、任せよう。零華が選んだんだ。俺は知らん
昨日のようにベッドの横に椅子を運んで座り本を読む。時折恵の顔を見ては本へと往復する。しばらくするとさっきと違い、今、屋敷の外も静かだ。魔法の音もシオンの指導的罵声も無くなってる。大抵罵倒の矛先は瑠衣だったのが笑えた。
本に栞を挟みキッチンから飲み物を持ってきては再びベッドの横に座り、栞から再開する。ネームレスはすでに屋敷に潜伏しているようで時々視線を感じる。あとで覗き穴を塞いでおかないと
「―ピッ、ピッ、ピッ」
だからそんな笛どっからだしたんだ?。気になったので立ち上がって窓の外を見ると腹筋してる。あまり女の子が腹筋割るなよ。と心配してみたりして窓から離れる
またしばらく本を読み進めていると目の端に緑の光を捉えた気がする。忍だろうか?
「うわっ!」
ふと、窓に目をやると5人が窓にへばりついていてビックリした!目があうと慌てたように壁に隠れ姿を消す五人。零華まで何をやっているのか。あと忍よ、兄など見ても仕方なかろう
更にしばらくして遠くの方で衝突音がした。さっき緑の光を見た辺りだ。何があるんだろうか?調べに…はいいか。今はめんどくさい。ネームレスが勝手に調べてくれるだろう。一度目を閉じ休ませ眉間を指で挟みマッサージ。やはり視力は以前より少し落ちているな
指でグリグリと刺激していると一点が赤くなり、光りだす。光っているのは瞼の外、横にいる恵の紋章だ。今まで以上に輝き刺すような光が眼に痛い。痛む目で恵を見ると紋章のある左手から炎が溢れだしシーツを燃えだしている
「何がおこっているんだ?はっ!」
気が付いたのはシーツを伝いベッドに着火されたこと。素早く窓を開き恵の体を抱き外へ連れ出す
「皆、部屋のベッドの消火。急いでくれ!」
事態は飲み込めないが指示に従い、部屋の中へ入っていく仲間達。ネームレスも二人飛び出てきた。なんで床が開くんだよ。なにその隠し扉?えぇい、今はそれどころじゃない。とりあえずベッドなんてどうでもいいんだ。
抱き抱えた恵を静かに仰向けに寝かせる。
「なんだコレ?」
左手に燃え盛る炎の付け根に黒い棒?柄のような物が見えた。恵の体を起こしその燃え盛る左手の柄を握り締めた。くっついてるのか?
その棒に手を伸ばし触れる
「ぐうッ……熱い」
柄の温度は高く、まとわりつく炎は俺の手のひらを焼いていく。どうなってる⁉︎恵は大丈夫なんだろうか?これが原因なら引き抜かないと
再び柄に手を伸ばし気合いを入れる。次でダメなら【アクセス】で50倍くらいで引き抜いてやる
「…ライトさん、止めて 私が」
手を離し恵を見ると目が開いている。喋ったかと思うと右手を持ち上げ左手の柄へ右手を近づけると一転、炎は沈静化。俺の手を焼いた柄に触れるとそのまま引き抜いた。勢いで地面に右腕を放り出すが炎は鎮火していて新しく何かを燃やすことはなかった。僅かに燻った残り火と共にその刀身が姿を現す
「これは?」
柄は黒く、刀身は反りが大きく血染めのような紅の刃。鍔部分は炎をそのまま形にしたような形状をしている
「炎の聖剣、剣種はシャムシール。バルクティンの魂の結晶」
体を起こしながら微笑み言った
「ライトさんばかり負担かけたくないから」
「!」
どうやら全て知ってしまっているらしい。聖剣の事、魂の結晶の事、生成の為の代償…
こんな形で露見するとは思わなかった。
「だから余り使いたくないって言ってたんですね」
「……そうだ。アレは視力と引き換えに生成する」
「やっぱりバルクティンの聞いた通りですか……」
さっきの笑みは消え真剣な瞳で見据えてくる
「それを知ってるなら何で聖剣を生成したんだ。何を犠牲にした?一緒の視力か?それとも他の五感か?」
「……イクスは神獣の中でも特別な存在。だから力も強く、リスクも大きいんです。バルクティンは神獣のなかでも末端で力もイクスほどはありません。ですからリスクもないですよ」
そうなのか?
「そうか…なら…いいんだが…」
安堵の気が体を包み、張りつめていた気が抜けた
後ろではもう火が完全に消え、執事長や使用人が集まってきている。零華が状況説明してるけど俺からも言っておくか
消火を終えた瑠衣達と周りで見ていた使用人達に簡単な説明だけすると恵を連れ、自室へ戻る
執事長に見られるとまためんどくさくなるので早めに離れ、少ない魔力で彼の位置を調べつつ追い付かれないように移動したり隠れたりしたのには恵に笑われた。何故か発見はされないものの扉ひとつ向こうまで近寄られた時は焦った
ほうほうの体で自室の扉を恵に開けてもらい火傷の手当の為に常備してある薬セットを取り出して包帯をまく。その様子を見ていた恵が立ち上がって綺麗に巻いてくれた
「恵、顔色が悪い。これを飲むといい」
渡したのは栄養ドリンクだ。ちなみにユ○ケルだ。俺も飲もう。一息で飲み干したあと二人で身体を震わした。1日近く寝ていたとはいえ恵は本調子じゃないらしい
俺もゆっくりしようと決めていたので恵にも昼寝を勧め、二人で向き合うように置かれたソファーに寝転がり即座に眠りについた
起きてきたのは夕方、先に起きたのは俺だ。恵はまだ寝ている。先ほどの事を思いだし少し心配なったので、ソファーに近づき寝顔を確かめると顔に痕がついていた。腕を枕にしていたのだろう。寝顔も問題無い。かわいい
「うぅん」
寝返りをうち、ソファーからころげおちそうになる恵の上半身をキャッチ。足が投げ出されテーブルの足と激突。ぶつかった足を押さえようとする恵。でも先に擦る。セクハラじゃないぞ。あとネームレス、視線が鬱陶しい
「いたぁ!うへ?ライトさん」
やっと気付いたのか俺を見上げ、状況を解し腕の中で大人しくなった
「大丈夫か?」
「は、はい!」
恵をソファーに返し、俺も隣に座る
「……あの?ライトさん」
「キスしてもいいかな?式とか敵とかで二人の時間もなかったしさ……その、恵と触れ合いたいよ」
「えっ!あっ!その…はい」
背中に手を回すと目を閉じ顎を上げ両手で俺のシャツを掴む恵。体を引き寄せ唇を合わせた瞬間、握る手が強くなった
「今まで眠ってる間、こんな気持ちにさせてたんだな。すまない」
「そうですよ。もっとお話しとかしたいんですから今後は気をつけて下さい」
「そうだな。さて、そろそろ夕食にするか。腹も減ったろ?」
「はいっ!」
二人で零華達を呼びに外を歩くと空高くから何か近づいてくる。それは反応する間もなく地面に激突し、土煙をあげた
「な、なんですか?」
「ありゃ、その声、恵ちゃんか?起きたんだ?」
鋼介の声がした。土煙の中から緑の光が漏れだし、すぐにおさまると鋼介が姿を現した
「よっご両人。相変わらず仲いいねぇ」
体の埃を払い深呼吸。埃も吸っていないか?肺に悪い気がする
「まあな。今の光、もしかして」
「あ、ダメだ。言うなよ。まだ時間がかかるんだから」
遅れて零華達がやってくる。濡れたり、霜がついてたり、髪の毛がボサボサだったり…どんな特訓をしていたのか
「あれ?三人とも集まってる」
忍が髪を撫で整えてやりながらいった
「夕食にしよう」
廊下を歩く間鋼介は零華から小言を言われ続け、秘密の特訓だと言いかえすが内容の言えない鋼介は言われたい放題だった。やっぱり言い返さない
「まあ、いいじゃないか。鋼介は強いぞ」
「じゃあ、誰が一番強いの?」
シオンの質問で一斉に俺に視線が向いた
「そりゃあ、ライトさんよ。私が50人いても敵わないわ」
瑠衣が言った
「ならせめて30人になるまで鍛えてあげるわ」
「そうそう」
二人はお国柄、風をメインに使うらしい。他の属性も少々だという。先生にはちょうどいい。今の内に鍛えてもらえ
「あの……ライトさん。私が寝てる間に何かありました?」
「な、なんで?」
「勘……なのかな?なんかモヤっとします。なんだろ?」
「き、気のせいじゃないかな?」
「うーん………」
不遇なヒロインに愛の手を。ってなことで次回からはヒロインメインで。新しい力は数話先になります。主人公はメインストーリーで進むはずなのに脱線しまくりで長くなった気が……
閲覧、評価、感想、誤字脱字あればお願いします。




